【 K9キャビア / ホリスティック ケイナイン キャビア 】のご案内こんにちは、ドッグナチュールです。
新しく入荷したドッグフードのご紹介です。
とても長くなりそうな予感が致しますが、どうぞお付き合い下さい♪
まずは、できることならば、せっかくならば、最後の方までお読み頂けますと、とても嬉しいですので、ご興味を頂き読み進めて頂けますように 最初にドーンと
K9キャビア / ホリスティック ケイナイン キャビア の特徴を、お伝えさせて頂きます。
予防医学はご存知でしょうか。
予防医学とは、病気になりにくい心身の健康促進を図るための学問とされ「病気になってから治す」ではなく「病気になりにくい心身を備える」という考えが予防医学にはございます。
現代は医療の発展のにより一昔前では困難であったウイルスや病気を克服できるケースは高まる反面、私たちの生活習慣から引き起こされる病は現代の方が多いとされております。
予防医学は生活習慣から引き起こされる病を未然に防ぐ目的を持ち、心身の健やかな充実、見直しを図ることから始まります。
このような観点からK9キャビアは、ご愛犬の食生活において予防医学を薦め、身体の内側から健やかな基礎を築いてゆこうと、以下の特徴を持っております…
レシピの特徴□ ph7~7.5の弱アルカリ性ドッグフード = 細胞の老化やガン細胞と
闘うイイトコロ□ 低GI処方のレシピ = 臓器の負担を減らし肥満、糖尿病のリスクを軽減する
優しいイイトコロ(アレルギー治療中のご愛犬も、着目下さい)□ 麹(プロバイオテクス)のチカラ = 免疫力を高める、健康的なカラダの基礎をつくる
インナービューティーの強い味方□ シングル・プロテイン、グレインフリー、オーガニックな最新レシピ = 3つが揃わないと始まらない!
食物アレルギーに 真面目に向き合う 三銃士□ フードローテーションに理想的なラインアップ = メインディッシュが変わるだけでは物足りない!オードブル、ポタージュ、ポワソン、ビヤンド、デザート、
栄養バランスが絶妙な 日替わりのフルコースそして、これらの主役が、添加剤ではなく食材を用いていることが、K9キャビアの素敵なトコロなのでございます。
お皿の上にサプリメントがのっているのではなく、沢山の食材がのっていること。
私たち人間では当たり前なのですが、愛犬・愛猫の食事は原材料を見ると お肉・穀物などの次には、ほとんどがサプリメントのような栄養剤が添えてあるイメージだと思います。
それが良くない事かは判断しかねますが、サプリメントはあくまでも食材では満たすことができない必要栄養素を摂る最終的な選択であり、愛犬・愛猫の食卓にも栄養剤よりも食材が多く用いられている方が、より良いのかなと私は思います。
素材・調理のこだわり□ オーガニック食材、ホルモン成長剤不使用のお肉を使用、遺伝子組換の食材不使用 = 家族の健康を願って安心の為に私たちが手に取る食材!
愛犬も愛猫も大切な家族だからこそ必要な配慮□ 82℃で6秒間、瞬間熱加工処理 =
素材を活かすには温度が決め手! □ 100%の原材料表示と詳細成分値の表示 = めちゃくちゃ良いんですよ♪ と言うからには根拠をきちんとお伝えする!
それが当たり前の 「 おもてなし 」と、なります
いかがでしょうか?ほんの少しでも気に留めて頂けましたでしょうか?
