５年前の今日
東日本大震災が発生
ちょうどその発生時刻の頃
次女を産んで育休中だった私は
授乳をしていた
震源地から遠い福井でも
鉄筋コンクリート４階建ての
アパートが大きくゆっくりと
揺れた
直感で
どこかで大きな地震があったと
感じた
テレビを点けたら
大きな地震で騒然となっていて
間もなくあの
衝撃的な津波の映像が繰り返し
流れ始めた
本当に同じ日本で
起きていることだろうかと
ただただ 信じられない気持ちで
次女を抱っこする手が震えた
私の実家付近も震度が大きかった
ことを知り 連絡を取ったが
なかなか繋がらない
繋がるまでの不安感
繋がった時のあの安堵感
今でも忘れられない
そして 福島の原発事故…
見えない放射線への恐怖は
日本中がパニックになった
福島から離れた 私の実家付近も
農作物の被害の影響があることに
驚いた
しばらくは
実家から送られてきていた
美味しい野菜も
食べることを控えた
「私たちはもう先が短いから」と
笑いながら地元の野菜を食べる
両親の明るい声が辛かった
あれから５年…
当時を思い出すと
こんなに色々なことが
あったのに
慌ただしい日常を過ごす中で
その記憶も 薄らいでしまう現実
でもまだ
５年しか経っていない
まだまだ
震災の被害や影響に
苦しむ人達は沢山いる
ご家族が亡くなられたり
行方不明になられたままの方の
お気持ちは想像を絶する
今は こうして
思いを巡らすことしか
できないけれど
忘れない
風化させない
これは私でもできること
できることから
はじめていこう
そして私は
生きていることに感謝して
日々精一杯 生きていこう
改めて…
東日本大震災で亡くなられた方々の
ご冥福をお祈りいたします
最後までお読みくださり
ありがとうございました
♡感謝♡