こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪
いままで、若返り・アンチエイジングのための
ホルモン療法をお話ししてきました。
このホルモン療法を成功させるためのポイントを
3つにまとめますと、
「検査法」
「投与法」
「入手法」
です。
今のあなたに一番重要なホルモンについて
これら3つのポイントをご説明しています。
前回までは、「検査法」をご案内して
きましたので、今回は、「投与法」です。
ちなみに、あなたにとって今一番重要なホルモン
とは、女性ホルモンです。
エストロゲンとプロゲステロンです。
アラフォーのあなたは、とくにプロゲステロンです。
以下、プロゲステロンについてご案内します。
さっそく、「投与法」についてお話を始めます。
先に結論をお伝えしますと、
皮膚に塗るのです。
一般にホルモンの投与は、
注射 (注射で入れる)
坐薬 (膣、肛門から吸収させる)
経口 (口から飲む)
舌下 (舌の下にとどめて、吸収させる)
塗布 (皮膚に塗って、吸収させる)
日常的に便利なのは、もちろん経口ですよね。
でも、“本物”のホルモンは、経口から摂るのは
よくありません。
“本物”のホルモンは、経口からとると、
肝臓でほとんど分解
されて、作用しなくなるからです。
よく知られている経口避妊薬のピルは、
女性ホルモン様物質からできていますが、
これに使われているものは、
“本物”のホルモンではありません。
女性の体でつくられる“本物”のホルモンと
構造が違うもので、経口で摂っても
肝臓であまり分解されずに、血液にはいっていきます。
また、なんどかご紹介していますように、
ほとんどの医療機関でホルモン療法として使われている
『女性ホルモン』は、“本物”のホルモンではありません。
余談がながくなりました。
結論の皮膚に塗る理由をもう少しご説明します。
皮膚は、女性ホルモンをよく吸収します。
そして、肝臓を経由しないので、分解されずに直接
目的のところまで入っていけます。
比較的、女性の体の自然な代謝にちかい状態で
効果をだせますので、最低必要量の投与で済ます
事ができます。
つぎは、皮膚のどこの場所に塗るのかをご説明します。
皮膚の薄いところが吸収が早いので、
てのひら(手相をみてもらう側)
,顔、首、腕の上部・内側、乳房などです。
塗った皮膚はしばらくの間、女性ホルモンで
飽和しますので、毎回場所をかえます。
塗る量は、一日あたり、およそ20mgを目安にします。
充分な量かどうかは、当面は症状で判断つきます。
正確には、数ヶ月続けた後、唾液検査で
確認することです。
最後は、塗るタイミングですね。
プロゲステロンは、自然なサイクルの場合、
排卵後2週間の分泌があり、
排卵後1週間目がピークになります。
なので、排卵日から生理前まで
の14日間がめやすです。
排卵日は、おおよそなら前回の生理日第一日目から
約2週間後ととりあえず推定します。
正確には、基礎体温計でつかまえるか、
排卵検査薬でつかまえられます。
生理2日前の特定は、ご自分の生理周期を
計算するか、胸の張りとか、下腹部の変調など
各人によって、特有な前兆がありますので、
それを手がかりにするのも良いと思います.
次回は、いよいよ「入手法」をご案内します。
お楽しみに♪
最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。