2025年11月11日に開かれた衆議院予算委員会で、高市早苗(たかいち さなえ)首相と日本共産党の田村智子(たむら ともこ)委員長が、防衛費問題を巡って激しい論戦を繰り広げました。

質疑時間が終了してもヒートアップした議論は収まらず、最終的に予算委員会の枝野幸男(えだの ゆきお)委員長が「終了です!」と制止する事態にまで発展し、大きな注目を集めています。

特に焦点となったのが、防衛費の対GDP比「3.5%」という具体的な数字です。

なぜ高市首相はイラッとした様子を見せたのか、田村氏が追及した「3.5%」要求とは何だったのか、「否定しなかった」と受け止められた理由はなぜか、いったい何があったのか。

この記事では、2025年11月11日の予算委員会で起こったことの詳細を、時系列で分かりやすく解説し、ネット上の様々な反応についてもまとめていきます。


2025年11月11日、衆院予算委で高市首相と田村委員長のバトルが勃発!何があった?

今回の激しい論戦の舞台となったのは、2025年11月11日の衆議院予算委員会です。ここで、高市早苗首相と共産党の田村智子委員長が、防衛問題をテーマに真正面から衝突しました。

40分間の質疑全てを防衛問題に投入した田村智子氏

この日、質問に立った田村智子委員長は、持ち時間であった約40分の全てを「防衛関係」の質問に費やしました。

序盤から「存立危機事態」や「ミサイル配備」といった安全保障の核心に触れるテーマで高市首相を追及し、委員会室の空気は徐々に張り詰めていったとみられます。

そして、質疑の終盤、最大の論点となったのが「防衛費」の問題でした。

高市首相がイラッとした「3.5%」要求とは?やり取りを時系列で解説

田村委員長はまず、高市首相が打ち出している「防衛費をGDP比2%にする政府目標の2年前倒し」について触れ、「総理がどう言おうと客観的にアメリカの要求を受け入れたとなりますよ」と指摘しました。

さらに田村氏は、一部でささやかれているアメリカからの「防衛費GDP比3.5%」要求について、以下のように高市首相に迫りました。

  • 田村氏:「アメリカの政治家の発言で、日本に(GDP比3.5%を)要求されているのは事実」
  • 田村氏:「この場ではっきり、アメリカに言われる筋合いではないと表明していただきたい」

これに対し、高市首相は冷静に答弁を始めます。

  • 高市首相:「私がまず、トランプ大統領から何の数字も規模感も伝えられていないのが事実です」
  • 高市首相:「仮に(すでに)アメリカから3.5%の数字を伝えられていたら、(日本が打ち出した)2%では足りんだろうという反応になる(はず)。2%もアメリカに言われて前倒しするわけでない」

高市首相は、3.5%という具体的な数字はアメリカ側から一切伝えられておらず、2%への増額もあくまで日本の主体的な判断であると反論しました。


高市早苗首相は「3.5%」要求を否定しなかった?その理由とは

このやり取りは、田村委員長が「3.5%はあり得ない」という明確な表明を求めたのに対し、高市首相がそれに応じなかった、という構図になりました。これが後に「3.5%を否定しなかった」という騒動につながっていきます。

高市首相の答弁「アメリカから要求ない」

高市首相のロジックは、「そもそも要求が来ていないのだから、あり得るとも、あり得ないとも答えようがない」というものでした。

田村氏が「3.5%に増額となれば21兆円。あり得ない!あり得ないと表明していただきたい!」と何度も強く迫ると、高市首相も次第に口調を強めて反論します。

  • 高市首相:「アメリカから何も私に要求がないのに、3.5%といきなり言われても、どうしようもありません!」

高市首相は、田村氏の質問を「仮定の話」であり、現実に要求がない以上、答弁のしようがない、というスタンスを崩しませんでした。

田村氏の批判「戦争準備が当たり前と聞こえる」

一方で、田村氏はなぜこれほど「3.5%」にこだわったのでしょうか。

それは、高市首相が防衛費増額の必要性を説く中で、「もう戦争準備が当たり前と聞こえますよ」と田村氏が批判した点に表れています。

田村氏は、「3.5%要求は周知の事実」と繰り返し、「拒否しなきゃいけない!」と主張しました。これは、もし3.5%という要求を(仮に水面下で)受けていた場合、それを明確に拒否しなければ、なし崩し的に軍拡が進んでしまうのではないか、という強い懸念があったためと推察されます。

なぜ高市首相は「あり得ない」と断言しなかったのか?推測される理由

高市首相が「あり得ない」と断言しなかった、あるいは「できなかった」理由については、いくつかの見方があります。

一つは、高市首相の答弁通り、「要求が本当にない」ため、存在しない要求に対して「あり得ない」と答えること自体がおかしい、という政治家としての答弁の正確性を期した可能性です。

もう一つは、外交上の観点です。たとえ現時点で要求がなくとも、将来的に同盟国であるアメリカから何らかの要求が増える可能性はゼロではありません。その際に「かつて国会であり得ないと答弁した」という事実が、将来の外交交渉で日本の足かせになることを避けたかった、という深謀遠慮があった可能性も考えられます。

いずれにせよ、高市首相は「3.5%」という数字そのものを否定するのではなく、「日本が主体的に防衛力を整備する」という一点を強調しました。

  • 高市首相:「これは日本が主体的に必要な防衛力を整備して国民の皆様と国土を守るために、抑止力を持つ、これが全て」

なぜ炎上した?高市首相がヒートアップし「イラッ」とした理由

質疑応答が続く中、高市首相は明らかに「イラッ」とした様子を見せ、ヒートアップしていきます。その背景には、田村委員長の「外交努力」を重視する姿勢へのいら立ちがあったようです。

高市首相の主張「ドローン攻撃など戦い方が変わっている」

高市首相は、防衛費増額の必要性について、世界の安全保障環境が激変している現実を挙げて説明しました。

  • 高市首相:「(世界の戦争状況は)明らかに戦い方が変わってる。ドローンですごい攻撃がなされている」
  • 高市首相:「継戦能力を高めるため世界各国が動き出してる中で、ニーズがあるものにしっかり予算をつけていく。当たり前じゃないでしょうか」

ウクライナ情勢などに見られるように、ドローンやサイバー攻撃、宇宙領域といった新しい戦場に対応するためには、従来の防衛予算では足りず、増額は「当たり前」であると、その正当性を強く訴えました。

「外交努力だけでは戦争は防げない」現実論を強調

高市首相のヒートアップが最高潮に達したのは、田村氏の「外交努力」という言葉に対してでした。

  • 高市首相:「あの、なんか、おっしゃってる事が外交努力、外交努力と。外交が大事なのは当たり前!外交力も必要、防衛力も必要ですよ」

ここで、規定時間を超過したため、枝野幸男委員長から「時間を過ぎておりますので、答弁を簡潔にお願いします」と制止が入ります。

しかし高市首相は、一旦怒りを飲み込むような仕草を見せた後、強い口調でこう続けます。

  • 高市首相:「それ(外交努力だけ)だと世界のどこでも戦争は起こらないはずじゃないですか。現実に今、起こってるわけです!」

これは、理想論としての「外交努力」だけでは国民の命は守れず、「防衛力」という現実的な抑止力が必要不可欠である、という高市首相の強い信念が表れた発言でした。


枝野幸男委員長が「終了です!」と制止した背景は?

