M・シュナ坊くん -698ページ目

ボクは、もう怖いよ。

やっと、お散歩デビューをした

生後3ヶ月を過ぎたころ






見るもの見るものに興味を示し

ネコちゃんも大好き~

鳥さんも大好き~

ワンちゃんも大好き~


お兄さんも、お姉さんも、叔父ちゃんも、叔母ちゃんも大好き~♪


お散歩楽しいねママ♪


そんな明るいお散歩生活も束の間・・・


恐ろしい出来事が・・・


家の近所をのんびりお散歩中


突然背後から忍び寄る黒い物体


それは・・・

ノーリードの黒ラブ


近所の子だ!

でも飼い主の叔父さんもいないしノーリードで

坊寿にかぶさってきた

私も慌てて坊を抱き上げたが

相手は黒ラブ、立ち上がってきた、当然私よりも大きい。


私は片手で坊を天高く持ち上げ黒ラブが坊に届かない様にした

でも興奮しきっている黒ラブ。

私が噛まれる可能性もある。でも坊は守りたい。


仕方なく少しずつゆっくり家の方へ移動。


お店の近くで他の人たちがいたので

ゆっくり紛れ込り黒ラブは諦めた。


坊は怖くて振るえ

歩かなくなってしまった。

まだこんなに小さいのに

あんなに大きな子が急にかぶさってきたら

怖いのも当然。


その日から、暫く家の近所では立ち止まって歩かなくなってしまった。


それ以来ワンちゃんが怖くなってしまった坊。

トラウマとなってしまった。



なのに、それから役1ヶ月後

また、襲われた。相手はまたしても

ノーリードの飼い主なしのゴールデンレトリバー

この子は会社の近くの子。

この子はきっと遊びたくて走ってきてかぶさってきた

また抱き上げ、今度は坊が怖くてワンワン吠えたら

その騒ぎで飼い主さんが出てきた。


その子を呼び戻し笑顔ですみませ~んって

おっしゃったけど。


それで良いのだろうか?


坊はこういったノーリードの子に襲われて

トラウマを背負ってしまったのに

すみませんで済まない


私も、坊もずっとこのトラウマに付き合っていくというのに。


噛まなきゃ良い訳ではない

呼び戻しができればよい訳ではない


その一瞬に恐怖感を与えてしまったら

それが社会期を迎えたばかり子だったら・・・

坊の様にトラウマを背負うのは逃れられない


ノーリードの飼い主さんは

こんな現実を知らないだろう


そしてドッグランで楽しく遊ばせてあげられるだろう


でもその所為でトラウマを背負った子は

ドックランなんて恐怖の場なのだ


天真爛漫でワンちゃんもネコちゃんも好きだった子が

一瞬で変化した出来事。


社会期とは

それだけ重要な時期。

三つ子の魂百までもだ。


未だにノーリードの子をよく見かける。

私は見ていて心配になる。

どうか社会期の子と遭遇しません様にと・・・。