2010年11月4日
家人の静かな声で目を覚ました。
「メロメが逝ったよ」・・・・・・
その声を聞いたとたんまるで分かっていたかの様に傍に行きいつもの様に顔に手をあてた、まだ暖かくその言葉と手に触れる現実とが本当は理解できずにいた。
それからのことわ、自分でもあまり覚えていない・・・家人に「なんか飲み物でも買てくるわ」と言い精一杯の平常心で家を出た。
いつも一緒に行った公園、通った道、自然と足が向かう、振り向くたびにメロメが見える、涙でかすめばかすむほど見える、いつものあの顔がいつものように・・・
2005年3月メロメは家に来た、名前は引取りに行った日に季節外れの雪が降りイエモン好きの家人が付けた・・
そのころ我が家にわすでに家人の花吹雪というM・ダックスがいた。まぁすでにと言ってもと10日ほどおねぇちゃんなだけだが、なにわともあれ、それから2人と2匹の生活が始まった。
まずは、朝晩の散歩、朝の早い私に合わせて暗いうちからみんなで散歩、それから家人も、私も仕事に行き、仕事が終わり家に帰ると、みんなが揃ってから晩の散歩、それまで、まともな生活を送っていなかった私にとって、すべてが初めての経験だった。
今まで、前の日の夜から連れらと遊び歩くか、朝から一人で飲んだくれていた休日は、メロメと花と出かけるための休日になり、ええかっこするための車も、メロメと花を遊びに連れて行くための車になった。
休日にはいろんな所に行った、家族で、連れらと、親戚らと、後輩らと、そのすべてにメロメと花が一緒にいた。
海、山、川、仕事、祭り、初詣、挙げていけばきりがない、と言うよりあいつらといない時間はほとんどなかった。
そんなあいつらといる日がずっと・・・と思ってた。
ある日、家に帰ると、ゴミ箱はひっくり返り、中のものが散乱していた、その頃にはネコも2匹増えていた(どちらもメロメが散歩の時に見つけたのだが)犯人は誰だか分からなかったが、まぁいつものことやし・・・と家人も私もたいして気にも留めていなかった。
それから2~3日して家人が「メロメご飯食べへんねん、あん時なんか悪い物食べたんやろか?」私も「卑しいことさらしとるからそんなことなんねん!ほっとったら直るわい!」とその時は答えた、しかしそれからも食べることが大好きなメロメが食べる気配も無く、あまりに元気がないので心配になり、病院に連れて行くことにした、病院に行くと、先生から、「どうしました?」家人「なんかおかしいもん食べたみたいなんです、こないだ家帰ったら・・・・」と説明し、最初からそれが原因やと決めつけて・・・この時ちゃんと検査してもらってたら・・・・いまだに悔いが残る。