お義母さんといっしょ -30ページ目

お義母さんといっしょ

嫁と姑のドロドロ・・・ではありません。
スープの冷めない距離で義母と別居をしていますが、義母との仲は良好だと思っています。
義母は2011年に脳梗塞を患って以来ボケボケです。
そんな義母と私の日常を書きます。
2013年12月22日、義母は81年の生涯を閉じました。

わたくし、あろう事か、昨日は夜8時に寝てしまいました(#/__)/ドテ
そんなつもりではなかったのに・・・
木曜日から出かける事が多くて、バイトして夜遅くまでネット徘徊して(をい)疲れもピークだったようです

そんな言い訳はさておき、前回の記事で、ばーちゃんの良い人アピールした後は、バッサリ斬らせていただきます

殆ど家から出ないばーちゃんは、時代劇チャンネルをず~っと観ています。
夕方、カブが仕事から帰って来てご飯を食べる時はカブがニュースにチャンネルを替えてしまうのだけど、先日もニュースを観ながら3人で夕飯を食べていました。
交通事故のニュースで、カブも私も観てる横から「何?○○さん、48歳・・・」
ばーちゃん、声大きくてニュース聞えませんからっ
ニュース変わって天気予報。
明日は雨かな~なんてカブと観てると、「ねえねえ、ひまわりちゃんバーブ佐竹って知ってる?
はぁぁぁ?何?突然
「知ってるけど、バーブ佐竹がどうしたの?」
「子連れ狼のね、主題歌歌ってるんだ」
いや、だから、今バーブ佐竹の話をするところかい?

今日もね、ニュースで桑名正博さんの葬儀が放映されてたの。
美勇士君を見てカブが「父ちゃんそっくりになったな」って言ったら「え?カブ、この人のお父さんと知り合いなの?」って、そんなバカな(爆)
で、この人のお父さんどうしたの?」
だ~か~ら~。
その父ちゃんの葬式なんだよっ(;^_^A アセアセ・・・
疲れるわ


夫のカブは一応長男ですが、本当は生後数日で亡くなった兄がいます。
女ばかりの姉妹の中に男が一人・・・
北海道ではあまり、家督を継ぐとか代々名を残すとかに頓着はないようですが、小さい頃から親の面倒は長男であるカブが看なければ。。。という事を周りから言われていたし、本人もそういう考えだったと思います。
もっとも、そんな大それた家柄でもないんだけどね(^^;;
私達が結婚する時も「カブは安月給で、財産もないから」と中古ですが、一軒屋を購入し、結構な頭金を出してくれました。
私も結婚したからには将来子供を生んで、ゆくゆくはカブの親と同居は覚悟の上でしたが、いーちゃんが離婚してしまって、ばーちゃんと、じーちゃんと同居する事になってラッキー
って思ってました。
そして・・・
ウチには子供がおりません。
ばーちゃんも、じーちゃんも、子供が出来ない事には何も言いませんでしたが、私としては、長男の嫁として子供が出来ないっていうのは焦りでした。
女として、1度くらいは出産も経験したい。
子供だいすき
婦人科の不妊症外来にも行ったけれど、治療の痛さにめげたり、宗教に誘われたり、良い事なんて無かったな・・・
こんなに世の中の医学が発達しているのだからその気になったら子供の一人位産めるわ。
と、開き直った37歳の夏。

わたくし、子宮体癌になりました。


幸いにも初期の段階だったのですが、当然手術です。
手術の当日は私の両親も地方から来てくれて、じーちゃんもばーちゃんも1日中病院に居てくれました。
手術は成功したものの、翌日血栓が肺に飛ぶというアクシデントがあり、しばらく酸素吸入をされて個室での療養orz
しばらく絶食が続いて、やっと重湯が食べられる頃。
カブがじーちゃんとばーちゃん連れてお見舞いに来た時に「美味しい梅干が食べたい」って言ったらしい・・・(記憶あいまい)
その数日後
ばーちゃんが一人で病院まで来てくれました。
ばーちゃんは、何処に行くにも、殆どじーちゃんと一緒か子供達の運転する車で移動します。
バスには乗れるけれど、地下鉄は一人で乗った事がありません。
そのばーちゃんが、地下鉄で来たらすぐの私の病院に、札幌駅までバスに乗って、地下鉄は自信がなくて乗れないからと歩いて病院まで来てくれたんです。
「一人で病室に居ても退屈だし、わしでも話し相手になるかと思って」って(π0π) ウルルルル
そして、大きくて果肉の柔らかい美味しい紀州梅を買って来てくれました。