この白熱した議論は、予算委員会の委員長である枝野幸男氏の制止によって幕を下ろしました。

規定時間を超える白熱した議論

枝野委員長は、高市首相の最後の答弁(「現実に今、起こってるわけです!」)が終わったのを受け、田村氏の質問時間が終了したことを告げました。

高市首相がヒートアップした時点で、すでに持ち時間の40分は経過しており、枝野委員長の制止は議事進行上、当然の措置でした。

田村氏の最後の主張「3.5%を否定されなかった!重大だ」

しかし、質疑の終了を告げられても、田村委員長は納得がいかない様子で、最後に声を張り上げました。

  • 田村氏:「どう聞いても3.5%を否定されなかった!重大だと思います!」

田村氏にとっては、高市首相が「3.5%はあり得ない」と明確に否定しなかったことこそが、この日最大の問題点でした。この発言に対し、枝野委員長が「田村さんの質疑は終了しました」と再度、今度は強く制止し、約40分にわたる女性党首間の激しいバトルは強制的に終了させられました。


防衛費GDP比3.5%は21兆円規模?国民生活への影響はどうなる?

今回、最大の焦点となった「GDP比3.5%」という数字。田村委員長はこれを「21兆円」と表現しましたが、これはどれほどの規模なのでしょうか。

GDP比2%(約11兆円)との比較

日本の2025年の名目GDPは、約600兆円強から630兆円程度で見込まれています。仮に600兆円として計算した場合、以下のようになります。

  • GDP比 2%:約12兆円
  • GDP比 3.5%:約21兆円

現在、政府目標となっている「2%(約12兆円)」ですら、従来の防衛費(約5~6兆円規模)から倍増する計算です。これに対し、もし「3.5%(約21兆円)」となれば、さらに9兆円もの上積みが求められることになります。

財源はどこから?増税の可能性

現在議論されている「2%」への増額ですら、その財源(数兆円規模)をどう確保するのか、大きな課題となっています。歳出改革や決算剰余金などでまかなうとされていますが、不足分については増税も視野に入れられており、国民の間でも賛否が分かれています。

もし、これが「3.5%(21兆円)」となれば、現状の「2%」の議論とは比べ物にならないほどの、大規模な財源確保策が必要となります。

これは、消費税のさらなる引き上げや、所得税、法人税の大幅増税など、国民生活に直接的な影響を与える議論に発展する可能性が極めて高いです。

田村委員長が「あり得ない!」と強く否定を求めた背景には、この深刻な国民負担への懸念があったと考えられます。


高市首相と田村委員長の予算委バトル、ネット上の反応やコメントまとめ

この予算委員会の様子はテレビやネットニュースで広く報じられ、2700件を超えるコメントが寄せられるなど、非常に大きな反響を呼んでいます。ネット上では、様々な意見が飛び交っています。

高市首相の態度への賛否両論

高市首相のヒートアップした態度や「イラッ」とした様子については、賛否両論が見られます。

<肯定的な意見>

  • 「現実を直視した答弁でよかった。外交努力だけで国が守れるわけがない」
  • 「田村氏の『仮定の話』に付き合わず、要求がないと突っぱねたのは正しい」
  • 「ドローンの話など、現代戦のリアルを分かっている」

<否定的な意見>

  • 「一国の首相として、イライラを露わにするのは品位に欠ける」
  • 「『あり得ない』となぜ言えないのか。3.5%を考えていると勘ぐられても仕方ない」
  • 「『当たり前』という言葉で、軍拡を正当化しようとしているように聞こえた」

田村委員長の追及への評価

同様に、田村委員長の追及姿勢についても、評価は二分されています。

<肯定的な意見>

  • 「国民が一番懸念している『3.5%』『21兆円』の問題に切り込んだのは素晴らしい」
  • 「高市首相が『否定しなかった』という事実を引き出したのは大きい」
  • 「防衛費の財源や国民生活への影響を考えれば、当然の追及だ」

<否定的な意見>

  • 「『要求がない』と言っているのに、しつこく『否定しろ』と迫るのはおかしい」
  • 「『戦争準備』というレッテル貼りは、議論を深めない」
  • 「40分も使って、結局『否定しなかった』という言葉尻を捉えただけだった」

防衛費増額と国民負担への懸念の声

最も多く見られたのは、今回の論争の核心である「防衛費増額」そのものと、それに伴う「国民負担」への懸念の声です。

  • 「2%ですら財源がないのに、3.5%なんてどこにそんな金があるのか」
  • 「防衛も大事だが、物価高で生活が苦しいのに、これ以上増税されたらたまらない」
  • 「安全保障と国民生活のバランスをどう取るのか、具体的な説明が欲しい」

今回の論争は、日本の安全保障と、国民の生活負担という、国の根幹に関わる問題がぶつかり合ったものだったと言えそうです。


まとめ:高市首相と田村委員長の防衛費論争の今後はどうなる?

2025年11月11日の衆院予算委員会で見られた、高市早苗首相と共産党・田村智子委員長の激しい防衛費論争。

「3.5%要求」という具体的な数字を巡り、高市首相は「アメリカからの要求はない」と答弁し、田村氏は「明確に否定しなかった」と批判しました。

高市首相が「イラッ」とした背景には、外交努力だけでなく現実的な防衛力の必要性を訴えたいという強い思いがあったとみられます。

最終的に枝野幸男委員長によって「終了です」と制止されたものの、防衛費増額の是非、そして「3.5%(21兆円)」という数字の持つ重みは、今後も国会で、そして国民の間で大きな議論を呼び続けることになりそうです。

俳優の川崎麻世(かわさき まよ)さん(62歳)が、2025年11月16日に放送される「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系)に、妻で料理研究家の花音(かのん)さん(41歳)と出演することが発表されました。

62歳にして21歳年下の妻を迎えた川崎麻世さん。その出会いや結婚に至るまでの道のり、そして90歳になるお母様へのサプライズなどが明かされるようです。

今回の出演テーマは「人生どん底からの大逆転」。華やかな芸能生活の裏で、多くの苦難を経験してきた川崎麻世さんが掴んだ幸せとはどのようなものなのでしょうか。

この記事では、川崎麻世さんの新しい妻・花音さんがどんな人なのか、二人の馴れ初めや結婚に反対したという花音さんの母親の理由、そして川崎さんのお母様が営む喫茶店の場所など、気になる情報をまとめました。あわせて、今回の出演に対するネット上のさまざまな反応や、元妻カイヤさんやお子さんたちの現在についても触れていきます。

川崎麻世(62)が21歳下の妻・花音(41)と『新婚さん』出演!放送日と内容は?

