ブログ管理人の日本人B層のひとりです。
「日本人B層ってなに⁈」という方にご説明いたします。
2005年9月に小泉純一郎が「ゆうせい みんえい(郵政民営)」と郵政選挙をしていたときに、自民党が広告会社スリードに作成させた企画書「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」の概念。
2004年12月15日(有)スリード、(株)オフィスサンサーラ
この企画書では、日本国民をA層からB層、C層、D層に分類。
B層とは
構造改革に肯定的でかつIQが低い層
具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層
郵政選挙では、このB層に向けてワンフレーズ・ポリティックス(小泉劇場)が集中的にぶつけられた。
聖域なき構造改革!
改革なくして成長なし!
改革派か?抵抗勢力か?
自民党をぶっ壊す!
郵政民営化!賛成なのか反対なのか!
と問題を極度に単純化して、マーケティング手法を駆使して、思考が苦手とされる人の票を集めることで、小泉自民党が圧勝。
企画書がネットに出回り、国会でも取り上げられた(この内容は改めて)。
その後、読者からの批判や罵倒を物ともしない作家の適菜収が
『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』講談社+α新書 2011
『ニーチェの警鐘 日本を蝕むB層の害毒』講談社+α新書 2012
『日本をダメにしたB層の研究』講談社 2012、講談社+α文庫 2015
『博愛のすすめ』中川淳一郎共著 講談社 2017
などのB層をテーマとする辛口書籍を出版。
面白い内容ですが、読むと自分の中のB層の度合いがあぶり出されて、ちょっと苦しくなるかもしれません。