昔、手作りで栄養の偏った餌よりも店で買う餌の方が良いと言うのを見てずっとドッグフードを与えていました。

一応、すべてナチュラル、そしてオーガニックというものでした。

愛犬を亡くした今、毎日毎日ドライドッグフードでどれだけ我慢して食べていたのだろうと考えると泣けてきます。

人間だって、毎日3色シリアルだったらと考えたらぞっとします。


結局は健康を害し、症状が悪化して気付いた時には手遅れでした。16歳でした。

私の実家に居た同じ種類の犬は母の手作りのチキンを煮たもので最後まで足腰も強く、病気もせず、目もキラキラのまま老衰で22歳で亡くなりました。 母は毎日毎日チキンを煮ていました。 


本当に店で買うドッグフードが一番良いのでしょうか? 野生の犬は炭水化物など食べません。

ドライドッグフードはほとんどが小麦製品です。近年、人間にも小麦製品を良くないということが分かってきています。 それを食事の中心となってしまっている犬はどうでしょうか? 疑問に思います。



面倒でも愛情を込めて作ってやる餌の方がどれほど良いか分りません。

もちろん、犬に害のあるものを与えてはいけませんが、野生の犬の自然な食餌を真似て与えることが恐らく一番なのでしょう。 


一匹でも多くのわんちゃんが愛情のこもった餌をいただけますように。

たくさんのことを教えてくれた愛犬に感謝しながら…。





私は先日愛犬を亡くしました。このブログは私の愛犬への償い、他に同じ経験をする人が少しでも少なくなることを願って書いています。


私の愛犬は数年前より発作を起こすようになり病院で血液検査などをしてもらいましたが特に何も見つからないと言われました。 色々調べた結果、てんかんの症状にそっくりだったのでてんかんではないかということになりました。 (転居)それから数年後、2件目の病院でもてんかんと診断され、予防接種などは良くないのでしないようにと忠告を受けました。

しかしその2年後(転居)には発作の数が増え、ある日ぐったりして食欲もなくなってしまいすぐに3件目の病院へ連れて行ったところ心臓が以前から悪かったのではないかと言われびっくりしました。

肺水腫にまでなっていて、心臓からの影響で腎臓も肝臓も悪くなっていました。

その後、治療の甲斐なく天国へ行ってしまいました。

入院中に色々と調べた結果、心臓が悪い場合も酸素が脳にうまく行き渡らないので発作を起こすことがあると言うのを見つけました。3件目の病院でも心臓=発作とは思われず、頭に腫瘍があるのではないかとか、やはりてんかんではと言われましたが、私は心臓からのものだったと思います。発作の数が増すのに比例して健康状態も悪化しました。心臓からの発作はわりとすぐに何もなかったようになるのに対し、てんかんの発作はしばらく時間が経つそうです。 


もしもあなたの愛犬が発作を起こしたら、特に幼犬時代からではなく中年期になった頃に起こし始めたとしたら

てんかんではなく、心臓が悪くないか調べてもらって下さい。

飼い主は犬が5歳くらいまで健康そうにしていても、その頃から定期健診を必ずしてもらって下さい。

心臓に少しでも雑音などがないかなど詳しく見てもらってください。


まだまだ心臓病から発作が起こることは獣医師の間でも見落とされる項目のようです。

飼い主が賢くなって愛犬を守ってやってください。

私や愛犬のような経験をしないで下さい。


これを書きながらも涙が出ます。でも一匹でも多くの犬に定期健診などで早期発見をしてもらえることを願って

私の愛犬への償いとして…。