まず、番組の基本情報です。

  • 番組名: 新婚さんいらっしゃい! 1時間SP
  • 放送日時: 2025年11月16日(日)午後0時55分~
  • 放送局: ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
  • 出演: 川崎麻世さん、花音さん夫妻

今回の放送は「人生どん底からの大逆転」がテーマ。川崎麻世さんと花音さん夫妻が登場し、波乱万丈だった愛の軌跡や、新婚生活の悲喜こもごもを語り尽くす内容となっています。

番組では、二人の出会いから結婚に至るまでの知られざるエピソードが明かされるほか、川崎麻世さんのお母様も登場し、感動のサプライズも用意されているようです。

川崎麻世の妻・花音(かのん)さんとは何者?料理研究家の素顔

川崎麻世さんの新しいお相手である花音さんは、現在41歳。川崎さんとは21歳の年齢差となります。ご職業は、料理研究家として活動されています。

メディアに登場する花音さんは、知的で落ち着いた雰囲気の美人な方ですね。料理研究家として、どのような活動をされているのかも気になるところです。

13年前の出会いと馴れ初め「お騒がせ男」の印象が変わった理由は?

二人の出会いは、今から13年前にさかのぼります。

花音さんは当初、川崎麻世さんに対して「ワイドショーでのイメージ」から、あまり良い印象を持っていなかったようです。一部報道によれば、「お騒がせ男」という印象が強かったとされています。

しかし、その印象が大きく変わる出来事がありました。

きっかけは、共通の知人がきっかけで花音さんが川崎さんの出演する舞台を観劇し、その後の食事会(打ち上げ)に同席したことでした。

その席で、店内で転倒してしまった別のお客さんに対し、川崎さんがすぐに駆け寄り「大丈夫ですか? 怪我ないですか?」と親身に気遣う姿を目にしたといいます。その紳士的な対応に、花音さんは「キュン」とし、それまでのイメージが一変したそうです。

どん底の試練を支えた献身的なサポート

その後、二人の関係を決定的にしたのは、川崎麻世さんが直面した「大きな試練」でした。

具体的な試練の内容は番組内で語られるようですが、川崎さんが精神的にも肉体的にも困難な状況にあった時、花音さんが献身的にサポートを続けたとのこと。

この出来事を通じて、川崎さんは花音さんに対して深い信頼を寄せるようになり、二人は公私にわたるパートナーとして絆を深めていきました。

妻の母親が「やめなさい」と結婚に猛反対!乗り越えた壁とは?

順調に愛を育んできたかのように見える二人ですが、結婚に至るまでには大きな壁が立ちはだかりました。

それは、花音さんの母親からの猛反対でした。

花音さんが母親に川崎さんとの交際と結婚の意思を報告した際、お母様は「やめなさい」と強く反対されたといいます。

やはり、21歳という年齢差や、川崎さんのこれまでの経緯などを考えると、娘を思う母親として心配になる点が多くあったのでしょう。

川崎麻世さんが、この逆境をどのように乗り越え、花音さんのお母様からの信頼を勝ち取ったのか。その知られざるエピソードも、11月16日の「新婚さんいらっしゃい!」で詳しく語られる予定です。

川崎麻世の母親(90歳)が営む枚方市の喫茶店「コハク」の場所はどこ?

今回の放送では、川崎麻世さんのお母様も登場します。

お母様は現在、御年90歳。大阪府枚方市で喫茶店を営んでいるそうです。

Googleの検索情報などによると、その喫茶店の詳細が判明しました。

  • 店名: 喫茶 コハク(または 喫茶&スナック コハク)
  • 場所: 大阪府枚方市伊加賀東町6-2
  • アクセス: 京阪本線「枚方公園駅」東口から徒歩約1~2分

お店は「ひらかたパーク(ひらパー)」とは駅の反対側出口すぐの場所にあるようです。店名の「コハク」は、川崎麻世さんのおばあ様のお名前から取られたものだそうです。

店内には川崎麻世さんの写真なども飾られており、ファンにとっては聖地のような場所かもしれませんね。「麻世カレー」という煮物がトッピングされた名物メニューもあるようです。

90歳でも自転車!パワフルな母が語る息子の素顔

番組スタッフがお母様のもとを訪れると、なんと颯爽(さっそう)と自転車で登場されたとのこと。

90歳になった今でも、毎日自転車を乗りこなし、お店への出勤や近所への買い物をこなしているというから驚きです。とてもパワフルで素敵なお母様ですね。

番組では、48年前、川崎さんが中学2年生で上京した当時を振り返り、息子をずっと応援し続けてきたお母様だからこそ知る、川崎麻世さんの素顔が語られます。

夫婦からのサプライズに涙した感動の理由

さらに、番組収録後、川崎麻世さんと花音さん夫妻は、大阪・枚方の実家を訪問し、お母様にサプライズを敢行しました。

妻・花音さんからは心を込めた手料理が贈られました。そして、息子の川崎麻世さんからは、感謝の思いが綴られた手紙が送られました。

「厳しい芸能界でたくさん心配をかけた、それでも自分を信じてくれた」

そんな息子からのストレートな感謝の言葉に、お母様は涙を流されたそうです。長年、息子の活躍を支え続けてきたお母様にとって、何よりの親孝行になったのではないでしょうか。

ネットでは元妻カイヤさんや子供の現在を心配する声も…何があった?

川崎麻世さんの「新婚さん」出演というおめでたいニュース。しかし、インターネット上やニュースのコメント欄では、祝福の声ばかりではなく、元妻であるカイヤさんや、二人の間に生まれたお子さんたちの現在を気遣う声が多数寄せられています。

コメントでは、「前の結婚がなかったかのように浮かれているように見える」「カイヤさんとの間のお子さんはどうしているのか」「父親がテレビではしゃぐ姿を子供はどう思うのか」といった、厳しい意見も少なくありません。

また、「石田純一さんと同じ匂いがする」といった、プライベートを公にすることを疑問視する声や、「カイヤさんは鬼嫁と言われていたが、文化の違いもあったのでは」「カイヤさんは麻世さんのお母さんにも尽くしていたはず」と、カイヤさんを擁護するような書き込みも見受けられます。

