僕の恩人は2017年に乳がんで亡くなりました。
何故恩人なのかというと、僕に希望を持たせてくれたからです。
小学生の頃、路上パフォーマンスでダンスをしていました。僕はあまりメジャーではない種類のダンスをやっていました。中々街中の人からは受け入れてもらえず、冷たい言葉を捨てて行く人も多くいました。
そんな中、ひとり立ち止まって僕のダンスを何十分も見てくれたお姉さんがいました。
それが本当に嬉しくて、私も一生懸命踊りました。
そして終わる予定だった時間になり、お姉さんに「見ていてくれてありがとうございました」と伝えると、「こちらこそかっこいいダンスをありがとう。」と言ってくれました。それに続けてお姉さんは「人に伝えるのって難しいよね。私も伝えることに苦労することが多いの。でも君は諦めずに伝えようとし続けてて本当にカッコよかったよ!私には君の熱い気持ちが伝わったなー。」と言いました。
ダンスという表現方法で人に想いを伝えることに小学生ながら諦めかけていた僕は、この言葉のおかげで前を向くことが出来ました。
改めてお礼を言うとお姉さんは言いました。
「これから色々大変なことあると思うけど、続けることで何か変わってくると思うから頑張って!約束だよ?」
この約束を守り続けようと小学生の時誓いました。
それから7年後。
中学3年になった僕はお姉さんの名前も顔もハッキリと覚えていませんでした。ただお姉さんがくださった言葉だけを鮮明に覚えていました。
しかし、その言葉、決意とは裏腹に僕はダンスというツールでの表現に限界を感じ、辞めるのか辞めないのか悩んでいました。
そんな時にあるブログを見つけたのです。
闘病をしている女性のブログです。
その言葉には重みがあり、彼女の想いががひしひしと伝わっていました。
苦しい思いをしながらも前向きな言葉を綴る力強さ、読者に希望、勇気を与えるような言葉の数々。
自分の悩みを消せると思うほどに、僕は彼女の言葉に感化されました。
しかし、僕は悩みに負けました。
ついにダンスを辞めてしまいました。
その4ヶ月後。
当時私の路上パフォーマンスに付き合ってくれていたダンスの先生からお姉さんの訃報を聞きました。
そして、そのお姉さんは元アナウンサーであること、がんで闘病していたこと、ブログをやっていたことを聞きました。
そう、お姉さんとは僕が感化されていた言葉の持ち主、ブログを書いていた女性でした。
亡くなったことへの悲しみと共に、約束を守れなかった自分への怒り、そして後悔が全身を支配していきました。
それから約3年が経ち、僕は高校3年になりました。
今も後悔と自分への怒りは根強く心に残っています。
しかし、持っているのはその感情だけではありません。
何らかの形でお姉さんへの恩返しをしたいと思っています。
それがどのような方法なのか、何をするのか、それは明確に決まってはいません。
そこで皆さんの意見を聞きたいと思いました。
お姉さんへの恩返しとして皆さんだったら何をしますか?
幅広い意見を聞いてみたいです。
どんな事でもどんな内容でも構いません。
返信を頂けると嬉しいです。