こんにちは、dodoです(笑)
今回は「羊の木」について話したいと思います
錦戸さん主演で少し知名度があったこの映画ですが、皆さんは観たでしょうか。
映画.comの評価は高いものではなく、私が見たときは3.3でした。
でも、松田龍平さんがでているということなので、興味と期待感を胸に映画館へ足を運びました。
残念 面白くありませんでした
言いたいことは山ほどあります。
良かった点は役者の演技力。
誰も足を引っ張っていなく、すべてにおいて素晴らしかった。特に松田龍平さんの演技はすごい!不気味で奇妙なのに何の違和感もない。作られた恐怖ではなく、自然と感じる恐怖だなと思いました。
悪かった点は音楽と役者が映る割合。
今回の役者さんたちはミステリアスというよりヒステリックな雰囲気で演技しているように感じられたのに、背後に流れる音楽はミステリアスといった感じ。なので観てる側は困惑します。なぜだろうといった疑問を作る形を作りたかったのか、それとも、なんか不気味で怖いといった恐怖心を作りたかったのか。
そこは一番監督に問いたいところです。
あと役者の映る割合、用は目立ち方に差がありすぎます。ここからだいたい後半の内容がどういった展開になるのか簡単に予測できてしまうのです。非常にもったいない。
前半は楽しめますが後半はつまらなかったです。
今回の作品を観て出てくる感情は吉田修一原作の「怒り」によく似ています。
しかし、どの面においても心を揺らされるのは「怒り」のほうが圧倒的多く、重いです。
おすすめ度 3.3/5