第1章 AIってなんだろう?
みなさんは「AI(エーアイ)」という言葉を聞いたことがありますか?
ニュースやテレビ、スマートフォンの話題などでよく出てきますね。
AIとは「人工知能(じんこうちのう)」のことを言います。
「人工」とは「人が作った」という意味、「知能」とは「考える力」のことです。
つまり、AIとは「人間が作った、考える力を持ったコンピューター」のことです。
では、AIはどんなことができるのでしょう?
たとえば、スマートスピーカーに「今日の天気を教えて」と話しかけると答えてくれますね。
また、スマホのカメラが人の顔を自動で見つけてピントを合わせるのもAIのしごとです。
ほかにも、ネットで「あなたにおすすめの商品です」と出てくるのも、AIが考えているのです。
昔のコンピューターは、人間が命令した通りにしか動けませんでした。
でもAIは、「たくさんの情報をもとに、自分で考えたり学んだりする」ことができます。
たとえば、犬の写真を何千枚も見せると、「これは犬だ」と見分ける力を身につけます。
まるで人が練習して上手になるように、AIも「データ」という練習材料から学んでいくのです。
とはいえ、AIは“人間のように”見えても、人間そのものではありません。
AIには「心」や「感情」がなく、「なぜそれをしたのか」を自分で考えることもできません。
だから、「AIが考える」といっても、それは“たくさんの情報の中から答えをえらぶ”という意味なのです。
私たちは、AIを上手に使うことで、今までよりも便利で安全な社会を作ることができます。
でも同時に、「人にしかできないこと」も大切にしなければなりません。
これからの時代は、AIと人がそれぞれの得意な力を生かして、一緒に未来を作っていく時代です。
次章(第2章「AIはどうやって学ぶの?」)では、
このAIが“どうやって学んでいるのか”を、もう少しくわしく見ていきます。
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