お久しぶりです。本日は以前、質問がありました1歳の子供が急に発熱をきたし、熱が下がった後、湿疹ができたとのことで、これは何でしょうかとの質問でした。これは、おそらく『突発性発疹』だと思います。この原因はhuman herpes virus 6(HHV6)=ヒトヘルペスウィルス6です。多くは5か月~1歳ぐらいまでにかかります。1歳の時点でこのウィルスに対する抗体を90%以上の人が持っています。典型的な症状は38℃くらいの熱が3~4日続き、その後、熱が下がります。そして、その後、全身に発疹がひろがっていきます。発疹の出方が通常のウィルス感染症では熱と共に発疹が出るのに対して、突発性発疹は熱が下がってから、発疹が出るのが特徴です。また熱が出ると、ぐたっと元気がでなくなるのが、普通ですが、これは熱が出る割には、元気なことが特徴です。また咳や鼻汁などの風邪症状は伴いません。わかりましたか?それでは、次回は風疹?麻疹?Dr.山崎より。
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こんにちは。今日も、子宮頚がんのワクチンについてです。徐々に子宮頚ガンのワクチンが知られるようになり、ワクチン接種の方が増えました。たいへんうれしい限りです。今日は実際の方法についてです。このガンワクチンは(点滴)静脈注射ではなく、筋肉注射ですので、血管の中には入れませんし、時間もかかりません。注射の時期は初回、1か月後、6か月後の計3回注射します。3回注射することで、十分な効果が得られます。ですので、最後まで、きちっと接種して下さい。接種後の症状というか副作用は、注射をうった部位がはれたり、痛むことがあります。しかし、体内でウィルス感染に対しての防御反応ですので、数日間で治ります。なお、これだけは言っておかなくてはなりません。接種前に感染した発がん性のウィルスは、このワクチンでは、排除されませんので、お間違えにならないで下さい。ウィルスは何度でも感染する機会がありますので、ワクチンをうって、次の感染を防ぐ、つまり、これからの発がん性のウィルスを予防できるという作用です。もし心配な方はメッセージから、御相談下さい。それでは次回をお楽しみに。Dr.山崎より。
こんにちは。今日は、子宮頚がんのワクチンについて説明します。実はがんのワクチンが世界で公の製薬会社から販売・使用されるのは、初めてで画期的なことなのです。まず子宮頚がんの原因がヒトパピローマ(乳頭腫)ウィルスによるものとわかったのです。特に16型、18型に多いといわれています。多くの国では、11~12歳の女子にこのワクチンが接種され、性行動のある女性であれば、年齢に関係なく、誰でも接種可能です。もし11~12歳の女子全員が接種した場合、子宮頚がんの70%の発症を予防できるそうです。但し、ワクチンの価格は保険診療ではないので、3回の接種で数万円ほどかかります。しかし、子宮頚がんにかかる人は多く、20~30代女性に特によくみられます。ですから、これは、恋人や将来のパートナーのためにも予防して頂けたらと思い、皆様には、ぜひ接種して欲しいと思います。ちなみに私の病院でもニーズが多いので、子宮頚がんのワクチン接種を開始しました。心配な方はメッセージから、御相談下さい。それでは次回をお楽しみに。Dr.山崎より。