この日のことは13年たった今でも絶対に忘れない。
こんなに私の事を思ってくれている人を大切にしなければバチが当ると思いました。
だから、最後まで、お義母さんと一緒にいるのです。


Σ(゚∀゚ノ)ノキャーひまわりちゃん、かっこいい(爆)



ばあちゃんの脳梗塞、身体的に麻痺はなかったものの、記憶障害の後遺症が出ました。
年齢的に痴呆も少々加わり・・・
病状が落ち着いて4人部屋に移され、普通に歩けるししっかりと話も出来るので、同室の患者さん達は「どこも後遺症が出てなくて良かったね」な~んてばあちゃんに言うものだから、本人はすっかり退院モードです
だけど、リハビリシューズは左右反対に履いてマジックで印つけられるし(^^;;
上着のボタンはずれてるし、洋服を後ろ前に着るなんて日常茶飯事です。
このまま退院されても、私もむーちゃんもバイトしてるし、カブだって仕事してる。
入院中のじーちゃんかかえて無理
主治医と相談してじーちゃんの病院に転院し、リハビリを4ヶ月する事となりました。
これで、私の病院通いも1箇所で
1日おきに実家に行って、飼っている金魚の世話をして、家の中の空気の入れ替えや、郵便物を取り込んだり、じーちゃんとばーちゃんの洗濯にそれぞれの主治医とのカンファレンスなどなど・・・
忙しかったけれど、入院してくれているので、まだ余裕です。
ばあちゃんのリハビリ終了の去年10月。
リハビリの成果でなんとか以前に近い状態で退院する事となりました。
だけど、たとえば、お湯を沸かしてる間に電話が鳴って、電話をしている間にお湯を沸かしている事を忘れるとかの心配があるので、あまり一人にしてはおけません。
そして、デイサービスでリハビリを続けるように主治医から言われました。

ばあちゃん、病気をしてからお金に執着するようになって、デイサービスの月3000円も惜しいのです
そして、人の輪に入っていくのが苦手・・・
退院してデイサービスの話になると聞えないふり
「退院してからも病院は、ワシにお金を使わせたいんだね」って・・・
なんとか言い聞かせてデイサービスの見学に連れて行って、数日後に契約をする段階になったら寝込んで入院しました
そんなに入院する程嫌なら仕方がないとリハビリの話はここで打ち切りになりました。

昔からいつも、あっちが痛い、こっちが痛いと言って食欲がなくなります。
元々肺がんの手術をしていて、まだ、腫瘍が残っているのは本人知らない話ですが、その定期健診と脳梗塞の薬を処方してもらう為に月に1度、かかりつけの内科を受診しています。
ここでは私達の事情もわかってくれているので、食欲がなくて体調が悪くなると入院させてくれます(笑)

退院してからは、私が早朝からバイトしてバイトが終わる11時頃にばあちゃんの家に行きます。
一緒に早めのお昼を食べて、私は家に戻り、ばあちゃんはその後、お昼ね。
夕方ばあちゃん家に行って、ご飯を炊くのはばあちゃんの役割で、私が夕飯の献立を考えて用意をします。
カブが仕事からまっすぐばあちゃん家に帰って来てそれから夕飯。
後片付けをして、カブはそのまま、実家に泊まり、私は家に戻る・・・
こんな日が続いています。
今年に入ってから本人も生活に慣れてきて、慣れるとばあちゃんだって、私達の時間に合わせる事なく気ままに過ごしたい・・・
って事でお昼にばあちゃんの家に寄るのはやめにしました。
でも、午後には1度ばあちゃんに電話をして、夕方の夕飯の用意は欠かせません・
だってね・・・
ほら、お金がかかる事が大嫌いだから冷蔵庫の中がからっぽ。
一人で買い物には危険なので、行かせられないし、行っても何を買っていいのかわからないんです。
塩辛いものが大好きで「ワシは沢庵と鮭がればいい」って・・・
そんなものばかり食べていて体に言い訳ありませんから
で、お米はばあちゃんが買う事にして、食材はウチの家計から。
ばあちゃんに頼まれて買ったものは、しっかり代金頂きますがね。

