今後のさらなる活動に対しても期待されるところである。RMT
今回の調査では、このような流通経路を丸ごと対処することとしたため、「組織だった関与」としています。相関図を作っていくと、十数アカウントをきっかけとして始めた調査が、最終的には9000を超えるアカウントの関与が確認され、その殆ど全てが何らかの相関関係にあったことが確認されました。
というような返答が得られたのを思い出さざるを得ないが,さらに「調査」が進んだ結果として,再入会会員をも突き止められるようになりつつある……という認識でまず間違いないだろう。今後のさらなる活動に対しても期待されるところである。
とくに注目すべきなのは,最後にある「以前にRMTへの関与や不正行為により強制退会となった会員による再入会」をも摘発の対象にしているという点。というのも,これはスクウェア・エニックス側が,違反行為をしているアカウントそのものを関知し,摘発する「現行犯アカウント」への対応のみならず,その裏側にいる人物その人までを,ある程度突き止め,また把握しているという事実を意味するからだ。さすがに過去のアカウントとの照合方法などは明らかにされていないが,おそらくは接続されたIP(むろん,偽装も込みで)を含むログ情報や活動内容の類似性など,複合的観点から判断しているのだろう。FF11 RMT
以前スペシャルタスクチームに対して行ったメールインタビューにて,
ちなみに9月,10月,11月それぞれの一斉対処で,3300,1400,9500と,単純計算で約14500件のアカウントが強制退会処分(9月と10月分に関しては,一時停止処分も含んだ数)にされている訳だが,その約1/5にも当たるアカウントが復帰(?)しているという事実も驚き。そのタイトルに人気がある(金を生む)限り,不正行為を行う人間は後を絶たたず,またそう簡単に去る訳でもない(アカウントをちょっとBanされたくらいでは)ということなのだろうか。不正ツールなどに対する対策が,一筋縄ではいかないよい証左ということができよう。
スクウェア・エニックスは,RMTそれ自体を否定しているわけではないが,ことファイナルファンタジーXIに関しては「認めない」という方針で一貫しており,引き続き規約違反行為に対しては厳しい態度で臨むとのこと。同社の今後の動きにも注目していきたい。FF11 育成代行