私はクリスチャンではありませんが
たまに教会に行きます。

心を清めたいときや
自分ではどうしようもないときに
心の重荷を降ろしに…
自分を許してもらいに…

だけどよく神様とケンカもします。
どうしてこんな苦しい思いをさせるの!
助けてよ!
って


時には救いを求めたり、感謝したり、憎んだり…


私と神様の二人三脚は今日も続きます。


もし本当に神様がいてくれるなら
こんな私でも愛してくださる
と信じて。



ここに私の心の救いとなっている
ひとつの詩を紹介します。




あしあと


ある夜、私は夢を見た。

私は、主と共に、なぎさを歩いていた。

暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。

どの光景にも、砂の上に二人の足あとが残されていた。

一つは私の足あと、もう一つは主の足あとであった。

これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、

私は、砂の上の足あとに目を留めた。

そこには一つの足あとしかなかった。

私の人生でいちばんつらく、悲しい時だった。

このことがいつも私の心を乱していたので、

私はその悩みについて主にお尋ねした。

「主よ、私があなたに従うと決心したとき、

あなたは、すべての道において、私と共に歩み、

私と語り合ってくださると約束されました。

それなのに、私の人生のいちばんつらい時、

一人の足あとしかなかったのです。

いちばんあなたを必要としたときに、

あなたが、なぜ、私を捨てられたのか、

私にはわかりません。」

主は、ささやかれた。

「わたしの大切な子よ、

わたしは、あなたを愛している。

あなたを決して捨てたりはしない

ましてや、苦しみや試みの時に。

足あとがひとつだったとき、

わたしはあなたを背負って歩いていた。」


マーガレット・F・パワーズ