節分の恵方巻きを冷蔵庫にあるもので作ろう。

恵方巻きは、1989年に広島県のコンビニエンス・ストアが、関西の風習の「節分の日にその年の縁起のいい方角(恵方)を向いて無言で太巻き寿司をまるかぶりする」をもとに、恵方巻を一部の店舗で販売。

1995年に関西以西の地区へ、1998年に全国展開された。

福を呼ぶというキャッチコピーの恵方巻きビジネスには、福の神もビックリな食品ロスが起きていた。

毎年、売れ残った恵方巻きが大量に廃棄されている。


朝日新聞社

日本は、売るチャンスを逃すくらいなら、捨てた方がマシという「もったいないことをする国」になった。

ようやく今年、農林水産省がコンビニエンス・ストアやスーパーの業界団体に対して、恵方巻きを需要に見合った販売をするように、初めて文書で通知。

かたやフランスでは、2016年2月3日の節分の日に、大手スーパーの売れ残り食品廃棄禁止という世界初の法律が成立して、3年目を迎える。


ブログ管理人は、毎年、恵方巻きを冷蔵庫にあるもので作っている。

恵方巻(3本分)

焼き海苔(全型)  3枚
寿司飯  約600g
厚焼き玉子  海苔の幅×3本(棒状に切る)
きゅうり  海苔の幅×3本(棒状に切る)
絹さや  6〜7枚(有れば)
ほうれん草  1/3束
うなぎのかば焼きなど  1/2尾分(冷蔵庫に有るもの)

干し椎茸  15g
にんじん  1本
椎茸戻し汁  150ml
しょうゆ  小さじ4
みりん  小さじ4
砂糖  小さじ4

寿司飯
米酢  50ml
砂糖  大さじ1・小さじ1
塩  小さじ1

① 干し椎茸を戻して、巻きやすい太さに切る。

② 人参を巻きやすい太さに切る。

③ 椎茸の戻し汁を火にかけて、しょうゆ 小さじ4、みりん 小さじ4、砂糖 小さじ4を加えて、椎茸と人参を加えて煮詰めて冷ます。

④ ご飯を2合炊き、炊きたてごはんをボウルに移して、米酢50mlをしゃもじに伝わせて、全体にまわしかける。しゃもじを大きく動かし、底から混ぜる。次に米を切るように混ぜ合わせる。あとはダマをなくすようにしゃもじを横に切るように細かく細かく動かし、ごはんがつぶれないように、全体がつややかに輝くまで手早く合わせて、寿司飯を作る。

⑤ 卵3個で厚焼き玉子を焼いて、棒状に切る。

⑥ さやえんどうとほうれん草は茹でて、水切りする。

⑦ きゅうりやうなぎの蒲焼きなども、棒状に切る。

⑧ 巻きすを広げて、海苔1枚を光沢のある側を下にしてのせて、上2㎝ほど残して寿司飯まんべんなく広げる。ごはんの中央より少し上に具材を並べて、手前の海苔を巻きすごと持ち上げ、向こうの寿司飯の端まで一気に持っていく。


食品ロスを生まない自家製恵方巻きは、福の神もお喜びで、その年は、毎日福に恵まれる。