元妻カイヤさんの現在は?「鬼嫁は演技」世界で活躍するモデルの今

では、元妻のカイヤさんは現在、どのように過ごされているのでしょうか。

情報を調査したところ、カイヤさんは2025年現在、モデルとして世界を舞台にめざましい活躍をされていることが分かりました。

2025年2月には、ファッションブランドのモデルとして、米・ニューヨークのタイムズスクエアにある巨大ビルボードにご自身の写真が掲載されました。さらに、同年3月にはパリ・コレクションのランウェイにも登場されています。

ご本人は「100歳までパリコレ」を目標に掲げており、かつての「鬼嫁キャラ」は「完全に演技だった」と語っています。現在は家を持たずに世界を飛び回る自由なライフスタイルを送っており、2026年公開予定の映画にも出演が決まるなど、多忙な日々を送っているようです。

カイヤさんが川崎さんの再婚に送った複雑なメッセージとは

川崎麻世さんの再婚が報じられた2024年10月、カイヤさんはご自身のオフィシャルブログでメッセージを発信しています。

「これからのお二人の幸せを、心から祈っております」と祝福の言葉を述べつつも、複雑な胸の内を明かしています。

ブログ(入力記事コメント欄の引用参照)によれば、川崎さんが現在、お子さんたちと関係を持っていない状況であることに触れ、「いつか、彼らがあなたを許し、再びあなたを受け入れる日が来ることを心から願っています」「あなたは永遠に彼らの父親です」と綴りました。

そして、「私が一人で彼らを育ててきた母親として、どうか私への尊重を持ち、私の名前を利益のために利用することを控えてください」と、釘を刺すような内容も含まれていました。

このカイヤさんの毅然(きぜん)とした対応と母親としての深い愛情に、ネット上では「これが鬼嫁ですか?」「カイヤさんこそ幸せになってほしい」と、感動や同情の声が多く集まりました。

2人の子供(息子・娘)との関係はどうなった?

川崎麻世さんとカイヤさんの間には、息子さんと娘さんがいらっしゃいます。

前述のカイヤさんのブログの内容や、カイヤさんが「日本に来たら子どもたちのところに泊めてもらう」と発言していることから、お子さんたちは現在日本で生活しており、カイヤさんとは良好な関係を築いているようです。

一方で、川崎麻世さんとの関係は、残念ながら現在は疎遠になっている可能性が高いと推測されます。今回の「新婚さん」出演を、お子さんたちがどのような思いで見ているのか、気遣う声が上がるのも無理はないかもしれません。

「世のオジ様達に勇気を」川崎麻世さんのコメント詳細

今回の番組出演にあたり、川崎麻世さん本人は以下のようにコメントしています。

――『新婚さんいらっしゃい!』に出場しようと思った理由は。

「母達(川崎さんと花音さん、両方の母親)が大好きな番組なので、是非出場させていただきたいと思いました。2人の母がとても喜んでいるので、親孝行になりました」

――収録の感想は。

「とても楽しい時間でしたし、改めて夫婦がお互いのことについて考える事が出来た貴重な時間となりました」

――11月16日放送の注目ポイントは。

「21歳差でしかも私は62歳! 世の中のオジ様達に諦めないで勇気を出して頂きたいと思っています。勿論ジェネレーションギャップはありますが、そんなことを乗り越えて、笑顔で今を大切に生きる私達を見て頂きたいです」

62歳で新たな幸せを掴んだご自身の姿が、同世代の男性たちへのエールになれば、という思いがあるようです。このコメントに対しても、ネット上では「自分に浮かれている感じがする」といった手厳しい意見も見られました。

まとめ

2025年11月16日の「新婚さんいらっしゃい!」に出演する、川崎麻世さんと妻・花音さん。

番組では、13年前の出会いから、花音さんのお母様の猛反対を乗り越えたエピソード、そして川崎さんのお母様への感動のサプライズまで、波乱万丈の「大逆転」ストーリーが語られるようです。

一方で、今回の出演には、元妻カイヤさんやお子さんたちの存在を重ね合わせ、複雑な思いを抱く視聴者も少なくないようです。

さまざまな過去を乗り越え、62歳で新たなスタートを切った川崎麻世さん。番組で語られる「どん底からの大逆転」の物語と、お二人が「今を大切に生きる姿」に注目が集まります。

かつて「秒速で1億円稼ぐ男」として注目を集めた実業家の与沢翼さん(43歳)が、2025年10月下旬に自身のSNS(X)で「未来のお嫁さん」の募集を開始し、大きな話題を呼んでいます。

2025年4月に離婚や特定の薬物への依存を告白し、精神的な不調も報告していた与沢さん。その彼がなぜ今、婚活を始めたのでしょうか。

驚くべきことに、募集開始から約10日で応募者は500人を突破したといいます。

この記事では、与沢翼さんの婚活の現在の状況(2025年11月12日時点)と、話題となっている「20代でスタイル重視」という募集条件、家賃110万円の住居提供といった待遇、そして婚活に至った詳しい理由について、これまでの経緯を詳しくまとめていきます。

与沢翼さん(43歳)がSNSで婚活を開始した経緯

与沢翼さんは2025年10月25日、自身のX(旧ツイッター)で「今日から婚活アカウントに転身することにしました」と突然宣言しました。SNSを使って「未来のお嫁さん」を探すというのです。

この宣言の背景には、2025年に入ってからの激動の日々がありました。

まず4月には、元グラビアアイドルでモデルだった妻・麻美さんとの離婚を発表。同時に、タイに移住してから「特定の薬物にどっぷりはまっていた」という衝撃的な事実を告白しました。当時、麻美さんは3人のお子さんを連れて日本へ帰国したと報告されています。

その後、与沢さんは日本へ帰国。7月には精神病院に入院していたことを明かし、入院前は「妄想」の症状も出ていたと説明。この時期に離婚協議が行われたようです。

さらに9月のYouTube配信では、タイでの新生活で別の女性と生活を始めたものの、すぐに破局してしまったことを告白。「奥さん(麻美さん)を超えられる人はいない」と、元妻への複雑な心境をのぞかせる場面もありました。

こうした状況の中、今回の「婚活宣言」が行われたのです。

与沢翼さんが募集する「未来のお嫁さん」の詳しい条件とは?

