【Day46】2023.1.29日 最後のフォーマルナイト | 旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

旅ヲタ医師の読影クルーズ日誌~魅惑のマダガスカル編~

クルーズ船で究極のテレワークを行いながら、インド洋の未踏の国、マダガスカルを目指します。

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気まぐれ画伯作:マッチ箱に絵を描こう(シンガポール植物園の蘭と、動物園の餌やり禁止)

 

にっぽん丸は台湾海峡を抜け、東シナ海を進みます。黒潮本流に乗ってやや速度が上がることと、今後は大きな天候の崩れはなさそうと言うことがアナウンスされました。鹿児島方向に航行しており、深夜には口永良部島沖に達し、携帯電話の電波も入る予想とのこと。逆に言えば、ここまでは有人島のそばは通らないということになります。天候が許せばトカラ列島沿いを航行するかもと言われていたので、ちょっと残念です。

 

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22ノット弱まで加速

 

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東シナ海の夕暮れ

 

さて、にっぽん丸では航海中に様々なゲストが乗船します。大きく分けて音楽系の方(+マジシャン、落語家)、学者系の方、教室系の方などです。音楽系の方としては、今クルーズでも堀内孝雄さん、秋川雅史さん、庄野真代さんなど僕でも知っている歌手の皆さんをはじめ、正直この船に乗るまで知らなかったピアノやバイオリン、トランペット演者の方、タンゴや和楽器グループなど、毎晩のように演奏が行われ楽しませていただきました。学者系の方では青山千春先生はじめ、動物や自然保護の専門の方の講演も何度となく拝聴しましたし、教室系では僕は何も参加していませんが、画伯がイラスト教室やソープカービング教室、刺し子教室に出かけていました。ショートクルーズだと多くても5組程度のゲストだと思いますが、さすがに48日もあると途中の乗船、下船を含め多数のゲストが乗船されています。逆に言えばひっきりなしにイベントが有るということにもなり、これ以外にも体操やダンス、暝想、ヨガ、デッキゴルフなど、休んでいる暇がないくらいスケジュールが並んでいます。時節柄のイベントでは餅つきや書き初めなどもありました。もちろん、これらはいずれも義務ではありませんので、全部参加してもいいし、全部行かなくてもいいし、好きなように過ごせばいいだけです。

 

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随分前の出来事のようですが、今回のクルーズのイベントでした(笑)

 

これらのゲストの皆さんですが、クルーズ船ならではだと思うのは距離感の近さでしょう。船内で出会うことも多く、ウォーキング中に出会ったり、食事で隣席になったり、サウナで一緒になったり、イルカや鉄道模型を一緒に眺めたり、などなどです。皆さんオフの時間はリラックスされていて、話しかけても気軽に応対してくださいます。このあたりも通常のコンサートや演奏会とは異なる点でしょうか。それこそ、クルーズディレクターがゲストピアニストの演奏で歌うなんてことも起きるわけで、そんな非日常を味わえるのもクルーズならではと言えるでしょう。

 

ただ、今回のクルーズで残念だったのは、やはりコロナ対策ということでパーテーションが多数あったこと、そして歓声等が制限されていたこと、船長主催カクテルパーティーなどのイベントが行われなかった点でしょう。今回のクルーズ特有のこととして、モーリシャスやマダガスカルで地元の方と接するチャンスがあり、それが代替とも言えなくはありませんが。この辺は規制の緩和とともに元に戻ることを希望します。

 

今晩は最後のフォーマルナイトということで、フェアウェルディナー。クルーズも終りが近づいていることを実感します。ゲームプレイ券が余っていたのと、せっかくフォーマルなので、川井郁子さんのコンサート前の空いた時間にゲームコーナーへ。カジノと言えばマカオに行くたびに大小やスロットで宿泊費ぐらいは稼いで帰っていましたが、ブラックジャックはよくわからないので、ルーレットに。低倍率に掛けるのに加え、1に一点掛けし続け見事1的中!。ただ、トータルでは増えたものの商品獲得には届かなかったので、明日、もしくは次回以降のクルーズに持ち越しです。

 

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フェアウェルディナー

 

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もう少し強気にいってもよかったかなぁ