迂闊に近づきますと攻撃性の高いオオスズメバチから刺される危険性があるので、要注意です。
実は毎年クマに襲われたり、毒ヘビに噛まれたりして命をなくす方がおられますが、スズメバチに刺されて命を落とす方が最も多いといわれる国内最強・最悪の厄介者がオオスズメバチかもしれません。
5月から9月にかけて、特に8月~9月はスズメバチの繁殖時期で、もっとも攻撃性が高い時期であるとされています。
この時期に野山を歩き回ったり、軽登山を楽しんだり、吊り橋を渡ったりしているだけで襲われるケースが多いのです。
スズメバチの巣がどこにあるかまるで分らないため、実に厄介なのです。
吊り橋などに巣を作ることが多く、逃げたつもりが巣に近づいていたなどということがあります。
民家の軒先や人がたまに行く構造物の近くに巣を作ることも多々あります。
恐ろしい映像です。
草刈をしていただけなのに・・・・。
さて、スズメバチに刺されると激痛を伴います。
刺された部位にもよりますが、人によっては「頭にクギを刺されたような気分」という表現をする方もいますが、それほど痛い!!というということです。
もしも運悪く刺されたのであれば、次のことを行ってください。
・速やかにスズメバチの巣から離れること
・逃げる時にスズメバチを刺激しないようにすること
・刺されて立ち止まらないこと(1匹のスズメバチが放つ毒液に群れが興奮して次々に刺されます)
・傷口を流水や水道水で洗い流す
・刺された箇所をつまんで毒を押し出すようにする(口で毒を吸い出そうとしない!)
・毒を吸い出すこのようなモノが販売されています。
フランス製のエクストラクター ポイズンリムーバー(応急用毒吸取り器)です。
・おしっこなどを患部にかけても何の意味もありません!!
・できるだけ早く病院に行くことです。
さらに、最も恐ろしいのは「アナフィラキシーショック」です。
一度スズメバチに刺されると体の中に抗体ができ、体が反応して死に至ることがあるのです。
毎年国内でのスズメバチによる死亡事故は「アナフィラキシーショック」によることが多いので、過去にスズメバチに刺されたことがある方は、万が一のことを考えると、アナフィラキシー症状を緩和する自己注射のエピペンを携帯することをおススメします。
*エピペンには医者の処方が必要です。
児童を遠足に連れて行ってスズメバチに刺された教師が再び遠足に行く際などは必携です。
そして注意することはスズメバチの巣に近づくとスズメバチがする行動が変わります。
・あなたの周りを威嚇するように飛び回ります。
・あなたを見つけて空中でホバリング(停止)する行動をとります。
・カチカチ・・カチカチ・・と口を噛むような音が聞こえたら、それは威嚇音です。
来た道をためらわずに全力疾走で逃げてください。
更に、スズメバチに刺されやすい服装などがあります。
・黒い色に対して過剰に攻撃することが分っていて、白や黄色や銀色に対してはそれほど攻撃性がないといわれています。(クマが天敵だから?という説と黒い髪をした人種が天敵だから?と言う説があります)
・ヘアースプレーや香水、オーデコロンなどはスズメバチを興奮させて危険です。
これらのことを勘案しますと、以下のことに注意してください。
・なるべく肌が露出しない服装で、白、黄色、銀色の服装をする。
・帽子は白、黄色、銀色のモノを被る。
・応急用毒吸取り器は携帯する。
・香水の類はつけない!!
・単独行動は絶対にしない!
・道から外れたところに行かないようにする。
ザット書きましたが、自然の動植物、昆虫、魚貝類・・などで、最も死亡例が多いのがスズメバチなのです。
念には念を!!
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