今回の婚活で与沢さんが提示した「お嫁さん」の条件は、非常に具体的であり、ネット上でも特に注目を集めている点です。

条件1:年齢は「20代の独身女性」限定

与沢さんは、募集相手の条件として「20代の独身女性」と明確に限定しています。

その理由について、当初は「若い人といた方が今後の精神的回復のためにいいのかなと思った」と説明していました。

しかし、10月26日のYouTube生配信では、さらに踏み込んだ理由も明かしています。自身が42歳(当時)であることに触れ、「老後の面倒を見てもらいたいなってのがある」と、将来的な介護も視野に入れた下心があることを率直に語りました。

条件2:理想は「普通の子」で「家庭に入りたい人」

学歴やキャリアについては「不問」としています。

「理想は、普通の子」「現在、無職の子とかいい」とも発言しており、エリート層を求めているわけではないようです。

むしろ、「今は仕事してても将来的には仕事辞めて家庭に入りたい人が理想」と述べており、専業主婦を希望する女性を歓迎する姿勢を見せています。

条件3:容姿は「スタイルが良い方が好み」

容姿に関しても、具体的な好みを示しています。

「顔重視というより、スタイルが良い方が好み」と明言。「自分がデブなのにすみません」と自虐を交えつつ、「元奥さんもそんな枠組みにいましたが、ジャンルで言うとグラビアみたいな感じが好きです」と、かなりストレートな表現でタイプを語っています。

婚活応募者への破格の待遇!家賃110万円の住居も?

与沢さんは、交際する女性に対して非常に手厚い待遇を提示しています。これも大きな話題となっている理由の一つです。

生活費は全額支給、起業支援の可能性も

交際後の暮らしについて、与沢さんは「生活費も全額出します」と宣言しています。

さらに、「たとえばですが、その女性が何かのお店とか開きたいとかあれば、その出店費用とかも出したりはできるはずです」とも述べており、単なる生活の保障だけでなく、相手の夢を経済的にサポートする意思もあるようです。

日本の住居は「檜町ザタワー」に無料で居住可能

与沢さん自身は現在タイを拠点にしていますが、将来的にタイでの同居を考えているとのこと。

しかし、「海外移住はすぐにできない方」への配慮も示しています。その場合、東京・赤坂にある高級タワーマンション「檜町ザタワー」の部屋に「無料で住んでもらっていいです」と提案しました。

この物件は「現在頂いている月家賃で110万円の家です」と説明されており、破格の条件と言えます。

ちなみに、与沢さんは11月11日までに更新したXで、この日本の家(港区にある約100平米の部屋)について言及。2018年に3億6800万円で購入したものの、現在(2025年11月時点)では「10億円超えで売れるらしい」と、不動産価値が急騰していることも明かしています。「でも日本にはこれしかないから売らないけどね」とも付け加えていました。

婚活開始の本当の理由は何?元妻への未練を断ち切るため?

元妻への未練を口にしていた与沢さんが、なぜこのタイミングで大々的な婚活を始めたのでしょうか。その動機についても、本人がYouTube配信(10月26日)で赤裸々に語っています。

与沢さんによると、当時の精神状況は「もう、死ぬ一歩手前みたいな状態」であり、精神的に深く落ち込んでいたといいます。

「正直言うと性欲とかないんすよ。恋愛欲とかもないんですけど、なんかしなきゃいけないと」と感じ、仕事やボランティアにも興味が持てない中で、「じゃあ婚活しようと思って」と決意したそうです。

また、元妻や子供たちのことを考えると苦しい「無限ループ」の状態だったと告白。この婚活宣言には、元妻との関係に「区切り」をつけ、前に進むための決別の意味合いも込められていたようです。「あんなの(募集)元奥さんが見たら微妙に思うじゃないですか」と、複雑な胸中も明かしました。

婚活の現在の状況はどうなった?応募者殺到で500人超え

賛否両論を巻き起こした与沢さんの婚活ですが、その反響は凄まじいものでした。現在の状況(2025年11月12日時点)は以下のようになっています。

応募者数の推移(1日で220人→約10日で503人)

応募は専用のフォームを通じて行われましたが、その数は驚異的なペースで増加しました。

  • 10月26日(募集開始翌日):220名の応募。
  • 10月28日:414名の応募。
  • 11月6日:503名の応募。

与沢さんは10月26日の時点で「コメントなどもちゃんとしてて写真や動画だと綺麗な人も多いです」と、応募者の質にも好感触を得ている様子でした。

11月21日から日本で面会ラッシュ開始予定

与沢さんは応募者と直接会うため、タイから日本へ一時帰国することを決定しています。

11月9日のXの投稿によると、11月21日から12月28日までのフライトを予約済み。この滞在期間中、応募者との「面会」を集中的に行う計画です。

11月6日の報告では、応募者503名のうち、125名に直接LINEを送ったとのこと。しかし、日本滞在中のスケジュールはすでに過密状態です。

「11月21日~12月9日まで1日も休まず全日夜ご飯です」と報告しており、11月9日時点で既に36人の女性との夜ご飯の約束が埋まっているといいます。

クリスマス・イブ(12月24日)とクリスマス(12月25日)だけは予定を空けており、「仲良くなれた子をクリスマスに誘ってみようかな」と計画しているようです。

当初は夜ご飯だけを考えていたようですが、あまりの応募者の多さに「全員とはもう会えないことが確定しました」と述べています。「夜ご飯だけだと追いつかないので、昼間ミッドタウンとかでさくっとお茶する感じも追加しないとです」と、昼夜2部制での面会も検討していることを明かしました。

与沢氏の悩み「どうやって一人に絞るか」

多くの応募が集まったことで、与沢さんは「LINEやり取りしてる感じですけど、おそらくこの応募者の中から最終的に彼女はできると思います」と手応えを感じているようです。

一方で、新たな悩みも生まれています。それは「どうやって一人に絞るかです」という点。「私が、後から良い人来るかもって感じで優柔不断になると、年単位でかかる可能性があります」と懸念を示しています。

また、10月28日の投稿では「こんなデブオジサンにまだ何等かの需要があると分かって、生きててよかったです」と感謝を述べつつ、「お金目的でもいいです」とも発言。離婚のショックから立ち直れていない中での婚活であり、「やれるだけ頑張ってみます!」と前向きな姿勢を見せています。

与沢翼さんの婚活宣言に対するネット上の反応は?

今回の与沢さんの行動には、ネット上でさまざまな意見が寄せられています。

最も多く見られたのは、その露骨な条件提示に対する否定的な反応です。「20代限定」「スタイル重視」「グラビア好き」といった条件に、「ドン引きした」「呆れる」といった声が上がりました。

また、「採用面接のようだ」「人を商品として売り買いしているみたい」など、婚活の進め方自体への違和感を指摘する意見もありました。「『普通の子が理想』と言いながら『月家賃110万円のマンション』を提示するのは、一般女性からすると理解しがたい」といった、条件の矛盾を突く声も聞かれます。

一方で、「結末まで見届けたい」と、一連の騒動をエンターテイメントとして注目する層も一定数いるようです。

中には、離婚時の財産分与をめぐる主張の変更や、元妻とのLINEを公開した過去の不安定な言動と結びつけ、今回の行動を危ぶむような見方もありました。

そんな中、与沢さんは2025年11月11日に43歳の誕生日を迎えました。自身のXに「随分と肥えてしまった」とふっくらとした現在の姿を投稿しましたが、これに対しては「顔の表情が全然違う」「笑顔が素敵になりましたね」など、以前より体調が回復しているように見えると安堵するコメントも寄せられています。

