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わにたつまきのお話

南信州でボソボソと独り言をつぶやくおいちゃんです(・∀・)
釣り、サッカー、ラーメン、薪ストーブ、サブカル少々
まったり更新ですがよろしくお願いしますm(_ _)m


Vatreni

クロアチアの愛称

クロアチアの言葉で

炎の男

まさにクロアチア

1990年代の紛争で疲弊した国民たちの希望

クロアチア代表は国民の希望である

ワールドカップ武器を持たない戦争と称される

クロアチアにとって戦争はほんの少し前の出来事

クロアチア代表はサッカーの世界でも戦って勝ち取る

戦いが刻み込まれた魂のサッカー

戦術よりも魂

戦いよりも勝ち方

スタイルよりも結果

クロアチアは勝利に拘る

東欧のブラジルの枝葉

上手い選手は多い

190cmクラスの大柄な選手も多い

上手さと強さを兼ね備え、その上で魂で戦える代表チームがクロアチアだ

クロアチア人の気質は非常に短気だ

イライラさせるとファールを誘うことができる

弱点はこのあたりにある

チームの中心はルカ・モドリッチ

大柄な揃いのクロアチアの小さな巨人

世界一のゲームメーカー

攻守におけるクロアチアの要

センターバック横まで降りてビルドアップを牽引し

中盤でピンチの種をつみ取り

バイタルエリアで違いを作る

90分走り切るスタミナも持ち合わせた

変えの効かない本物のスペシャル

クロアチアはモドリッチに依存している

モドリッチをゲームの中で消すことができれば…

しかしモドリッチを消すことはできない

消せないからこそモドリッチなのだから

ディフェンスラインからのビルドアップは弱点になりうるが、そこを理解しているモドリッチがビルドアップの起点としてセンターバックの横まで降りる

中盤は鉄人ラゾビッチとコバチッチを従えて封鎖

左サイドのペリシッチを使って局面の打開

リヴァヤとクラマリッチで得点を奪ってくる

戦術はモドリッチである

ドイツやスペインとの試合のようなひたすら持たれる展開ではないだろう

つまり

日本が苦手な展開

やり辛い相手

3421で押し込む展開も考えられるだろうが

迂闊な攻撃は禁物

余談

クロアチア独立紛争の始まりはサッカーの試合といわれている

ディナモ・ザグレブとレッドスター・ベオグラードの小競り合いから戦争に発展した

クロアチアにとってサッカーは戦いである

平和を与えられた日本と独立を勝ち取ったクロアチア

魂の戦いになれば勝ち目はない