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どどんぱ のブログ

永遠に完成しない塔

アベノミクスで世の中浮かれている今日この頃、みなさん如何お過ごしですか。

ほんの少し前までデフレ・スパイラルの真っ只中と言われた世の中でしたが、どうなってしまったのでしょう。
本当に景気は良くなったのですかね。
物価も上がって、収入も上がったのでしょうか?

病は気からと言いますが、まさに経済も気からといった状況です。

マルテオ・モッテルリーニ(2002年にノーベル経済学賞を受賞)氏はその著書『経済は感情で動く~初めての行動経済学~』の中で、『行動経済学』について、いくつかの興味深い例を述べて説明しています。


人間の行動は如何に不合理かの例としていくつか例を上げますと・・


【アンカーリング効果】
最初に印象に残った数字や物が、その後の判断に影響を及ぼすこと。
会議の冒頭、会社のお偉方が最初にいった発言にひっぱられ、新しい話題が出てこなくなったりすることなどはこれにあたります。

【フレーミング効果】
問題や質問の提示のされ方によって意思決定が異なることをいう。
「赤身80%」「脂肪分20%」の肉、売れるのは前者である。


【コンコルドの誤謬】
過去の投資が将来の投資を左右すること。
イギリスが巨額の投資で開発したコンコルド機。騒音問題や不採算が採れていないにも関わらず、その後も撤退できず巨額な赤字が残りました。


【ピークエンドの法則】
ある経験を評価するときには、その経験の全体的な継続時間などはなおざりにされ、苦痛がもっとも強烈だったときと最後の時間によって判断されるということがしばしば起こる。

つまり、その経験をする前は苦痛の少ないほうを選び、経験が終わったあとでは、たとえ長くてもよりよい記憶を残しているほうを(評価として)選んでしまう。

恋人とのデートで、別れ際の一言、ないしはキスが最重要といっているのは、この「終わり良ければ全て良し」的なことから発生しているようです。


【保有効果】
自分が所有するものに高い価値を感じ、手放すことに抵抗を感じさせる効果のことである。
人間は儲けることより失うことの方が刺激が強い、とも言います。

通販での試供品の提供「ご不満なら一週間以内に返品して下さい。お値段は返品送料のみご使用分は無料です」。通販業者はめったに返品されないことを知っています。


【心の家計簿】
人は金銭に対して、ほぼ無意識で処理される「心の家計簿(メンタル・アカウンティング)」を持つ。これによって出費に伴う心の痛みは異なる。
自分の趣味に使う金額とそうでない金額は明らかな支払に対する抵抗の違いがありますよね。


など、質問形式で大変良く書かれています。

興味があるかたは一読されてはいかがでしょうか。


あ、本来スパイラルはWikiによると『渦巻線のことで。 転じて、渦巻を描くように状態が進みブレーキが掛からない様子のこと』だそうです。

上昇せず、速度が増し、ひたすら落下するのです。



総エネルギーが維持されるなら、満更悪い言葉でもないのかもしれません。




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【Tea Break】彼らもスパイラルの中へ・・・・