夜もカブの泊まりが週に2.3回になりました。
カブが泊ると自分の好きな時代劇チャンネルが観られないのが不満らしい(爆)
まあ、もちろんガスの元栓や戸締り確認して、ばあちゃんのお布団敷いて帰って来るんですけど・・・


さあ。途中はしょってますが、こんな事があっての現在です。
だいたいの登場人物とか現在までの状況がわかっていただけたでしょうか。
なんだかここ最近、少々痴呆が進んだような・・・
次回からは、ばあちゃんのボケた話とか、ぶっとびむーちゃんの話とか、ネタはたくさんあるので、思いつくまま更新して行きたいと思います。

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続きです。
むーちゃんが入院の用意をしに実家に戻るとメールがあったので、私もバイトを早退して実家で待ち合わせ。
なんと、ばーちゃんも、むーちゃんの車に乗って一緒に帰って来たバッド(下向き矢印)
「私が一緒に帰らないと、何処に何があるかわからないから」と医者の前で言い張り。
「1時間で戻ってきて下さい。何かあったら救急車呼んで戻って来て下さい」と医者に言われながら・・・
用意と言っても本人すでに物を探せませんから(汗)
なんとか大きいバッグに洗面道具とか下着とか必要な物を詰め込んで、ばあちゃん何処からか、お金を私に持って来たの。
5万円。
「私の入院中に、じいちゃんや私の事でお金が必要な時は、これでお願いね」って・・・
これは解る!
しかし・・・
「私が退院する時は来てくれたら入院費渡すからっ」って変な事言うな~
むーちゃん「ばあちゃん、病室はドロボウに狙われやすいから大金は持って行ったらダメだからね。売店でお菓子やジュースを買う位。5000円位持ちなさいよ」って、お財布の中に1000円札を5枚入れたのです。

全て用意が整って、さあ行こうと言う段階で、ばあちゃん、素早くバッグの中に四角い袋を入れたの。
とっさに、むーちゃんと私、顔を見合わせて目でお話(笑)
“今の現金だよね?”って・・・


むーちゃん「ばあちゃん今バッグの中に入れた物何?お金じゃないの?」
ばあちゃん「何バカな事言ってるの。現金なんか持つ訳ないよ。」
むーちゃん「じゃあ何なの?見せて」
ばあちゃん「これは私の命の次に大事な物だから、見せられない」
むーちゃん「命の次に大事な物なら、尚更病院になんか持って行ったらダメでしょ」
ばあちゃん「フン」と笑って、後は聞えないふり(ムカツク)

その後バックから手を離さないし時間もないので、そのまま病院に向かいました。
急な入院で個室しか空いていなくて、その日は個室へ(現金もってるから大部屋じゃなくて良かったよ)
病院のパジャマに着替えて心電図つけてベッドに寝てる枕元には例のバッグ
冷や汗
むーちゃん「ばあちゃん、そのバッグそんな所に置いたら危険だって」
ばあちゃん「じゃあ、こうする」って、バッグの上に枕乗せてその上に頭乗せましたげっそり
むーちゃん「きゃ~~~ばあちゃん止めて~看護婦さん来たら恥ずかしいからっ。そんな事してたら大事な物が入ってるって言っているようなものだよ」
ばあちゃん、バッグ抱きかかえて布団かぶりました(失笑)
この日遅く帰宅したカブに、その事を話したら「それは危険だ。明日オレ休みだから午前中にバッグの中見て取り上げて来る」って。