私は、
K9キャビアのご案内を通して、ご愛犬の食事には健康面において様々なイイトコロがある。
様々な悪いトコロがあることをお伝えできればと思っております。
まだまだ、私自身不確かなトコロ、不明瞭なトコロがあり、ご指摘頂く部分もあるかも知れませんが、K9キャビアに限らず飼い主様がご愛犬の健康を願い食事をお選びになる際の参考になれば、パッケージ等の文言に惑わされず、ご愛犬に合ったイイナと思える食事に出会えますよう、心込めてお伝えしてゆきたいと思います。
ここから 全てお伝えし終わるまでに更新を重ね何日を費やすかわかりませんが、より真面目に お伝えしてゆきたいと思います。
どうぞ、お付き合い下さい。
K9キャビア / ホリスティック ケイナイン キャビア は
予防医学を取り入れたフードということで、
for ドッグ
□ グレインフリー・パピー・ディナー(チキン)
□ ワイルドオーシャン・グレインフリー・ALS・ディナー(ニシン)
□ オープンスカイ・グレインフリー・ALS・ディナー(鴨肉)
□ ウィルダネス・グレインフリー・ALS・ディナー(鹿肉)
for キャット
□ チキン・ウィズ・サーモン・グレインフリー・キャット・ディナー
□ ニュージーランドベニソン・インドア・グレインフリー・キャット・ディナー
□ ワイルドオーシャン・グレインフリー・キャット・ディナー
上記が、ドライフードとしてラインアップされております。
発売元の情報と共に、当製品ラインアップの特徴をご案内させて頂きます。
ドッグナチュールでは、今年9月より当店の8銘柄目として取扱いを開始致しました。
K9キャビアの取扱いは5月の末頃、製品パンフレットを手にした事から始まりました。
本来、愛玩犬の食事と健康を考えるならば、私は新鮮で豊富な栄養素を安心して摂る事のできる手作り食が理想的であろうと考えておりますが、手作り食を日常的にしてゆくには十分な知識を必要とし、例えば体内で合成できず食事から摂取する必要のある必須アミノ酸は・・・
人間の場合=8種類(成人)
犬の場合=10種類 (+アルギニン、ヒスチジン)
猫の場合=11種類 (+アルギニン、ヒスチジン、タウリン)
とされ、その他にも様々な仕組みを理解し適切な栄養バランスを日々満たす必要があり日々相応の時間と費用が必要となり、容易でないことから保存食であるドッグフードでも、より健康に結びつく様な安心で個々にバランスのよい選択をすることで理想的な食生活に少しでも近づけたらと考えております。
当店は7社のドッグフード銘柄を揃え
■ オーガニック・ドライフード
■ オーブンベイクド製法のドライフード (低温加工)
■ 低アレルギーとされるドライフード (主に肉類、穀類の品目を独自の視点で厳選しております)
■ 原材料表示に曖昧な点が多い銘柄を除外(絶対条件)
上記のいずれかの特徴を持つフードである事を前提として飼い主様やご愛犬の目的別に異なる価格帯、コンセプト、成分特徴を明確にし、重なる特徴を持つ異なる銘柄のラインアップを控えた構成で、出来る限り飼い主様が目的を持ってご愛犬の食生活をお選び頂けますようご提案をさせて頂いております。
そんな中、手にしたK9キャビアの製品パンフレットを見てみると、いくつかの特徴が当店のラインアップでは応えることのできなかったお悩みへの改善に期待が持て現ラインアップでは実現できなかった合理性を見出せるのではないかと、ワクワクしながらパンフレットをくまなく読み、難しい用語が意味するところに疑問を残さず理解を深め、レシピにその裏付けを探し、文言とレシピの繋がりを見出して参りました。
そのような経緯のもと、先月より取扱いを開始した当店8銘柄目のドッグフードが
K9キャビア / ホリスティック ケイナイン キャビア となります。
この銘柄に、ご興味を頂く飼い主様が目的を持ってお買い求め頂けますよう発売元の情報から当店の理解をもとに、詳しくご案内してまいります。
レシピの特徴□ ph7~7.5の弱アルカリ性ドッグフード
