私は私になるために。宣誓
たとえば、あの頃の私が、助けてと言って泣いていたなら
たとえば、あの時の私が、関係ないと大きな声を出していたなら
たとえば、子どもの頃から、顔色を伺いながら目立たないように生きようとしなければ
今の私は変わっていたのかな
人の愛をわかることができたのかな
そんなことを考えても仕方がないのに、今私はそこに囚われてしまうほどには、自分を見失っている
できない理由よりもできる方法を探したい
私はずっとそう思ってきたのに、今では探せなくなってしまった
こうなったのは、自己責任と思い込んできたけど、
ワガママだろうと何だろうと、1度は言いたい
私が誰も愛せないのは、お母さんの所為だよ
何もできなくなるのは、あなたが私にそれを求めたから
あなたよりも目立ってはいけないの
あなたよりも愛されてはいけないの
あなたよりも可愛がられてはいけないの
愛して、と泣いたあなたは、幼い頃からそれを見てきた私には、要望にしか聞こえなかったの
だから私は、家族で一番日陰にいるしかなかった
それしか、あなたや、あなたの娘が誰よりも愛される方法なんて思いつかなかった
今は、そんなことを選んできた自分が惨めで悔しくて、あなたたちが妬ましくてならない
こんな歳にもなって、そこから抜け出せないのは、その力さえもあなたが持って行ったからよ
優しいような顔をして、愛してると言って、あなたはまるで理想的な母であろうとするけれど、あなたが欲しかったのは、自分の母や父に愛されることだけだった
結局あなたも、母という病に冒されたまま
そうやって生きていくのね
私は、あなたという病から、早く逃げたい
早く、あなたの中から消えたい
大好きな姉の中からも、私は早く消えたい
未練はないの
今まで出会った方々は、本当に優しくて、大好きよ
でもそれとは別なの
私はあなたから、あなたの記憶から消えたい
あなたが私を忘れてくれることで、私はようやく解放される
だから、こんな人間を産んだことも、育てたことも忘れてください
泣き言は、今日で終わらせるから
今までお金も人生も、私にかけさせてごめんね
立派な姉がいるから、大丈夫だよ
だからお母さん、今までありがとう
あなたにさようなら
クレイジーレイニー
お互い様
と、知っていて口にすると、
途端にその諍いが無駄なことだと思う
埋められない価値観ということよりも、
この人のために自分を改めようと思うことが苦痛に思えて仕方なくて。
どちらも間違っているのに、それを認めるのがとてもいやになる。
だってあなたは何も改めようとはしないのでしょう。
私はそう思っている。
さっさと別れてしまえばいいけれど、
それをできない理由を作ってしまった自分にいやになるな。。
どこにも自分の居場所を作れなかったのは、いつの間にか私になっていた。
諦めるふりをして都合良く生きていたのは、いつの間にか私になっていた。
誰も非難したり否定したりする権利なんてなかったのに、私は、またそれを忘れていた。
何度繰り返すのだろう。
いつになったら学ぶのだろう。
自分から壊したのに、今更人の所為にするなんて、、
アホじゃなかろか。
色々と、あの人が未熟だったのは本当だと思う。
会社で見てきたあの人と、会社から思われていた彼の評価。
それは一致していた。
今でも、彼は目立った変化もないまま、同じことを繰り返している。
それがとても嫌で、早く大人になってよと願っていた。
でもそこからが私の間違いだった。
未熟なあの人を、全てが未熟なのだと思っていた。
できることもあるのに。
それが理想の押し付けだと思われても仕方のないことだった。
ダメなところを、未熟なところを、会社で言っても更に彼の評価が下がるだけなのを知っていたから、だから飲み込んだ。
それでもいつまでも気がついて訂正しないあの人を、なんで私はかばっているのかさっぱり分からなくなった。
あれ、なんでかばっているの?
好きだから?
私の嫌うことをするこの人は、私の中では好きではない。
じゃあなんでかばっているの?
社会に馴染めないこの人を、なんで守らなきゃいけないの?
それをしたから、私はうつ症状が出て苦しくなったのに?
自分のことだけしか見ないで、娘をただの女にした母も、
私が苦しんで悩んで手に入れた順応力を、他人の所為にすることで前に進もうとしない彼も、
どちらも、『僕を私を守ってよ』と言うだけだったのに。
いまさら
いまさら、
『君が冷たくするから』って
やっぱり、おかしいと思うの
でもそう思うのは、私だけなの
私が『おかしい』んだって言うの
関係ないって突っぱねても、冷たいだけだとしか言わない
私が先だと思って疑わない人たち
私が協調性に乏しいだけだと思う
でも同じだけ、
彼らは異常だと思うの
なつかしのしにかみ
これは少し前のお話なのだけれど、
以前の職場で、視界の隅にぱっと黒い人影が映ると、数日以内に誰かが亡くなりました。
たまたまが三回続けば、確信になり得るものだなぁと思っていました。
最近はそういったものも見かけなくて、ネタにするぐらいだったのだけれど、先日、彼のお祖母様が退院されて、ご挨拶に行きたいと言ったら、彼に言われました。
ちょっと遠慮してほしい、と。
理由は簡単です。
私が黒い人影を見るから。
それがお祖母様を連れていってしまうんじゃないかと。
まるで死神、疫病神扱いです。
私はただ、本当にお祖母様が回復されたのが嬉しかっただけなのに、ね。
仮にも付き合いのある人間にそんなことを言うだろうか、と思ってしまいました。
確かに、私は幼少期にそう呼ばれていました。
でもそんな私を彼は知らないのです。
知らないのに、あの頃の大人たちと同じ目で私を見ました。
ショックもありました。
でもね、やっぱり私ってそうなのかなって。
落胆に近いのかな。
今更、本気では思わないけど、思うのは、よくない空気をまとってるのだろうなという不快感です。
結局、その方は亡くなってしまって、黒い人影なんて見なかったけれど、それを彼に伝えたところで、なんの意味もないことが残念でした。
そういうのの積み重ねが、距離を生むのにね。
彼はいつまでたっても、私が勝手に離れただけだと思っています。
自分はこんなに優しく尽くしているのに、と。
優しいよりは、易しい
心配よりは、信用してない
気遣いよりは、恩着せがましい
思いやりよりは、自己都合
これに彼が気づく日はくるのでしょうか。
どっちにしろどうでもいいことだけれど、ね。
