もうすぐ夏が終わる
ただそれだけなのに
季節がひとつ進むだけなのに
切なくて苦しくて
何かを置き忘れているようで
こんなにもこんなにも
胸が痛くなるのはどうしてだろう
いつも、いつもね
思うのだけど
夏には特別な力があって
好きとか
愛してるとか
会いたいとか
幸せだとか
寂しいとか
一緒にいたいとか
そんな気持ちを何倍にも何十倍にも
大きく大きくするんじゃないかって
そう思うんです
だからその分
夏が終わりに向かうこの瞬間はたまらなく切なくて悲しくて
こんなにも、こんなにも
この胸は張り裂けてしまいそうになる
夏よ
夏夜
どうかこの思いを忘れないように
夏の魔法を掛けてよ
今なら君のことがわかる気がする
