【蛇足】訪問97カ国について | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

完全にオマケですが、97カ国訪問の内訳を何度となく質問いただきましたので、こちらでご紹介をしておきます。

 

訪問国一覧(地域分類は独断です)

 

アジア:25カ国

韓国、台湾、中国、モンゴル、香港、マカオ、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、インド、スリランカ、モルジブ、ウズベキスタン、キルギス、カザフスタン、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャン

 

中東:5カ国

アラブ首長国連邦、カタール、ヨルダン、イスラエル、トルコ

 

アフリカ:9カ国

エジプト、チュニジア、モロッコ、モーリシャス、マダガスカル、南アフリカ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ

 

ヨーロッパ:42カ国

ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ブルガリア、スロバキア、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ポーランド、スロベニア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロ、北マケドニア、コソボ、セルビア、アルバニア、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、ドイツ、イギリス、アイルランド、スペイン、ポルトガル、アンドラ、イタリア、ヴァチカン市国、サンマリノ、スイス、リヒテンシュタイン、オーストリア、ギリシャ、マルタ、キプロス、英領ジブラルタル

 

北米:中米:6カ国

カナダ、アメリカ合衆国、バハマ、メキシコ、コスタリカ、パナマ

 

南米:6カ国

ブラジル、パラグアイ、ペルー、チリ、ウルグアイ、アルゼンチン

 

オセアニア・その他:4カ国

オーストラリア、パラオ、ニューカレドニア、ニュージーランド

 

合計:97カ国

 

個人で自己満足で数えているだけなので詳細な定義までコメントする必要は無いようにも思いますが、日本国政府が承認している国以外となるのは以下になりますので、以下の理由でカウントしています。

・台湾:事実上の独立国家

・香港、マカオ、ニューカレドニア:本国とは異なる出入国管理をしている上、通貨発行している

・英領ジブラルタル:本国とは異なる出入国管理をしている

 

他、若干の疑義が残る国は以下です。

・ラオス:タイから船で渡って上陸し、アイスを買った(経済活動を行った)が、正規の入国審査を行っていない(訪問国とみなしています)

・ミクロネシア連邦:ヤップ島でトランジットのため空港待合室に入っているが、正規の入国審査を行っておらず、経済活動もしていない(訪問国とみなさない)

・北キプロス・トルコ共和国:アライバルビザを取り入国し、お菓子を買った(経済活動を行った)が、トルコ以外の国が未承認の国である(訪問国とみなさない)

・北朝鮮:板門店軍事委員会会議場内で北朝鮮領に入っているが、正規の入国審査を行っておらず、経済活動もしていない(訪問国とみなさない)

・ナミビア:ザンベジ川にあるジンバブエ、ザンビア、ボツワナとの4国境(※)付近で、陸地まで10m程度まで近づき、おそらく領海(領河?)に入っているが、上陸していない(訪問国とみなさない)

※厳密には4国境ではなく、ジンバブエ、ザンビア、ボツワナの3国境とナミビア、ザンビア、ボツワナの3国境が150mほど離れて存在するとされており、ジンバブエとナミビアは接していません。

このあたりの取り扱いに関してのツッコミはご容赦ください(笑)

 

この中でレアな場所(上記の如く訪問国としていませんが)だと思われる、北キプロスについて。分断国家と言えば韓国/北朝鮮やかつてのベトナムやドイツが思い浮かぶと思いますが、東地中海のキプロス島も南北に分断されていて、北半分はトルコのみが承認する北キプロス・トルコ共和国となっています。これがトルコのEU加盟を阻む遠因とされています(キプロスはギリシャ系が多い)。キプロスの首都であるニコシアはほぼ完全な城郭都市の城壁が残っていますが、これも分断されていて、分断点付近にはお互いを罵倒する言葉が並んでいます。

 

この北キプロス・トルコ共和国ですが、国連軍の国境管理が行われているものの、キプロス側との行き来は可能で、アライバルビザを取ることも可能です。そんなわけで、2007年にキプロス側のニコシアに行った際に、北キプロス側にも行ってみました。

 

image

北キプロス・トルコ共和国の入国管理所

 

この壁が事実上の国境

 

image

北キプロス・トルコ共和国側からキプロスを見ると

 

キプロス側から北キプロス・トルコ共和国を見ると

 

ニコシアはこんな形の街

 

国連軍が警備