夜間に救急患者さんを受け入れている病院では、夜間の対応は当直医の仕事になります。
私が勤務している病院では、当直の日は朝出勤してから翌日の昼過ぎまで勤務が続きます。
私も、子供が1歳を過ぎてからは月に何度か当直をやっています。
今は少しずつ理解してくれていますが、半年くらい前まではイヤイヤ期と重なっていた事もあり、当直の度に息子が不安定になり、大変でした。当直の日は「ママがいい!」と言い続ける息子を、主人が一生懸命になだめながら面倒をみてくれていました。
ある日、当直から帰宅すると、「ママやりたいこと」という題名が書かれた紙を持って、息子が走り寄ってきました。
「ママ、見て!!」
・ママとごはんを食べたい
・ママとお風呂に入りたい
・ママと遊びたい
・ママとお布団で寝たい
他にも、合わせて10個ほど書かれていました。どれも、日常で当たり前にやる事ばかり。
それを見たとき、涙が出そうでした。
普通の日常生活の一部で全然特別なものではないけど、息子にとっては大事な時間だったんだと気付かされました。
平日も患者さんの容態によっては帰宅が遅くなってしまう事もあり、結局は保育園の送迎も半分以上はパパ。帰宅が遅くて晩御飯は別々になってしまったり、下手したら息子が寝た後に帰宅する事もあって…当直の日なんて、そもそも帰ってこないし。寂しかったんでしょうね。
主人に聞いてみると、その日も「ママがいい!」が凄かった息子。パパが息子の話を聞きながら、私とやりたい事のリストを作ったそうです。
すると、「ごはんは一緒に食べられないけど、お風呂は一緒に入れるね」とか、全部は無理だけど一緒にやれる事もあるんだと説明すると、息子も落ち着いてくれたようです。
それ以降、職場の人にも協力してもらって、日常の当たり前の時間を、短くてもなるべく一緒に過ごせるようにしました。私がちょっと遅くなる日でも、なるべく一緒に晩御飯を食べたりお風呂に入ったり。
たった10分くらいの短い時間でも、息子は嬉しそうでした。
もっと早く気付くべきでした。仕事と育児の両立に毎日必死で、小さな息子の気持ちを汲み取れませんでした。
もしかしたら主人はもっと早く気付いていたかもしれませんが。。
私の仕事を理解して協力してくれている主人、息子には感謝しかありません。