ンチエイジング、「夢の実現」と「ドーピング」 その2.

こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪

続きです。
アンチエイジングとドーピングは、重なる部分があることを
前回、ご説明しました。
今回は、これに加えて、覚せい剤が登場します。

覚せい剤とスポーツは、なんとなく別世界のような感じがあります。

スポーツは、新鮮で、健康的で、極限まで鍛え上げた体と心を持った人たちに
競技の場を提供しています。

その一方、覚せい剤は、犯罪が見え隠れする暗いイメージがありますね。
第一、覚せい剤とかドラッグって、不健康な代名詞ですし、
つかっている人たちは、全員じゃないですが、
貧しい国の人たち(東南アジアの労働者が、過酷な労働を強いられ、
被害者になっています)、
あるいは、清水○○郎とか、押○被告など、人気にかげりがでたタレント、俳優、
モデルなど、あるいは、過酷な労働のミュージシャン、
徹夜の警備をする軍人、戦時中の長時間飛行を余儀なくするパイロットたち
などなど、あげればきりがないです。

もともと、覚せい剤は薬として開発されたものですが、軍の要望で大量に作られ、冷戦で
覚せい剤の横流しがあり、市民にひろがってきた、なまなましい歴史があります。

不謹慎に聞こえるかもしれませんが、覚せい剤は、副作用さえなければ、
最高のものと思います。

この副作用が、悪魔の仕業としか思われないほど、悲惨な結果を生んでいます。
いま、先進国でとても恐れられている覚せい剤は、マリファナではありません。
元米国の大統領だった、クリントン氏は、マリファナを吸っていたと公言していましたし、
私が米国に留学していたとき、学生寮の隣室の学生が、マリファナを吸っていて、
警察に補導されていました。

じゃ恐ろしいものは、コカインか、LSDかというと、
もちろんこれらは、マリファナよりも悪性のものですが、
もっとも恐ろしいものは、メチルフェタミンです。
もともと、医薬品で、今でも現役の医薬品です。
この医薬品の昔の商品名は、「ヒロポン」で、副作用が
とても恐れられた覚せい剤です。

だんだん中毒症状になり、のめりこんでいきます。
摂る量が増えてきます。
身体的には、歯がなくなり、皮膚はただれ、一日中禁断症状で苦しみ抜くわけですね。
精神的には、幻覚が見え、あげくの果てには精神病になってしまう。

これに加え、お金の問題がでてきます。
初めのころは、1週間分が大体$200(2万円)くらいですが、
量が増えていきますので、どんどんお金が必要になってきます。
しかし、収入は、体を張った仕事をしていても、中毒とともに、
体がぼろぼろになりますので、まともに働けなくなります。
勢い、犯罪をおかしたり、家族、親戚との金銭トラブルを犯してしまいます。
人生の破壊がおこるわけですね。

でも、こういった惨めで悲惨な状況は、覚せい剤に副作用があるからです。

初めて覚せい剤を取ったときの状況は次の様に表現されています。
例はスポーツマンです。
1.吸った瞬間、自分が超人的な力を得た気分になった。エネルギーが無限に湧いてきた。
2.吸った瞬間、強力な自信と集中力が高まってきた。

メタンフェタミンは、コカインなら1時間程度で効果がなくなるのに比べ、
なんと12時間もの間、効果がつづきます。
その効果(覚醒、ハイな気分)は、コカインの3倍。
正常な人間のエクスタシーの6倍にもなるといわれている。

上に挙げたスポーツマンは、副作用のため、廃人となってしまいました。

どうですか。
もし、副作用が無ければ、すばらしいものですが。。。。

ここからです。
このブログのメッセージは、ここからです。
覚せい剤を勧めているわけでは決してありません(笑)。

つづきます。
わたしは、明日から、3日間、缶詰のセミナーに行ってきます。
しばらく、お休みになりますが、皆さん、連休をエンジョイしてくださいね♪

最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。