初めて会ったのは
夏の終わりの頃。


健全にランチを食べに行きました。


私は研修で顔を知っていましたが
彼は初対面。


「高校生の頃のベル友と会う時のような
ワクワクドキドキ感を
久々に味わいました」

と彼は笑いました。


彼に会うのは研修以来。
現実味がなくて夢みたいな心境で
なんでここに彼がいるんだろ?
不思議な感覚でした。


彼が既婚者で子どももいるということは
研修の自己紹介の時に既に知ってましたが


彼は私の3つ年上だったということを
その日、初めて知りました。


初めはお互いの共通の話題がなくて
沈黙も多かったですが
彼が色々気を使って話をしてくれて
とても楽しい時間でした。


食事代も
「これは
課題終わっておめでとう会だからね」
と、結局彼が出してくれました。


ここで終わりにしておけば
憧れの人と会ってお話しできた。
幸せだった。
で終わる話だったんですよね。


なのに、また会いたいと思ってしまった。
それが間違いだった。


帰りに
LINE、教えてもらってもいいですか?
と、声をかけました。


快く彼は教えてくれました。


そこから数回会って
体の関係を持つことになりました。