季節外れの桜が咲きましたTaKaYaMaですこんにちは。
一部の方はご存知だと思いますが、私、去る10月26日に「立命館大学 社会人自己推薦特別選抜入学試験(長っ)」にて、「立命館大学 文学部 人文学科 心理学専攻(長っ)」を受験しました。
そして今日。
立命館大学より、合格通知が届きました!イエー!!
「犬のトレーナーさんが、何故にわざわざ大学に?」と、思われるかもしれません。
この疑問にお答えするには、少々長い昔話を聞いて頂く必要があります。
何故僕は、大学に行こうと思ったのか?
以下、とっても長いのですが、出来れば読んで頂けると幸いです。
仕事をしていくにあたって、僕の考え方の基となっているのは、ホームページやこのブログでも散々書いています「行動分析学」というものになります。
「犬のトレーニングの勉強を教えている大学」というのは、僕の知る限りでは関東に2つ(1つだったかもしれない)あるだけなんですが(もうちょっとあったかもしれない)、この「行動分析学を教えている大学」は、全国各地にあります。
「動物の行動の原理」というものは、人間だろうが犬だろうがハトだろうが果ては金魚まで、全く同じなんです(全く同じと言うと、ちょっと語弊ありますけど)。
その「行動の原理」を様々な実験を通して明らかにし、明らかになった原理を社会に応用しているのが「行動分析学」なんですね。
特に、「行動的な問題を改善する」ということにかけては、おそらく行動分析の右に出る学問は無いと思います(多分、きっと)。
思い起こせば、今から7年前(8年前だったかもしれない)。
いわゆる「リーダー論」に疑問を持ち、それに変わる何かを探していた当時の僕が、とある海外の有名なトレーナーさんのセミナーに行ったのが、そもそものきっかけでした。
ステージの上から、僕が聞いたこともないような話、方法、考え方を次々と喋るトレーナー。
もう、目からウロコの連続でした。
でも、その時思ったんです。
「何故、あのトレーナーさんは、こんなにもたくさんの素晴らしい方法が思いつけて、自分には思いつけないのか?」と。
そして、こうも思いました。
「あのトレーナーさんの方法を、僕がそのまま飼い主さんに喋るだけでいいのだろうか?」
「わざわざ僕を選んで下さった飼い主さんに対して、それはあまりにも不誠実ではないのか?」
「そのままコピーして喋るだけなら、飼い主さんがこのセミナーに参加すればいいのではないのか?」
「自分で思いつき、自分の言葉で喋って初めて、飼い主さんの期待に応えたことになるのではないのか?」
「もっと、勉強しないと」
トレーナーさんの経歴を見ると、「行動学」という言葉が、目に飛び込んできました。
当時の僕にはなくて、ステージの上のトレーナーさんにあったもの、それがこの「行動学」でした。
その後、「行動学をもとにしたしつけ」というものを謳っているサイトの管理人さんに、「行動学は、どうすれば学べますか?」と、片っ端からメールを送りました。
そして、届いた1通のメールに「行動分析学」というものがありました。
そこからは、「行動分析学」に関する書籍を、片っ端から読む作業が始まりました。
多分、世間に流通している本で読んでない本は、殆ど無いと思います。
それぐらい読みました。
でも、足りなかったんですよ。何となく。
僕の中に「わざわざ大学で教えているものを、本を読むだけで全て理解出来るはずがない」という思いが、むくむくと起き上がってきたんですね。
そこで僕は、「まずは講義を受けよう」ということで、聴講制度を利用して、関西学院大学に行きました。
そしてその翌年、つまり去年。
立命館大学でも行動分析の講義があることを知り、これまた聴講生として受講しました。
この時に出会った考えが「行動の責任を、その個人に求めない」というものです。
これは、行動分析の哲学でもあり、僕も本を読んで「知っている」つもりではあったんですが、体の芯の部分で「理解している」わけではなかったということに気付かされました。
この考えは、今の僕の中で大きな柱になっています。
そして、思ったわけです。
「もしも、この大学に4年間通ったら、一体どれほど僕は成長出来るんだろう?」
これが、受験のきっかけです。
そして願書を提出し、試験を受け、今日合格通知が届き、現在に至ると。
「行動の責任を、その個人に求めない」