活性酸素、フリーラジカル、ガン細胞などの活動を抑制しダメージから愛犬を守る。
□ 低GI処方のレシピ
血糖値の上昇率が低い食材を用い、臓器負担や肥満、糖尿病などのリスク軽減。
(アレルギー治療中のご愛犬も、着目下さい)
□ 免疫力を高める、健康的なカラダの基礎をつくるレシピ
プロバイオテクス(善玉菌)を腸に届け、有効成分の吸収を高めカラダの基礎づくり 愛犬が本来必要とする自己免疫を構築し、カラダの様々なトラブルを予防。
□ 低アレルギーなど、お肌のトラブルに対するレシピ
食物アレルギーや栄養バランス、食材に含まれる不純物、添加物による機能障害に対し多角的に非を取り除く目的として シングル・プロテイン、グレインフリー、オーガニックなど食材を厳選し、皮膚トラブルの原因へ高い配慮。
□ フードローテーションに理想的なラインアップ
豊富な栄養源を摂り入れる目的、アレルギー予防の目的として他社も提唱するローテーションにおいて生じる矛盾を解消し、上記4つの特徴を損なう事のない合理的なラインアップ別食材セレクトでローテーション本来の目的を高めます。
素材・調理のこだわり□ オーガニック食材、ホルモン成長剤不使用のお肉を使用、遺伝子組換の食材不使用
用いる食材の安心・安全性を高め、食材源に含まれる残留物などに起因される様々な障害へのリスクを排除する目的があります。
□ 瞬間熱加工処理
多くのドッグフードは115℃~135℃で加熱処理を行っておりますがアメリカの法律で定められた最低温度加工、82℃で6秒間の処理を行い栄養素の有効性を高めます。
□ 100%の原材料表示と詳細成分値の表示
日本では原材料表示が含有量の多い順に80%までで良しとする事(ペットフード公正取引協議会 定め)が曖昧で透明さに欠けるとして問題となっており、K9キャビアでは原材料表示100%とし詳細成分値もホームページ上で、どなたでも見る事ができ安心を最優先しております。
ここからは文献を参考にしながら、K9キャビアの特徴・こだわり をより詳しくお伝えしてまいります。
□ ph7~7.5の弱アルカリ性ドッグフードK9キャビアはアルカリ性へと体質をシフトしてゆく事をフードの特徴としております。
主な目的は2つございます。
目的をお伝えする前に ph と食事の関係についてをおまとめ致します。
phとは水素イオンの濃度指数のことで、濃度はph1~ph14の値で示されております。
ph1=酸性 ph7=中性 ph14=アルカリ性
ph7を中性として上下により性質が別れることになります。
そして、栄養学においては日頃摂取する食品のph値によって様々な結果が示されております。
血液のph値の平均(人=7.35±0.05、犬=7.0~7.5、猫=6.1~6.4)は、疾患を持つ場合や不十分な食事摂取において食事の種類や構成により酸性に傾く事があるとされるが、人間と犬は一定して弱アルカリ性を保っている結果となり、アルカリ性質が良いとするならば一見すると現状でも問題ないのでは?という思いになります。
ここに少し誤解しやすい表現、仕組みがあるようです。
食事内容が酸性過多になると様々な生活習慣病における悪影響を及ぼす他に、血液は弱アルカリ性を保つため酸を中和する働きが生じます。
弱アルカリ性を保つために、血液から酸を中和(排除)しようと尿から酸を排出します、その結果尿は酸性に傾きます。
そして、この中和の働きには骨が作用しているとされ、WHOの2002年の報告書「カルシウム・パラドックス」、ハーバード大学栄養学教授の報告ではタンパク質(酸性質)を摂取しすぎると酸を中和する為に骨が弱くなる可能性 (いわゆる骨粗鬆症です) があるとして注意を促しており、野菜や果物、海藻類(アルカリ性質)の摂取が多い程、骨密度が高いとの結果が老若男女それぞれにあるとされております。