まとめ

実業家の与沢翼さん(43歳)が2025年10月25日に開始したSNSでの婚活は、現在も進行中です。

応募者は500人を超え、2025年11月21日からは与沢さん本人が日本に帰国し、応募者との過密な面会スケジュールがスタートします。

「20代でスタイル重視」という明確な条件と、「家賃110万円の住居提供」「生活費全額支給」といった破格の待遇を提示。その背景には、離婚や薬物依存の告白といった苦しい時期を乗り越え、元妻への未練を断ち切って再出発したいという強い動機があるようです。

ネット上では賛否両論が巻き起こっていますが、「人生の大底にいる俺を拾って、隣で復活を見届けてくれるような女性と出会えますように」と願う与沢さん。果たして“秒速”とはいかなくとも、理想の相手と出会うことはできるのか、今後の展開に注目が集まります。

2025年11月11日現在、小泉進次郎防衛相(44)が「完全に覚醒してる」「キレキレすぎる」と、SNSを中心に大きな話題となっています。

発端は、衆議院予算委員会における高市早苗首相(64)の「台湾有事」をめぐる発言でした。これに対し、立憲民主党や共産党の議員から厳しい追及がありましたが、小泉防衛相がこれに毅然と反論。

これまで「進次郎構文」などと揶揄されることもあった小泉氏の、従来とは全く異なる答弁スタイルが注目を集めています。

この記事では、小泉進次郎防衛相が「覚醒した」と言われる理由はなぜなのか、2025年11月の衆院予算委員会で一体何があったのか、具体的な答弁内容やSNSでの反応を詳しくまとめていきます。

小泉進次郎防衛相が「覚醒」とSNSで騒然!何があった?

2025年11月10日および11日に開催された衆議院予算委員会。ここでの小泉進次郎防衛相の答弁が、SNS(旧TwitterのXなど)で大きな反響を呼んでいます。

「小泉進次郎、覚醒!」「防衛大臣になってキレキレになってる」「どうしたんだ」といった驚きの声が相次いでいるのです。

かつて環境相時代などには、独特の言い回しが「進次郎構文」と呼ばれ、その言葉足らずな部分が指摘されることもありました。しかし、今回高市政権で防衛相に就任してからは、ひと味違う姿を見せているようです。

この変化の背景には、高市早苗首相の「存立危機事態」に関する発言をめぐる国会での激しい論戦がありました。

発端は高市首相の「台湾有事=存立危機事態」発言

今回の論戦の発端となったのは、2025年11月7日の衆院予算委員会での出来事です。

立憲民主党の岡田克也常任顧問(72)が、高市首相に「存立危機事態」の具体例について質問しました。

これに対し、高市首相は台湾有事で中国による武力行使があった場合、例えば「戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になりうる」と、具体例を挙げて言明したのです。

この「存立危機事態」とは、2015年の安全保障関連法で設けられた概念です。日本と密接な関係にある他国が武力攻撃を受け、日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある事態を指し、自衛隊が集団的V自衛権を行使できる前提条件とされています。

歴代の首相は、どのような状況がこれに該当するかについて、明確な見解を示すことを避けてきました。野党側は、高市首相が具体例に踏み込んだことに対し、「相手に手の内を明かし、抑止力の低下につながりかねない」「戦争に入るという重大な判断だ」として、発言を問題視しました。

【国会答弁まとめ】立憲・大串氏の追及に小泉防衛相が言ったこと

高市首相の発言は、週明けの11月10日の予算委員会でも引き続き大きな議題となりました。立憲民主党の大串博志衆院議員(60)が、この発言の撤回を執拗に求めます。

立憲・大串博志氏が「発言撤回」を要求

大串議員は、高市首相の発言を「総理として国会での発言なので極めて重い」「他国の反応も懸念される」と指摘し、発言の取り消しと撤回を強く要求しました。

しかし、高市首相は「最悪のケースを想定した答弁」であったとした上で、「政府の従来の見解に沿ったもの」として、撤回を拒否しました。ただし、「特定のケースを想定したことについては、この場で明言することは慎もうと思う」とも述べています。

小泉防衛相の反論「立憲が何を求めているか不明」

議論が平行線をたどる中、大串議員は追及の矛先を小泉防衛相に向け、「防衛大臣として(撤回しなくて)いいのか」と見解を求めました。

これに対し、小泉防衛相はまず、岡田議員が議論の根拠とした高市首相の発言が「去年の総裁(選)の発言」であり、今年の総裁選のものではないと指摘。「その議論の一部を引き指摘するのは妥当ではない」と反論しました。

さらに、大串議員の度重なる追及に対し、小泉防衛相は次のように述べました。

「立憲民主党の皆さんが何を求められているかは、私にはよく分からないんですけども」

こう前置きした上で、「(元外務大臣の岡田議員は)『個別具体的な事例について、より詳細な基準などを設けて事態認定などをすべきだ』という風に言っておられるのか。いっぽうで『軽々に申すべきではない』。一体どちらを求められているんですか」と、逆に問いかけました。

「総理の発言を撤回する権利は他の大臣にはない」

小泉防衛相は、安全保障の現実を考えた場合、「いざというときに備えて、我が方として最終的にすべての総合的な情報を駆使した上で、すべてを判断をする。そのことに尽きる」と、これが政府の当然の見解であると主張しました。

そして、発言の撤回そのものについては、「最終的に総理ご自身の発言について、撤回をする権利は他の大臣などにはありません」とキッパリと述べ、高市首相を擁護する姿勢を明確にしました。

共産・田村智子委員長への反論「レッテル貼りは違う」

小泉防衛相の毅然とした答弁は、翌11月11日の予算委員会でも続きました。この日は、共産党の田村智子委員長が追及に立ちます。

田村氏「集団的V自衛権の行使だ」と追及

田村委員長は、高市首相の発言を「日本が攻撃も侵略も受けていないのに、自衛隊が海外で武力行使する重大な問題になる」と批判。さらに「ミサイル列島」というパネルを提示し、日本のミサイル配備などを「軍拡だ」と追及しました。

小泉氏「理解に苦しむ」と皮肉も

この追及に対し、小泉防衛相は強く反論します。

「『ミサイル列島』というパネルをお示しされましたけれど、あたかも日本が自制が効かず、我々が軍備を増強しているというレッテルを貼るような事は、私は基本的認識として違うと思います!」

さらに、「さきほどから、まるで日本が自制が効かず軍拡を進めているかのような前提でずっとお話をされてますが、正直、理解に苦しみます」と続けました。

そして、「日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなっている」現状を説明し、これは「危機を煽るのではなく、適切対応を進めているということ」だと主張しました。

