ちょっと早起きして、隣の県に近い行政区へ。

濃茶の原料となるてん茶のお茶摘みがはじまった☟。
抹茶になる初摘みてん茶の天ぷら


水や泥除けに、足元はゴアテックスのスボンに丈の短い長靴に履き替えて、お世話になる茶園さんが用意してくれた椅子と網をはった籠を持って、自分の割り振られたグループへ。

再度、茶園の人に摘み方を確認して、分からないことは、同じグループの大先輩たちに教えてもらいながら、もくもくとお茶の葉を摘み続ける。

濃茶の原料となるてん茶は、1年間大切に育てられており、二重の暗幕の中で摘むので、日差しも少なく、暑くもなく、思っていた以上に、不快指数がない環境。

自分の担当範囲のてん茶の木の手前の下から奥の上の方まで、摘み残しなく、お茶の良い香りの中、柔らかい新芽を手で摘んでいく。

もくもくとお茶を摘んでいたら、この地域の市長さんも視察に来ていた。

思っていた通り、お茶摘みは、座禅や瞑想に近い心の状態になる。すごく心地の良い時間で、お昼休憩などで、作業をやめたくないほどハマる(笑)。

今日は、道に迷ったこともあり、午前9時前から午後5時まで、お昼休憩を除いて3.1kgの作業をしたところ、心地良い疲れと、長時間の座禅や瞑想の後のようなスッキリ感で、頭がすごくクリアに。

お茶摘みも、田植えのときと同じように、自分の内からワクワク楽しくなる。どのお茶摘みのブログを読んでも、「楽しい」とあるが、ブログ管理人もすごく楽しかった。

事前に言われていた通りに、親指と人差し指には、お茶摘みのタコができたので、次回からは、テーピングをする予定。

毎年、5月はお茶摘みのための予定を空けておこうと思う。