このような事から、血液のphは一見アルカリ性域にあっても、酸性過多の食事により様々な問題を引き起こしていると考えられ、中和によるアルカリ性のミネラル欠乏を防ぐためにもアルカリ性質の食事は健康的な身体を維持する為に必要とすることが考えられます。
酸性の食品は主に
肉類、魚類、穀類、(一部アルカリ性質もある)、油脂・オイル、とされ、
これらは必須アミノ酸、必須脂肪酸を摂取するのに不可欠な栄養素を含むメリットがあり必ずしも悪影響ではないので、アルカリ性食品をバランス良く摂る事により酸性食品のデメリットな部分を解消してゆくという考えが好ましいのかと思います。
アルカリ性の主な食品
野菜、果物、海藻類、油脂・オイル 等
※ミネラル類、ビタミン類には欠乏症と過剰症がありますので、あくまでも適正量の摂取を考える必要があります。※phは液中の水素イオン濃度の逆数の常用対数で表され数値の差が2であれば10の2乗=100の差を意味しております。
前置きが長くなりましたが、以上を踏まえK9キャビアがどのような目的、期待を持ちアルカリ性のレシピを推奨し、原材料との繋がりがあるかをお伝えして参ります。
1つ目
老化 (細胞の破壊・酸化)、動脈硬化、ガンの促進などの原因とされる、活性酸素、フリーラジカルによるダメージを抑制する目的。
活性酸素
呼吸により取り込んだ酸素の約2%は活性酸素になるとされ、その他、食品添加物、無酸素運動時、ストレス、肥満、喫煙、ウイルス感染、生活環境により増加傾向にあり、メリットとしてウイルスの侵入を防衛する働きがあるようですが、一定量を超えると免疫機能を攻撃したり酸化による細胞破壊などカラダにダメージを与え、老化、動脈硬化、ガン細胞の活性化など様々な悪影響を及ぼすとされ、原子と電子の適切なバランスを欠いた不安定な原子 = フリーラジカル が有害な化合物へと変化する代表的な物質とされております。
人や動物の体内では、抗酸化物質やDNA修復酵素が、活性酸素によるダメージ(酸化)を防いでいると考えられています。
アルカリ性食品には
このような酸性過多の体質で陥りやすいデメリットを解消する抗酸化作用や中和する働きがあります。
2つ目
ガン細胞の活動を抑制
犬の場合、ph平均値が7.0~7.5とされ、ph7.4を上回るphではガン細胞は休止状態になり、ph8.5(数値が可能かは当店として未確認)では健康な細胞は死ぬ事なく、ガン細胞が死ぬ・・・
とされています。
オットー・ワールブルグ博士/腫瘍の代謝(カイザー・ヴェルヘルム生物学研究所/現マックス・プランク生物学研究所)
※「アルカリ性 ガン細胞」と検索すると色々と参考となる記述があります。
酸性過多の食事では、DNAやRNAの細胞分裂調整能力が失われガン細胞が活発に働くとされ、アルカリ性の環境で休止するなど・・・。
食習慣によって様々なトラブルに対し「引き起こす」「抑止する」作用が見受けられ、健康なご愛犬でも、アルカリ性質の食事の摂取は心掛けてゆくことは好ましく思われ、K9キャビアが提唱するアルカリ性のドッグフードの必要性は、そのような観点からは有用な存在であると思われます。
K9キャビアのレシピに含まれるアルカリ性食品は
エンドウ豆
ヒヨコマメ
ボラージオイル
天日干しアルファルファ
天日干しケルプ
パセリ
ペパーミント
ガーリック
パパイア
(当店の調べ)
等があり
一般的にドッグフードの原材料を含有量順に見てみると
例1 肉類(酸性)、穀類(酸性質の)、穀類(酸性質の)・・・
例2 穀類(酸性質の)、肉類(酸性)、穀類(酸性質の)・・・
※穀類(酸性)・・・ポテト、タピオカ、米、小麦(粉)、トウモロコシ、オートミール 等
となることが多く、必然的に酸性過多のバランスと思われ、
K9キャビアでは ワイルドオーシャン・グレインフリー・ALS・ディナー の原材料を例に
ニシン(酸性)、乾燥エンドウ(アルカリ性)、ボラージオイル(アルカリ性)、ニシンオイル(おそらく酸性)、天日干しアルファルファ(アルカリ性)、黒麹発酵培地(?)、米麹発酵培地(?)、 ラクドバチルス・アシドフィルス発酵培地(?)、天日干しケルプ(アルカリ性)・・・