そして、翌日。
私はバイトだったので、カブは一人、午前中にばあちゃんの病院に行きました。
ナースステーションでばあちゃんの部屋を聞いたら看護士さんに「どういう関係ですか?」と聞かれ、「息子です」と言ったら、「お話があります」って。
ばあちゃん、前日殆ど寝ていなくて、勝手に点滴の針抜いて、パジャマは血だらけ~
バッグの中のポーチを出したり入れたりしているうちに、看護士さんの前で数万円、バッグから落としたらしい・・・
「こんな大金病院に持って来たらダメです」って看護士さんがバッグにお金を納めようとしたら、もっとお金がバッグの中に入っていてビックリあせあせ
で、カブに持ち帰るように看護士さんが預かった、ばあちゃんのお金を渡してくれたそうです。
ばあちゃんは、看護士さんにバッグを渡した事なんか忘れていて、カブに「私のバッグが無いの。」って・・・
ポーチの中には現金(50万)の他に通帳とキャッシュカード。ご丁寧に暗証番号をメモした紙まで入ってましたけどげっそり
ほんっと疲れるわ。
じいちゃんが、2回目の脳梗塞をしてから3ヶ月。
飲み込む力が無いので“いろう”をしました。
お腹にチューブを入れて、そこから栄養を入れています。
もちろん、そうなってしまったら、自宅での介護は無理なので、長期療養型の病院に転院となりました。
幸いにも実家から近い病院に入院できたので、毎日のようにばあちゃん連れて病院に行く私。

5月に入って、ず~っと体調が悪かった、ばあちゃん。
でもさ、昔からいつも「頭が痛い」とか「めまいがする」って言ってるから、私もむーちゃんも、いつもの事だと思ってたの。
だけど、じいちゃんも脳梗塞でもう家には帰って来られないし、一人の食事はつまらないし、ばあちゃん、何も作らないあせあせ(飛び散る汗)
いつも塩鮭の塩辛いのとか、沢庵でご飯食べておしまいなのです。
それじゃあ、栄養のバランスも悪いしので、週に1度位はむーちゃん家と私達夫婦が実家に行って夕飯を一緒に食べようという事になりました。

5月GW最後の土曜日!
前日、むーちゃん夫が得意の山菜採りに行って大量の山菜。
その山菜で夕飯を食べようと夕飯の用意を兼ねて早めに実家に行ったら・・・
ばあちゃん、裏返しにズボン履いて、上のセーターは片方だけ袖通してる状態で、それを変だとも感じてない冷や汗
台所に行ったら何故か氷をつまむトングが洗面所の床に置いてあり、食器を洗ったときに伏せる水切り籠の中の箸立てに、むき出しの沢庵が刺さってましたげっそり
え??これはオブジェですか??
あ!ご飯粒がついたままのシャモジも入っていたわバッド(下向き矢印)
もうね、いつも几帳面な綺麗好きのばあちゃんには考えられない事です。
全ての料理が出来上がって、さあ!食べましょう♪
ばあちゃん、箸を左に持ったり右に持ったり・・・
おまけに、ご飯粒ボロボロ落とすし・・・
ぜぇ~ったいにオカシイ
私もカブも、むーちゃんも、むーちゃんダンナも「これは痴呆?体調が悪いから?それとも脳梗塞?」と思いましたよ。
「ばあちゃん具合悪そうだからオレ今日ここに泊るわ」って、この日はカブが実家に泊まり、翌日は実家から仕事に行きました。

さてさて、翌日の日曜日。
カブは15時まで仕事で帰りにまっすぐ実家に寄りました。
丁度むーちゃんが、ばあちゃんの呼び出しを受けて実家にいたらしい。
呼び出しの内容が「ウチの体温計壊れたから、むーちゃん家の体温計持って来て」って・・・
でも、壊れてなかったの。
そして家の中のタンスが引き出し引いたままで、ドロボウが入ったような状態だったと、実家の帰りにウチに報告に来ました(笑)
で、ウチでコーヒー飲みながらむーちゃんとカブと3人で「絶対にばあちゃんオカシイよね」って・・・
カブはウチで夕飯食べたあと、「やっぱり、ばあちゃん心配だからこれから泊まりに行く。明日もまっすぐ会社に行くから」って2泊目。

次の日月曜日は朝からむーちゃんが病院に連れて行く事になってました。
朝早く実家に居るカブが私に電話をして来て、忘れ物を届けに私も実家によりました。
ばあちゃん・・・椅子に座って、ぼ~っとしてます。
カブがバイトに行く私を玄関まで見送り「やっぱりばあちゃん、オカシイわ。朝、ストーブの点火と消化を2分置きに繰り返したぞ。洋服もいつまでたっても着られないんだ」って冷や汗
「脳外科に連れて行って、何もなければ内科に連れて行くから」とむーちゃん。
バイトしてる私に10時過ぎにメールが来ました。
むーちゃんから!
「ばあちゃん脳梗塞。入院です。」
やっぱりね!