これはつまり、「犬の問題行動の原因は、犬には無い」ということになります。
ダックスだから吠えるとか、テリアだから落ち着きが無いとか、そういうことじゃないんだよと、行動分析は言ってるわけです。
また、ここ数年「犬の問題行動の原因は、飼い主にある」という考え方が、少しずつ広まってきています。
これはこれで、一定には正しいと思います。
飼い主さんの対応一つで、犬の行動が変わるわけですから。
でも、その飼い主さんの対応、すなわち行動の責任もまた、飼い主さん個人には無いと、行動分析は言ってるわけなんです。
あなたの犬が吠えたり、噛んだり、暴れたりするのは、あなたの犬のせいではないし、飼い主であるあなたのせいでもありません。
このことを僕は、もっともっとたくさんの人にお伝えしていきたいんですね。
そうすることで、多くの飼い主さんの気持ちが楽になって、楽しい毎日を送ってもらえるんじゃないか?と。
うちのコンセプトである「わんこも、そして飼い主さんも」。
これは、「わんこと、飼い主さんの環境を、もっと楽しく暮らせるように変えていく」という意味も込められています。
つまり、「わんこと、飼い主さんの社会を、変えていこう」と。
わんこを変えるわけでもなければ、飼い主さんを変えるわけでもない。
今までより、もう一段高い目標を達成する為に、大学でみっちり勉強します。
TaKaYaMa、頑張りますよ。
あなたの役に立つ為に、もっともっと頑張ります。
あ、別に仕事を辞めるわけじゃないですからね。
仕事しつつ、大学にも行きつつです。
今、水面下で色々と動き出しています。
明日もそれに関する打ち合わせがあったりします。
まだちょっとはっきりしたことは言えないのですが、年が明ける頃にはお知らせ出来るかな?と思います。
頑張ります。
まじで頑張ります。
これからも、どうかよろしくお願いします。
とまあ、どえらく暑苦しく語ってまいりましたが、要は「おれ超頑張りまウィッシュ!」ということでございます。
うん、一度使ってみたかったのDAIGOネタ。
しかし、私学ってなぁ、先立つものが結構要りますねぇ。
とりあえずまずは、頑張って働こうと思います!
←クリックよろしくお願いします
一部の方はご存知だと思いますが、私、去る10月26日に「立命館大学 社会人自己推薦特別選抜入学試験(長っ)」にて、「立命館大学 文学部 人文学科 心理学専攻(長っ)」を受験しました。
そして今日。
立命館大学より、合格通知が届きました!イエー!!
「犬のトレーナーさんが、何故にわざわざ大学に?」と、思われるかもしれません。
この疑問にお答えするには、少々長い昔話を聞いて頂く必要があります。
何故僕は、大学に行こうと思ったのか?
以下、とっても長いのですが、出来れば読んで頂けると幸いです。
仕事をしていくにあたって、僕の考え方の基となっているのは、ホームページやこのブログでも散々書いています「行動分析学」というものになります。
「犬のトレーニングの勉強を教えている大学」というのは、僕の知る限りでは関東に2つ(1つだったかもしれない)あるだけなんですが(もうちょっとあったかもしれない)、この「行動分析学を教えている大学」は、全国各地にあります。
「動物の行動の原理」というものは、人間だろうが犬だろうがハトだろうが果ては金魚まで、全く同じなんです(全く同じと言うと、ちょっと語弊ありますけど)。
その「行動の原理」を様々な実験を通して明らかにし、明らかになった原理を社会に応用しているのが「行動分析学」なんですね。
特に、「行動的な問題を改善する」ということにかけては、おそらく行動分析の右に出る学問は無いと思います(多分、きっと)。
思い起こせば、今から7年前(8年前だったかもしれない)。
いわゆる「リーダー論」に疑問を持ち、それに変わる何かを探していた当時の僕が、とある海外の有名なトレーナーさんのセミナーに行ったのが、そもそものきっかけでした。
ステージの上から、僕が聞いたこともないような話、方法、考え方を次々と喋るトレーナー。
もう、目からウロコの連続でした。
でも、その時思ったんです。
「何故、あのトレーナーさんは、こんなにもたくさんの素晴らしい方法が思いつけて、自分には思いつけないのか?」と。
そして、こうも思いました。
「あのトレーナーさんの方法を、僕がそのまま飼い主さんに喋るだけでいいのだろうか?」
