都市再開発あるいは賑わい創出というものを改めて考えてみると、さまざまな難点が見えてくるのは決して錯覚ではない。
行政のいう「賑わい」というのは、つまるところ集客という答えだが、あまりにも商業主義に傾かない限りそれ自体は別段悪い話ではない。
問題はその手段ではなく導入時にあり、他の成功事例を(過大評価して)盲目的に導入することである。要はなぜ成功したのかという深い考察なく、単に他所で成功したからといって移植するナンセンスさである。
あるいは意外と見落とされがちかもしれないが、比較的短期間で担当者が異動することで上積みなくリセットされていく繰り返しにしかならない点もある。いわゆるご当地キャラでも同じような問題があり、前任者と手法が変わったり、あるいは活用に熱心でなくなったりして自然消滅に近い状況に追い込まれることもある。
いわゆる「賑わい創出」は短いスパンでの話かもしれないが、都市経営ではグランドデザインが必要になる。つまり「賑わい創出」は都市経営の長期的視野がない限りあだ花にしかならないだろうし、そんな都市はいずれ緩やかな死を迎えることになろう。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
街を遊べ
街歩き会 Doまち(どぅまち)
~何かに気づいて、街をもっと好きに~ もっと歩こう、京都、大阪、神戸

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