最後には、田村委員長に対し「先生の基本的な認識を国民の皆さんがその通りだと思うのか、いや、それはちょっとあまりにも…まあ、私はこれ以上は言いませんけど」と、皮肉とも取れる言葉で答弁を締めくくりました。

小泉進次郎が覚醒した理由はなぜ?SNSでの高評価まとめ

一連の小泉防衛相の答弁は、SNSやネット上で非常に好意的に受け止められています。では、なぜこれほどまでに「覚醒した」と評価されているのでしょうか。

「キレキレ」「構文がない」驚きの声

まず目立つのは、その答弁スタイルへの驚きです。

  • 「進次郎さん完全に覚醒しちゃってるやん。キレキレすぎてやばい」
  • 「手元の資料(カンペ)をほとんど見ず、自分の言葉でしっかり発言している。立派だ」
  • 「進次郎構文でもないし、何があったんだろ」
  • 「こんな気の利いた皮肉めいた事まで言えるのか…」
  • 「もしかして本気出したら口喧嘩めっちゃ強いんちゃうか」

このように、手元の資料に目を落とすことなく、真っ直ぐに前を向いてよどみなく反論する姿が、「頼もしい」「見直した」という評価につながっているようです。

防衛相が「適材適所」だった?

なぜこれほど変わったのか、その理由についても様々な分析がなされています。

政治ジャーナリストの中には、小泉氏の経歴に着目する向きもあります。小泉氏の地元・横須賀は、海上自衛隊や米軍基地がある場所です。こうした環境で育った小泉氏にとって、防衛相というポジションは「適材適所」だったのではないか、という見方です。

実際に、防衛相就任後は、10月の日米防衛相会見で中国を名指しして批判したり、北朝鮮のミサイル発射に「断じて容認できない」と毅然とした姿勢を見せたりと、発言にキレが増しているとされます。また、秋田県のクマ被害に対し、自衛隊派遣を迅速に決定した対応も評価されています。

ネット上のコメントでも、同様の分析が見られました。

  • 「農水大臣の時もちゃんと勉強してるなと見直した。防衛に関しても真摯に学んだのだろう」
  • 「この人、自分が上に立つよりも、上にしっかりしたリーダー(高市首相)がいたらその下で力を発揮するタイプなのかも」
  • 「高市ママの元で真っ当な政治家教育を受けているように見える。真っ当な内閣でこそ飛躍的に成長するのではないか」

このように、高市首相というリーダーの下で、小泉氏の能力が最大限に発揮されているのではないか、という意見も多く見受けられました。

野党の追及姿勢への批判も

一方で、今回の論戦では、小泉防衛相への高評価と対照的に、立憲民主党や共産党の追及姿勢に対して厳しい意見も目立ちました。

  • 「立憲民主党は失言待ちな質問ばかり。揚げ足取るようなつまらない時間を割くことに違和感しかない」
  • 「大串議員は『戦争に飛び込むんですよ!』と誇大に煽っているだけに感じた」
  • 「批判のための批判ばっかりで、存在意義がよくわからない」

また、安全保障の現実に関する指摘もありました。

  • 「立憲の人達は、戦争になるようなことは言わないのが戦争にならないんだと思い込んでいる」
  • 「『絶対に手を出さない』とは言わず、『やる時にはやるよ』と言っておく方が抑止力になる」

こうした野党側の姿勢が、結果として小泉防衛相の毅然とした反論を際立たせた、という側面もあるようです。

まとめ

今回は、2025年11月の衆議院予算委員会で、「覚醒した」とSNSで騒然となっている小泉進次郎防衛相についてまとめました。

高市早苗首相の「台湾有事=存立危機事態」発言をめぐり、立憲民主党や共産党の厳しい追及に対し、小泉防衛相は「レッテル貼りだ」「何を求めているか不明」と、従来のイメージを覆すキレのある答弁で強く反論しました。

この姿がSNSで高く評価されており、その理由として、防衛相というポジションが「適材適所」である可能性や、高市首相というリーダーの下で能力を発揮しているのではないか、といった見方が出ています。

防衛相としての小泉進次郎氏の今後の発言や動向に、引き続き注目が集まりそうです。

2025年11月11日(火)、立憲民主党の蓮舫(れんほう)参院議員が自身のX(旧ツイッター)を更新しました。

この投稿が、現在大きな波紋を広げています。

中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が、高市早苗首相の国会答弁に関連して「汚い首は一瞬のちゅうちょもなく斬ってやる」といった趣旨の過激な投稿をSNSで行ったとされる問題。

これに対し、蓮舫氏は日本語だけでなく中国語(簡体字)を用い、「強く抗議します」との意思を明確に示したのです。

外交問題に発展しかねないこの事態に、ネット上では賛否両論、様々な意見が飛び交っています。

この記事では、蓮舫議員が抗議した理由やその具体的な投稿内容、発端となった薛剣総領事の発言とは何だったのか、そしてこの一連の騒動に対するネット上の多様な反応について、経緯を詳しくまとめていきます。

蓮舫議員が中国総領事に抗議した理由と投稿内容の詳細

今回の騒動で、蓮舫議員はどのような対応を取ったのでしょうか。2025年11月11日のX(旧ツイッター)での発言を詳しく見ていきます。

2025年11月11日のX(旧ツイッター)投稿

蓮舫議員は11日、自身のXアカウントでまず日本語による投稿を行いました。

「外交には礼節が必要です。」

このように切り出し、続けて「他国の首脳への不当な発言は、信頼を損なう行為です。互いの敬意を忘れず、品格ある外交を取り戻すべきだと考えます」と綴っています。

この投稿では、特定の国名や人物名は挙げられていませんでした。

しかし、そのタイミングや内容から、多くの人が薛剣駐大阪総領事による一連の発言に向けられた苦言であると受け止めています。

中国語(簡体字)でも「強く抗議」

注目すべきは、日本語の投稿に続いて行われた中国語(簡体字)でのポストです。

蓮舫議員は、以下のようにはっきりとした抗議の言葉を中国語で記しました。

「对贵国总领事针对我国内阁总理大臣的极为不当言論表示强烈抗议。」

これを日本語に訳すと、「貴国総領事によるわが国の首相に対する極めて不適切な発言に対し、強く抗議いたします。」という意味になります。

こちらも具体的な総領事の名前や、問題となった発言の詳しい内容には触れていません。

ですが、日本語の投稿よりもさらに直接的に、中国政府関係者による日本の首相への発言に対して「強く抗議する」という姿勢を内外に示しました。

自身のルーツも背景に、日中双方に向けたメッセージとも読み取れるこの行動は、大きな注目を集めることとなりました。

発端となった中国総領事「汚い首」発言とは何があった?

そもそも、蓮舫議員が抗議するきっかけとなった「不適切な発言」とは、どのようなものだったのでしょうか。発言の主とされる人物と、その背景について整理します。

薛剣(せつけん)駐大阪総領事とは何者?

