賞味期限切れ間近の乾パンで美味しいチョコクランチが作れる。

警視庁警備部災害対策課のTwitterでも紹介。


材料に使うチョコレートは、児童労働や搾取のないフェアトレード商品を選びたい。

世界のカカオ生産の約7割をコートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、カメルーンなどの西アフリカの国が占めている。

コートジボワールは世界の43%の生産量で国民の3分の1がカカオかコーヒー栽培に関わっている。

2002年に国際熱帯農業研究所(IITA)が実施した児童労働の調査では、コートジボワールだけで約13万人の子どもが農園での労働に従事し、農園経営をする家庭の子どもの3分の1は、一度も学校に行ったことがなく、カカオ農園で働く子どもの64%が14歳以下と報告されている。




カカオの生産現場での児童労働が知られてから、生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、正当な値段で作られたものを売り買いすることが注目され出した。

フェアトレードの基準には、労働者に適正な賃金が支払われること、労働環境の改善、自然環境への配慮、地域の社会や福祉への貢献などが含まれて、子どもの権利の保護や児童労働の撤廃も盛り込まれている。





無印のフェアトレードチョコレート
(バレンタインデー頃に販売)

など国内でもフェアトレードの商品を扱う企業が出てきた。


備蓄乾パンでチョコレートクランチのレシピ

乾パン 1缶
フェアトレードチョコレート 3枚
オーガニックレーズン 少々
オーガニックナッツ 少々

① 乾パンを袋付きビニール袋に入れて、めん棒で細かく砕く。

② ①にレーズンとナッツを入れて混ぜる。

③ チョコレートを50〜55度の湯せんにかけて溶かす。

④ ③に②を加えて混ぜる。

⑤ タッパーやミニカップに入れて、冷蔵庫で30分以上保冷。