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@dogdogkozue

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まぶたの腫れが、2週間ほど治らない。
だからきょう、眼科へ行った。

iPhoneの地図を頼りに、職場から5分の病院へ。


毎日決まった電車に乗り、降りて、職場へ直行。帰りも直行。たまに夕飯で、道の途中にあるお蕎麦屋さんに立ち寄る。食べる。そして決まった電車に乗り、降りる。

だけどきょう、眼科へ行った。

すこしだけ道を間違えたものの、間も無く到着。思ったよりも古くて、小さな病院だった。あまりにもその街に馴染んでいて、私なんかのよそ者が、、と入るのを躊躇した。

扉を開くと、大好きなティートリーの匂いが溢れでる。「いいかも」とニヤけると同時に、早口で機械的な声が聞こえる。受付の女性。「初めてです。。」 保険証を差し出しながら、躊躇して遠慮しておけばよかったと後悔した。目の前の女性は、あまりにも早口、あまりにも機械的、そして落ち着いた様子で。気が付けば問診票とペンを持って椅子に座っていた。


そこからはスムーズに進んだ。狭い病院ながらも、スタッフはたくさんいた様に思う。皆が静かだから、いた様に、思う。ひとつだけ気になったのは、妙に馴れ馴れしい先生がいたこと。なんとなく居心地が悪くて、結婚指輪をちらっと見せたりした。ただのフレンドリーな性格なんだろうけれども。


「調剤薬局は、当病院の前にも御座います。」
機械的ながらもリズミカルに説明してくれたもので、じゃあそこに行くか、目の前だし。あっという間にその薬局にいた。いや正直、この薬局もすこしだけ躊躇した。病院に入る時、その薬局に気が付かなかったから。街並みに溶け込み、馴染んでいたんだと思う。


初めてです。。もまた同じ。早口で機械的で落ち着いた雰囲気も、同じ。少し怖いと感じた。この街全体がそう思えるくらい。

処方された2種類の目薬は、どちらを先にさすのか聞いたけれど、「こちらの目薬は濁っていますので、よく振ってからご使用下さい。」と言われ、一瞬息が詰まる。聞き直した。同じセリフが返ってくる。もうiPhoneで調べようと諦めた。早口なその話し方は、コミュニケーションを取らないぞという意思の表れに感じてしまい、寂しい。

お大事にどうぞ。ありがとうございました。きっちりと正しい間合いで掛け合って、調剤薬局を出ました。


外はもう暗くなっていたし、何も考えることが出来ないまま歩いた。ハッとすると、やっぱり駅と反対方向に向かっていました。


黒い高級車をピカピカに磨くおじさんと目が合ったのが、何故か印象に残っている。雇われている運転手なのだろう、その目はすごく疲れていて、覇気が全くなかった。


ようやく駅に着いたものの、物凄く静かな違和感。朝には無かったポスターが貼ってあったからだろうか。違和感があった。毎日決まった電車に乗って、降りているのに。


オチはないです。気持ちがずっと浮遊している。ブログに書いたら整理できるかなと思った。

なんか、そうでもないなあ。