お久しぶりです。

 

医師の自●が、話題になっています。

でも、労働環境を見直そう、なんて病院はほぼないと思います。

おそらく10-15年は少なくとも変わらないと思います。

生存バイアスがバリバリにかかっている教授、準教授に君臨している人たちのほとんどが若手を駒としか見てませんし、理解する気もほぼありません。

働き方改革がどうとか、残業申請をどうしていくか、

みたいな、そんな物理的なシステムをいじくるんじゃなくて、

若手医師が普通に働けるシステムはどういうものなのか

ということに各病院がフォーカスを当てて欲しいものです。

それぞれの地域・病院で扱う患者層や立ち位置は違いますから、

一概に決められる内容ではありませんので、各病院が考えないといけません。

 

まぁ、どんな科であろうと、

・当直翌日は、昼までに帰らせる

・当直翌日は、手術や専門的な処置はさせない(助手も含む)

・連続当直やon call当番を2日連続させない

は遵守してほしい。

医師になる人は、とてつもないストレスに耐えてきた人たちですから、これだけでも十分効果あると思います。

一般企業の自殺者よりも医師の自殺者の残業時間が1.5~2倍であることからも、そのストレス耐性が狂っていることがお分かりかと思います(医師はすごいと言いたいんじゃなくて、狂っているということを言いたい)。

 

まともな労働環境が整備される世界は、20年後くらいとかな。

それまでは、ブラックなところに行かないよう若手にそっと伝えていくことしかできなさそう。