6月30日の雨が止んだ隙に、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)へ。
茅の輪をくぐって、半年の厄落とし。
「水無月の夏越しの祓する人は、千歳の命のぶというなり」と唱えながら左まわり→右まわり→左まわりにくぐって茅の輪の前に戻り、一礼をして茅の輪をくぐり、神前に進んでお参りをする。
平安遷都以降、約1200年以上にわたり、古くから桜の社として、約60種類400本あまりの桜木が境内を埋め尽くす平野神社。
平成30年に台風21号の被害で拝殿の倒壊や数十本の桜が倒木し、大きな被害を受けている。
お持ち帰り用の茅で、自宅でセルフ茅の輪を作り、玄関に飾って邪気払い。
宮中では、「氷の節句」が行われ、氷室に貯蔵された氷を口にすることで、夏を無事に乗り切ろうと祈願。
庶民は、削り立ての鋭い氷に見立てた生地に、邪気を払う小豆をのせたお菓子を作り、「水無月」と名付けて、夏越しの祓に食べると無病息災で過ごせるとされる。
境内で笹屋守栄さんが水無月を出張販売していたので持ち帰る。
水無月を食べると、翌日の7月1日から1ヶ月は祇園祭。