香港での移動に便利なオクトパスカード(八達通/OCTOPUS)

八達通

日本のSUICAやPASMO、ICOCAなどのようなカードで地下鉄(MTR)やバス、トラム、フェリー、コンビニやお店での支払いなどにも使える。

地下鉄やバスの料金は、オクトパスカードを使うと、7%オフになり、切符を買う手間が省けて、無駄に小銭が増えず便利。


オクトパスカードは、エアポートエクスプレスやMTRにある客務中心(Customer Service Centre)の窓口で「Octopus please(八達通 唔該;ぱだか むごーい」と言って購入できる。日本から香港国際空港に着いた場合は、香港国際空港のエアポートエクスプレス乗り場の前の客務中心(AM5:45〜PM1:20)が分かりやすいと思う。

成人はHK$150、シニア(65歳以上)と子ども(3〜11歳)はHK$70オクトパスカードの購入代金には「HK$50のデポジット」が含まれている。追加チャージができ、駅の窓口やチャージ専用機、コンビニ、提携店などでチャージができる。

デポジットとチャージ残額の払い戻しが受けられて、発行から90日以内の払い戻しには、HK$9の手数料がかかる。手続きは、MTR駅構内の客務中心にて、「Refund please」と言ってオクトパスカードを差し出すと、デポジットのHK$50と残金(マイナス分も含む)を清算して返金される。残金がHK$500以上の場合は、後日、小切手での清算となるので注意。

オクトパスカードは、最後にチャージをしてから、1000日以上経過すると、一時的に利用停止となる。利用を再開する場合は、MTR駅構内の客務中心で「Reactivate please」と申告をすれば、直ちに利用再開の処理が行われている利用可能となり、残額もそのまま引き継がれるので、一度購入したオクトパスは、半永久的に使用が可能だといわれている。

今後、また香港に来る予定があれば、そのまま日本に持ち帰って、次の香港旅行で使うことができる。


使える乗り物は、以下の通り。

鉄道など 
・ MTR(エアポートエクスプレス、昴坪360ケーブルカーを含む全線全駅、東鉄・西鉄・馬鉄・軽鉄の全線全駅、MTR直営接続バスの全線)
・ トラム全線
・ ピークトラム 

バス 
・ KMBバス(九龍バス)全線
・ シティバス(城巴)、エアポートバス含む全線 
・ ファーストバス(新巴)全線
・ 龍運バス全線 
・ ニューランタオバス(嶼巴)全線 
・ 市内から深圳・皇崗行きのバス各種 
・ 落馬洲〜皇崗間連絡シャトルバス など

ミニバス 
・ ほぼ全ての緑ミニバス 
・ 赤バスのごく一部(アバディーン〜旺角線など)

フェリー 
・ スターフェリー
・ ファーストフェリー
・ 港九フェリー
・ ディスカバリーベイ(愉景湾)フェリー 
・ 珀麗湾フェリー
・ 富裕フェリー(屯門~大澳)
・ 香港仔小輪(香港仔~鴨利洲) など



地下鉄は改札を通るときにかざし、バスやフェリー、ピークトラムは、乗るときにかざす。トラムは、降りるときにかざす。軽鉄(LRT)は、乗るときにオレンジ色のリーダーにかざし、降りるときに、緑色のリーダーにかざす。



[参考・引用]
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