となりK9キャビアの原材料表示では上位にある含有量の多い食材にアルカリ性食品が多く用いられていることが見受けられます。
※(おそらく酸性)(?)...現在、当店でph値を知る事ができませんでした。性質が判明次第、改訂させて頂きます。
K9キャビアは弱アルカリ性ドッグフードとして、ph調整剤の添加に頼るのではなくアルカリ性食材を供給源としていることが最大のポイントと思います。
項目のまとめ
アルカリ性食品を採り入れるメリットは、活性酸素、フリーラジカル、ガン細胞、など生活習慣病が引き起こすトラブルに対し有効性があり、酸性過多の食事により血液が一定のphを保とうと酸を排除する働きの代償としてミネラルが欠乏し骨粗鬆症など、骨の発育・維持に及ぼす影響に対して効果があるとされており、一般的なドッグフードの傾向として酸性質に多く傾きがあることから、食生活や年齢が増すごとに大きくなるリスクに対して、このような観点から日々の食事にアルカリ性食品を採り入れることは好ましいと思われます。
ガン発症率の高い犬種
ゴールデン・レトリバー 15.4%
パグ 11.8%
ラブラドール・レトリバー 11.6%
ミニチュア・シュナウザー 9.1%
ウェルッシュ・コーギー・ヘンブローク 8.3%
フレンチ・ブルドッグ 7.9%
シーズー 7.8%
ミニチュア・ダックスフンド 5.8%
マルチーズ 5.5%
ヨークシャー・テリア 5.4%
トイプードル 5.3%
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル 5.2%
アニコム損保保険株式会社 2008年度統計より
□ 低GI処方のレシピ血糖値の上昇率が低い食材を用い、臓器負担や肥満、糖尿病などのリスク軽減。
(アレルギー治療中のご愛犬も、着目下さい)低GIとは
血液中の糖度の値=血糖値 の上昇速度指数を Glyisemic Index グリセミック・インデックス と呼び、低GI は血糖値の上昇が遅いことを指します。
同じカロリーでもGI値がより低い食品ほど肥満になりにくいと言われ、低GIのメリットとして血糖値の上昇が緩やかなことで血糖値の上昇に伴い血中の糖度を抑制するインスリンの分泌量を抑え、インスリンの働きに関連する膵臓に対する負担を和らげ、肥満や糖尿病のリスクを軽減することがあげられます。
血糖値の上昇率が高いとなぜよくないのか?
まずは、血糖値の仕組みからお伝えしてゆきます。
血糖値とは血液中に含まれる「グルコース/ブドウ糖」という糖分の濃度であり、血糖は私たちが生命を維持する為に最も必要なエネルギー源です。
私たちは常に体内でエネルギーを利用して生命を維持しております。
エネルギーは「三大栄養素」といわれる炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質から得ており、脂肪をエネルギーとして用いる状況は主に他のエネルギーが不足した時で、蓄えた脂肪を燃焼してエネルギーとしています。
食事から摂取した糖分はエネルギー源として血中から全身へ供給する事になります。
このエネルギーが不足(血糖値が下がる)すると、脳はエネルギーを補うための信号を送り私たちは空腹を感じることになります。
一度の食事で糖分や糖質の多い炭水化物を多く摂り込むと、血中の糖度も高くなります。
血糖値が上昇すると身体は血糖値を平常化するため膵臓からインスリンと呼ばれる物質を血中に放出します。
インスリンはこの時、血中の糖分を中性脂肪に変え内蔵脂肪組織、脂肪組織に送り込む為、インスリン分泌が過剰であるほど肥満や内蔵脂肪の蓄積を招きます。
血糖値の上昇が急激な食事方法はインスリンの過剰分泌を招き膵臓の負担も増します。
そしてインスリンが過剰に分泌されると血糖値が急激にさがり、身体はまたエネルギーを求め空腹感が起こります。
