皆さん



新年あけましておめでとうございます。

今年も一つよろしくお願いいたします。


さて、今回はビジネスのお話です。


仕事柄、色々な業界の方とお話をします。
先日お話したのは、警備会社の役員の方。

警備業ではいわゆる「仕入れ」はイコール、警備員さんの採用です。
たとえばパン製造会社でいうところの、小麦粉が、
警備業界においては警備員さんなのです。
この隊員さんの仕入原価をいかに抑えられるかが、利益を出す大きなポイントの一つになります。

もう一つ利益を出すうえで大事なポイントなのが、隊員さんを常に稼働させること。
①そもそも隊員がいないと仕事を受けられない=結果売上がたたない
②仕事がないと隊員が離脱してしまう=結果仕事を受けられない
と、一見矛盾する話なのですが、要するに大事なのは、
隊員さんが離れないように(やめてしまわないように)仕事を与え続ける工夫が大事であるということ。

この業界は9~3月までが繁忙期、
4~8月までが閑散期といわれているのですが、4~8月に仕事がないからやめるという隊員さんが多く、
結構頭を悩ませる会社は多いそう。
そこでこの方が検討しているのが、隊員さんに閑散期にやってもらえる仕事として、
清掃や便利屋のFCを新しい事業にすること。


隊員さん=大事な資産ですので、こういったビジネスを検討することで、
会社としては稼働率の向上と離脱を防止で儲けられ、
隊員にとっては仕事がふえる
ので、両社にとって良いことですよね。

初期費用もそんなに高くなく、本部のフォローもしっかりしているというのが条件。
この場合、未知の業界とはいえ検討しやすい
という話でした。

当たり前ですが、こうやって経営側の人たちは、
色々とアンテナをはって考えているんだなぁと改めて実感。

また一つ学ばせて頂きました♪