我が家のボケ爺さんは昔から車が好きだった。


特にスポーツカーが好きで、車庫に大事に大事に残していた。そんな車も、もう乗れなくなってきたと感じたのか、数年前に手放した。



そんなボケ爺さんが、いまだに処分してくれない車がある。ちなみに全く乗っていない。たまーにエンジンをかけたりしてるみたいだが、乗ることもなく、道を走ることももちろんない。



その車が今月車検だった。

乗ってないのに、車検通して税金払って、保険代も払って、維持費もかかり無駄だと思うのだが。持ってることがステータスと思ってるのか(自慢できるような車ではないごく普通の乗用車)、意地なのか。



そんなボケ爺さん。

車検のときは相変わらずのボケぶりを発揮してくれる。


昔からお世話になってる車屋さんが対応してくれるのだが、今回はボケ爺さんを通すと面倒なので、母が連絡を取り進めていた。


車をとりに来てくれ、車検が終わればもってきてくれる。車を持っていくとき、ボケ爺さんも一緒にいた。車検も覚えていた。



夕方、母へ

車がないんだわ!なくなった!



おいおい、車検よ、いましがた自分も立ち会っただろうよ、爺さんよ…。