GI値が低い食品は、糖分が血中に送り込まれるスピードが緩やかな為、満腹感が持続すると考えられております。
日常で血糖値の急上昇が頻発するとインスリンを放出する膵臓が疲弊し機能が低下し、やがてインスリン分泌機能が正常に働かず糖尿病へと悪化してゆきます。
また食後の高血糖が続くと血中脂肪が多くなり、やがて動脈硬化を引き起こす原因となります。
犬は私たちと比べ、一度の食事時間が短い傾向にあり、特に食欲旺盛で食事を用意したら急いで食べるというご愛犬や、一日分の食事を1回で食べるご愛犬などは上記の様な負担が日常的にかかると考えられます。
私たちのダイエットの分野においても、1回の量を少なくし1日の食事回数を増やし、ゆっくり食事を行うといった方法は低GI食品を摂取する目的と同じように、血糖値を急激にあげず満腹感を得る事を目的にしております。
(糖尿病の豆知識)
インスリン分泌機能の低下では、Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)とⅡ型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)いずれかを発症し、
犬の糖尿病の場合、多くは Ⅰ型糖尿病 となるそうです。
Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)※明確な原因・メカニズムはわかっていないそうです。
インスリンが分泌されない事により、1日1回または2回のインスリン注射を打ち続けることになります。
プードル、ダックスフンド、ビーグル、ミニチュア・シュナウザー、テリアなどの犬種で、比較的8歳以上、糖尿病にかかりやすい体質をもっていると考えられ、メスはオスの2倍の発症率という統計があります。
K9キャビアは、穀物不使用のグレインフリー
※詳しいご説明は□低アレルギー...でご説明します。とし低GIを前提にエンドウ豆、ヒヨコマメを使用しGI値の高い穀物や野菜、果物を主原料として使用をしておりません。
K9キャビアは、消化吸収率が91~93%と非常に効率よく栄養を吸収します。
高い吸収率は、不必要な成分が少ないことを意味し他のフードに比べ便の量も少なくなる傾向があり、摂取カロリーは低くないドッグフードですが、この低GIを実現することで糖質が脂肪に変わりにくく、高カロリー=太る とのイメージと異なるプロセス、ロジックがございます。
結果としてインスリンを分泌する膵臓や消化に関わる臓器などの負担を和らげる目的にもなります。
アレルギー治療中のご愛犬と低GIについて
食物アレルギーなど、アレルギーと診断されたご愛犬の症状緩和の処置としてステロイド投薬をされている方は、当店でもよくお伺います。
しかし、ステロイド投薬・外用薬の副作用をご存知の方は極わずかです…
(食物アレルギー・皮膚炎に関して詳しくは □ 低アレルギーなど、お肌のトラブルに対するレシピ にて)アレルギー症状に対するステロイド投薬の選択が正しいか否かは私が判断する事でもございませんが、おそらくは、症状、ご愛犬の状態、副作用のリスクがどれほどか、又そのリスクよりも投薬するメリットの方が大きいとの判断のもとの処置だと思われます。
飼い主様も、きっと とても痒がっている愛犬を前に投薬という手立てを選ばざるを得ない現状と向き合っているのだとご察し致します。
しかし、アレルギーはステロイド投薬では治りません。
正式名称、副腎皮質ステロイドは 対症療法 でありアレルギーの病源を治す原因療法としての目的ではなく抗炎症薬としてカユミ等を抑えることが目的であります。
ステロイド投薬を続けて用いると、例えば食事療法により食物アレルギーが改善されたとしても、改善に気付かない事が多く、急にステロイドを断つ事もできなくなります。なぜなら、ステロイド依存症など、急に断つデメリットが大きいからです。
アレルギーのカユミを抑える対症療法としてステロイド投薬・外用薬を続けてゆくと、どのようなことになるか?