今回の発言者とみられているのは、中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事です。

薛剣氏は1968年生まれで、北京外国語大学の日本語学科を卒業後、中国外務省に入省した経歴を持ちます。

在日中国大使館での勤務経験も長く、報道官などを歴任。日本語が非常に堪能なことでも知られています。

2021年6月に駐大阪総領事として着任して以降は、特にX(旧ツイッター)などSNSでの積極的な発信が目立っていました。

その発言内容は、中国の立場を強く主張する、いわゆる「戦狼外交」とも評されるスタイルで、これまでもたびたび日本のネットユーザーやメディアとの間で物議を醸してきた人物でもあります。

問題の「汚い首」発言の具体的な内容

問題となったのは、2025年11月8日に薛剣氏が自身のSNS(X)に投稿したとされる内容です。

政府関係者からの情報や報道によると、薛剣氏は高市早苗首相の国会答弁に関する記事を引用する形で、以下のような趣旨の過激な言葉を発信したとされています。

「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬のちゅうちょもなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」

一国の総領事が、駐在国の首脳に対して「首を斬ってやる」といった表現を用いることは極めて異例です。

この投稿はすぐに削除されたようですが、その内容は瞬く間に拡散されました。

ネット上では「総領事が犯罪予告をしている」「外交官としてあり得ない暴言だ」と驚きと批判の声が殺到。

外交官の接受国にとって好ましくない人物として国外退去を求める「ペルソナ・ノン・グラータ」の対象にすべきだ、といった厳しい意見も相次ぎ、大きな騒動となっていました。

発言の理由はなぜ?高市早苗首相の答弁がきっかけか

薛剣氏がこれほど過激な発言に至った理由、その発端は、高市早苗首相の国会答弁にあるとみられています。

11月上旬の国会(予算委員会)において、高市首相は「台湾有事」に関する野党議員からの質問に答えました。

その中で、台湾有事が発生した場合、日本の平和と安全に重要な影響を与える「重要影響事態」や、集団的自衛権の行使が認められる「存立危機事態」に認定され得る、という認識を示したのです。

中国政府は「台湾問題は内政問題」という立場を強硬に主張しており、「台湾有事」を日本の安全保障と関連付ける発言には極めて敏感です。

薛剣氏は、高市首相のこの答弁に強く反発し、前述のような過激な投稿に至ったものと考えられています。

蓮舫氏の抗議に対するネット上の反応まとめ

蓮舫議員による今回の「抗議」ツイート。これに対し、ネット上では様々な角度からの意見が寄せられ、賛否両論が巻き起こっています。

「毅然とした抗議」と評価する声

まず、蓮舫議員の行動を評価する声が多数見られました。

「何もしないよりは遥かに良い」「いわゆるリベラル系の議員が、中国に対してしっかりと抗議の姿勢を示したのは評価したい」といった意見です。

また、「毅然とした抗議で心強く感じた」という声や、「立憲の議員や蓮舫氏も変わりつつあるのではないか。これは高市首相の良い影響かもしれない」と、党派を超えた日本の姿勢として前向きに捉えるコメントもありました。

さらに、蓮舫議員が台湾にルーツを持つことに触れ、「彼女だからこその行動だ。これを機に日台関係の正常化などに尽力してほしい」と、今後の外交活動への期待を寄せる声も上がっています。

「発端は立憲民主党」と批判的な声

一方で、非常に多かったのが「そもそも、この騒動の発端は蓮舫氏が所属する立憲民主党にある」という厳しい指摘です。

コメント欄では、「きっかけを作ったのは立憲の岡田(克也)氏だ」「岡田氏や大串(博志)氏が、高市政権を陥れるためだけに過去の発言を切り取り、中国を刺激するような質問をしたからだ」という趣旨の意見が目立ちました。

高市首相の台湾有事に関する答弁は、立憲民主党議員の質問に対するものでした。

この国会でのやり取り自体が、政権の足を引っ張るために国益を損ねる行為ではなかったのか、という批判です。

「日本の政治家なら、国民のために政治をすべきだ」と、一部野党の姿勢を疑問視する声が強く上がっていました。

「裏があるのでは」と懐疑的な見方

こうした賛否に加え、「珍しく蓮舫氏が正しい意見を言っているが、何か裏があるのではないかと勘ぐってしまう」といった、蓮舫議員のこれまでの言動を踏まえた懐疑的な見方も一部で見られました。

また、「彼女は両方の立場を見ることができる立ち位置にいる。台湾人という側面もあるので、これで終わらず更なる抗議が出るのではないか」といった推測も投稿されています。

高市首相の答弁を支持する意見

今回の騒動の発端となった高市首相の答弁そのものについても、改めて言及するコメントがありました。

「高市総理が台湾有事について、国としての立場をはっきり示したことは頼もしく感じる」「国益や国民の安全を守る姿勢を評価したい」など、首相の姿勢を支持する声も一定数存在することがうかがえます。

中国駐大阪総領事館の場所はどこ?異様な雰囲気との情報も

今回の騒動で注目を集めた薛剣氏が総領事を務める「中国駐大阪総領事館」についても、ネット上では関心が集まっています。

コメント欄には、実際に総領事館の周辺を通ったという人の投稿もありました。

それによると、総領事館の場所は大阪市地下鉄の阿波座駅から数ブロックしか離れていない、ごく普通の高層マンション街の中にあるとのことです。

しかし、その領事館の玄関に通じる生活道路には、分厚い鋼鉄製の開閉式の門が設置されており、かなり異様な雰囲気を醸し出しているといいます。

また、一定の距離ごとに大阪府警による厳重な警備もなされているようです。

テロなどを警戒したセキュリティー対策であることは明らかですが、このコメントを寄せた人は「このような不道徳で無礼な総領事を、日本側がそこまでして守る価値があるのか疑問に思った」と、複雑な心境を綴っていました。

まとめ:外交の礼節と国益を巡る議論

今回、蓮舫議員が示した中国総領事への抗議。

これは、一外交官による駐在国の首脳へ対する「汚い首」といった常軌を逸した発言に対し、党派を超えて「外交上の礼節」を問うものだったと言えます。

しかし、その一方で、ネット上の反応を見ると、この問題の発端となった国会でのやり取りや、各政治家のスタンスに対しても、国民が厳しい目を向けていることがわかります。

「外交には礼節が必要」という蓮舫議員の言葉は、そのまま薛剣総領事に向けられるものです。

この過激な発言が、今後の日中関係や外交交渉にどのような影響を与えるのか。

そして、日本の国会では、国益を守るためにどのような議論が求められるのか。

この一件は、私たちに多くの課題を投げかけています。引き続き、関連する動向を注視していく必要があります。