僕がトレーナーとしてのキャリアをスタートさせた頃は、まだそうでもなかったように思うんですが、ここ数年は「褒めるしつけ」というものが、随分と当たり前のようになってきましたですね。
色々なトレーナーさんのサイトや、しつけの本、ネットの掲示板などを見ましても、一言目か二言目には「褒める」という言葉が出てきます。
しかし、一方で「褒めるのって難しい」という声があったりもします。
「きちんと褒めるって、どういうこと?」みたいな。

そう、この「きちんと褒める」というのが、いまいちよくわからないという方が結構いらっしゃるような感じがします。

確かに「きちんと」って、何がどう「きちんと」なのか、考えてみるとわかりにくかったりしますよね。
この場合の「きちんと」って、どういうことなんでしょう?
あなたにとっての「きちんと褒める」って、どういうことでしょうか?

たとえば、以下のような「きちんと」があるような気がします。


 「高い声で褒める」
 「体をしっかり撫でる」
 「撫でるというより、軽くパンパンと叩いてあげる」
 「胸のあたりを強めに撫でる」
 「食べ物を使う」
 「クリッカーを使う」
 「オモチャで遊ぶ」
 「タイミングの問題」
 「笑顔が大切」
 「普段のスキンシップのなんやかんや」


きちんと」の基準は、挙げればいくらでも出てきそうですね。
人によっても違いそうです。

では、どうやって「きちんと褒めたかどうか」を確認すればいいんでしょう
どうなったら、「きちんと褒めたこと」になるんでしょう?

簡単に「きちんと」と言うけれど、それってつまりどういうことなんでしょうかね。
一度、考えてみてください。


そんなわけで続きますー。