ステロイド酸化物質は組織を交感神経緊張状態にしアレルギーによる皮膚炎から、ステロイドによる 酸化コレステロール皮膚炎 へと移り身体がステロイドに慣れてくる頃には、よりステロイドの効力を求め量を増すことになります。
その後、必ず待っているのがステロイド依存症です。
例えば
脱毛している部分に外用薬を塗り続けると、薬を塗る部位の皮膚が薄く血管が浮き出て見える…
このような症状があると、これはアレルギー症状ではなくステロイド外用薬による副作用です。
このような状況ではステロイドを急に断つ事が困難でステロイドを用いなければ余計に炎症が悪化、拡大する…
そしてまたステロイドにより皮膚の状態が悪化する悪循環が生じます。
このステロイド依存症を断つには投薬量を緩めながら、ステロイドを求める身体の要求(激しいかゆみや痛み)と闘いながら依存症を克服することになり容易ではないのです。
このように原因療法が本来必要であるのに、いつしか対症療法の負のスパイラルに知らず知らずご愛犬が置かされている現状も多くあります。
例にあげたようなステロイド投薬・外用薬による副作用により、皮膚炎の拡大など悪循環に陥る前に、食物アレルギーとの診断では、その原因を断つことが何よりも第一に必要な取り組みで、ステロイドなどの対症療法は最低限として、原因療法に重きを置き症状を見極めてゆくことが望ましいのではと思います。
ステロイド投薬の副作用と低GIについて
本題に戻ります。
ステロイド投薬の副作用には糖尿病がございます。
その他には、感染症、クッシング症候群、血圧上昇、副腎皮質機能不全、皮膚炎の悪化、肝障害、腎障害、白内障、網膜剥離、骨粗鬆症…
ステロイド投薬による糖尿病は投薬中の一時的とされる事があるようですが、投薬が長期となれば関連する臓器の疲弊によって I型糖尿病 になることもあります。
アレルギー用の処方食として薦められるドッグフードにおいても 例えば
原材料 ポテト、加水分解チキン、ポテトスターチ…
など、高血糖を及ぼしかねない食材が主原料(炭水化物)とされるフードは
ステロイド投薬における副作用や糖尿病を考えると控える方が好ましく思います。
(ポテトのGI値は下記に記載)
これはアレルギー用の療法食等に問題があるのではなく、ステロイドを継続し用いる状況で、このような糖度が高くGI値の高い食材を主原料とする食事では糖尿病という副作用に対する危機管理は不十分に感じ、ステロイド投薬のデメリット(糖尿病)を考える限り、併用するドッグフードは食物アレルギーと共に、高血糖になりにくい食事の選択が好ましいのではと考えます。
投薬が長期になるほど、ご愛犬へ様々な負荷がかかっており、アレルギーの原因がいち早くみつかり改善されることを望みますが、このような状況では血糖値の上昇や、それによる臓器の疲弊は投薬により日常的に起こりうるとして、K9キャビアなど 低GI を意識する食事方法は、それらのリスクを軽減する為の配慮として適していると考えます。
項目のまとめ
低GI処方によるメリットは肥満や糖尿病のリスクを軽減する他、それらに関わる臓器の負担を和らげることを目的とし、ドッグフードは毎日食べる主食であるからこそ、このような観点からの食事は好ましく、肥満や糖尿病のリスク、ご愛犬の楽しみであり私たちと愛犬のコミュニケーションの一つとして日頃、穀類・芋類などを含むオヤツや糖度の高い野菜・果物などを与えている環境、ステロイドなど血糖値の上昇が認められ副作用として指摘される投薬を現在つづけているご愛犬の環境では特に意識したいデイリーケアではないかと思います。
同じ距離を進む時、急勾配や全速力で走る状態と、平坦な道を緩やかなペースで進んだ時の負担…
車で同じ距離を進む時、操縦方法によって燃費やタイヤなどの摩耗、ボディーの負担に違いがでるのと同じように、健康を考える上で日頃の食事の内容がもたらす影響は大いにあります。
車など機械的な物には部品を新調するなど替えが効いても、愛犬や私たちの身体はそうはいきません。
事後対応にはせず、今が未来を築いているという意識がとても重要なことと私は考えます。
K9キャビアの予防医学、低GIの薦めは私たちが日常的にご愛犬の健やかな将来を築いていく上で重要なデイリーケアの一環であると思います。
GI値の高い食品(GI値60以上)
ジャガイモ90、精白米84、小麦粉60、トウモロコシ70、
低GI食品 (GI値40以下)
エンドウ豆/38、チーズ/35、ブルーベリー/34、そら豆/30、パパイヤ/30、アルファルファ/22
※主にドッグフードに含まれる食品を抽出。GI値はブドウ糖を100として表されております。
□ 免疫力を高める、健康的なカラダの基礎をつくるレシピ編集中・・・
アレルギー対策・主要タンパク源一覧表
商品案内
DOG NATURE ドッグナチュール
T E L 072-860-7559
Twitter
リアルタイムグルーミング大阪府枚方市船橋本町 2-9-2 ペブルコート 101
営業・予約受付時間 10:00 - 19:00 不定休