「わざわざ僕を選んで下さった飼い主さんに対して、それはあまりにも不誠実ではないのか?」
「そのままコピーして喋るだけなら、飼い主さんがこのセミナーに参加すればいいのではないのか?」
「自分で思いつき、自分の言葉で喋って初めて、飼い主さんの期待に応えたことになるのではないのか?」
「もっと、勉強しないと」
トレーナーさんの経歴を見ると、「行動学」という言葉が、目に飛び込んできました。
当時の僕にはなくて、ステージの上のトレーナーさんにあったもの、それがこの「行動学」でした。
その後、「行動学をもとにしたしつけ」というものを謳っているサイトの管理人さんに、「行動学は、どうすれば学べますか?」と、片っ端からメールを送りました。
そして、届いた1通のメールに「行動分析学」というものがありました。
そこからは、「行動分析学」に関する書籍を、片っ端から読む作業が始まりました。
多分、世間に流通している本で読んでない本は、殆ど無いと思います。
それぐらい読みました。
でも、足りなかったんですよ。何となく。
僕の中に「わざわざ大学で教えているものを、本を読むだけで全て理解出来るはずがない」という思いが、むくむくと起き上がってきたんですね。
そこで僕は、「まずは講義を受けよう」ということで、聴講制度を利用して、関西学院大学に行きました。
そしてその翌年、つまり去年。
立命館大学でも行動分析の講義があることを知り、これまた聴講生として受講しました。
この時に出会った考えが「行動の責任を、その個人に求めない」というものです。
これは、行動分析の哲学でもあり、僕も本を読んで「知っている」つもりではあったんですが、体の芯の部分で「理解している」わけではなかったということに気付かされました。
この考えは、今の僕の中で大きな柱になっています。
そして、思ったわけです。
「もしも、この大学に4年間通ったら、一体どれほど僕は成長出来るんだろう?」
これが、受験のきっかけです。
そして願書を提出し、試験を受け、今日合格通知が届き、現在に至ると。
「行動の責任を、その個人に求めない」
これはつまり、「犬の問題行動の原因は、犬には無い」ということになります。
ダックスだから吠えるとか、テリアだから落ち着きが無いとか、そういうことじゃないんだよと、行動分析は言ってるわけです。
また、ここ数年「犬の問題行動の原因は、飼い主にある」という考え方が、少しずつ広まってきています。
これはこれで、一定には正しいと思います。
飼い主さんの対応一つで、犬の行動が変わるわけですから。
でも、その飼い主さんの対応、すなわち行動の責任もまた、飼い主さん個人には無いと、行動分析は言ってるわけなんです。
あなたの犬が吠えたり、噛んだり、暴れたりするのは、あなたの犬のせいではないし、飼い主であるあなたのせいでもありません。
このことを僕は、もっともっとたくさんの人にお伝えしていきたいんですね。
そうすることで、多くの飼い主さんの気持ちが楽になって、楽しい毎日を送ってもらえるんじゃないか?と。
うちのコンセプトである「わんこも、そして飼い主さんも」。
これは、「わんこと、飼い主さんの環境を、もっと楽しく暮らせるように変えていく」という意味も込められています。
つまり、「わんこと、飼い主さんの社会を、変えていこう」と。
わんこを変えるわけでもなければ、飼い主さんを変えるわけでもない。
今までより、もう一段高い目標を達成する為に、大学でみっちり勉強します。
TaKaYaMa、頑張りますよ。
あなたの役に立つ為に、もっともっと頑張ります。
あ、別に仕事を辞めるわけじゃないですからね。
仕事しつつ、大学にも行きつつです。
今、水面下で色々と動き出しています。
明日もそれに関する打ち合わせがあったりします。
まだちょっとはっきりしたことは言えないのですが、年が明ける頃にはお知らせ出来るかな?と思います。
頑張ります。
まじで頑張ります。
これからも、どうかよろしくお願いします。
とまあ、どえらく暑苦しく語ってまいりましたが、要は「おれ超頑張りまウィッシュ!」ということでございます。
うん、一度使ってみたかったのDAIGOネタ。
しかし、私学ってなぁ、先立つものが結構要りますねぇ。
とりあえずまずは、頑張って働こうと思います!
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