野菜の栄養をとるには、生野菜よりもスープにしたほうが100倍効率が良い


前田浩医師は、抗がん剤の研究者で、ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)研究では、世界的なパイオニアの第一人者。

DDSとは、薬物をがん細胞だけに送り、薬物の効果を高めて作用させるシステム。

そんな前田医師が、ガンの予防には、野菜スープを食べるのが一番と断言した本を出版。

前田浩:最強の野菜スープ

前田浩:最強の野菜スープ 活用レシピ

植物には、がん予防に効果があるとされるファイトケミカルが大量に含まれており、がんや老化などの原因となる活性酸素を消去する強力な抗酸化作用がある。

ファイトケミカルを身体に取り入れるには、野菜は生よりも加熱して野菜スープで食べたほうが効率的。

ファイトケミカルは、野菜の細胞壁の中にあり、咀嚼や包丁で刻んでも細胞壁は壊れず、細胞の中の有効成分を取り出せない。

実験では、野菜をすりつぶすよりも、煮出した煮汁の方が、活性酸素を消去する働きが10~100倍強いことが明らかになった。


最強の野菜スープの作り方

複数の旬のお野菜を一口大に切って鍋に入れて、お野菜の3倍の量のお水を注いで、ぐつぐつ30分ほど煮るだけ。野菜は、なんでもOK。

隠し味程度に、調味料やスパイス(醤油、黒コショウ、味噌、カレー粉、岩塩)を少量加えても大丈夫。

この超簡単さがうれしい。


今日のブログ管理人の最強の野菜スープ


冷蔵庫の残り野菜
・玉ねぎ
・人参
・レンコン
・レタス
・カボチャ
・山いも
・椎茸
・昆布
・天然塩 少々

今のところ、周りで風邪やインフルエンザが流行っているわりには、まだ風邪は引いておらず。