◆2015-04-18-土◆
考えるテーマがいくつもあった映画。
老人について。
老人施設について。
老いること。
パートナーを失う事。
最期まで生きる事。
***
パウルが入居した老人施設の老人達は
死に向かって時間を過ごしてた。
というか、施設のスタッフが
入居者の個々に向き合うことなく
「老人」を一括りに扱っていたから、
みな、生き甲斐をなくして生活してる様だった。
みんなで一緒に同じ歌を歌い、
みんなで同じクリ人形を作る。
それを繰り返す毎日。
パウルの「死ぬまで続ける気か?」の問いかけに
スタッフと老人達は、どう思ったろう。
洗脳されている老人達は、パウルを変な奴と思ったのかな。
元気なパウルが、そんな生活に嫌気がさすのは当然。
人形作りを投げ出し、施設内でマラソンを始めた。
そんなパウルを見て
老人達が、徐々に自分自身を取り戻していく。
自分の意見を持ち、自分で行動し、
仲間と会話をし、笑い声が増えた。
私が好きなシーンは、夜、老人達がリビングルームに集まり
お酒を飲みながら、スナック菓子を食べながら
大笑いするシーン。
健全だ。
みんな笑ってるのに私は涙が出た。
それと、もう1つ。
若い男性スタッフが
鎮静剤を打たれて縛られているパウルの紐をほどき、
マラソンに行かせるシーン。
この男性スタッフが、施設の規則をやぶって
老人側の味方になる展開。
チャランポランな男性スタッフだと、期待してなかったけど
この人がこの役回りだったか!とうれしくなった。
私がこの映画で、1番自分に置き換えたところは
夫婦愛。
大事なパートナーが病気になった不安と心配、
そして自分より先に逝ってしまう怖さ、
切なかった。
***
映画を見終わり・・、
伸:「すごくおもしろかったね」(ニッコリ)

私:「寝てたの知ってんだよ!」







お母さん、もしナオが死んでも暗くなっちゃダメだよ。













