いよいよ明日シンガポール入港となります。シンガポール入国は7回目ですが、船で入国は初めてです。父が若かりし頃、ヨーロッパまで船で出かけた話を何度となく聞かされてきたのですが、その話の中で喜望峰、カナリア諸島、そしてシンガポールの夜景の話が特に強調されていた記憶があります。シンガポールに寄港したわけではなく、マラッカ海峡を通過しただけだったのですが、50年以上も前の若かりし父には、その光景が非常に印象的だったようです。アフリカ大陸最南西端である喜望峰には2019年に出かけたので、明日シンガポールの夜景を海からみることができれば、残すはカナリア諸島だけとなります。そういうこともあり、明日の入港が非常に楽しみです。
アフリカ最南西端の喜望峰(2019年)
喜望峰の有名な看板(2019年)
明日シンガポール入港を控えてはいるものの、今日は終日航海日。これまでの航海中で最も波が穏やかな感じがします。途中で数頭のイルカを見ることができました。朝食のビュッフェではフィリピン料理としてポークアドボ(豚肉の醤油炒め)、トルタンタロン(ナスと挽肉のピカタ)が含まれていました。フィリピン人クルーの多い船内で、こうした料理を楽しめるのも面白いです。ランチは韓国冷麺とチヂミ。これも長い航海でアクセントとなる料理と思います。
ポークアドボとトルタンタロン
韓国冷麺とチヂミ
昼からは毎度の仕事とウォーキング。ドルフィンホールでは鉄道模型展示があり、HOゲージの国鉄車両が走行していました。長編成で揃えられていて、その充実ぶりに驚きました。また、後方デッキではサーチライトが設置されていました。おそらく海賊対策と思いますが、無事に過ごせますように。
HOゲージ車両は細かいところまで再現されています
船内新聞には物騒な記載が
サーチライト設置中
ショップでは今回のクルーズ限定のTシャツが発売されていたので、即購入。夕食後は昨晩に続き☆の部屋へ。昨晩はシンガポールの寄港前の話でしたが、今日は深夜帯の通常仕様に。深夜ラジオ風の演出ですが、この独特の雰囲気、病みつきになりそうです。根強い人気があるのも頷けます。
今回のクルーズ限定Tシャツ
☆の部屋
船内はシンガポール仕様に