ここ何日か、デザインの仕事中には、サブマシンでYOU TUBEを開いている。
チベット蜂起、北京オリンピック、台湾の課題、領土侵犯、などなど
普段見られないTV番組の討論などを中心にお勉強しちゃっている訳だ。

で昨日から今日にかけては「人権擁護法案」自主集中講義。

PTAに行っても、区民会議に行っても、人権ってゆ~言葉のニュアンスがどうにも納得いかなかったのだが、こと人権擁護法案に関しては集中講義でよくわかった。

ところで自主集中講義の中で、学校行事における国旗掲揚・国歌斉唱は基本的人権に反するという訴訟が実際にあったと知る。
これはイデオロギーの問題ではなく、「公」のルール、マナーに関することを個人もしくは一部の団体が訴訟にあげるということ自体がナンセンスであると思ったのだ。

百歩譲って、在日外国人がアパートなどを借りる場合に、在日外国人だからという理由で断られることに対し訴訟を起こすのはわからなくもない。

この場合、提訴する側の全体が被害に遭っていると限定されるからだ。
だからその訴訟自体は有効であると考える。

しかし「公」のルールが当人の本意に反するからと言って、それを理由に訴訟を起こした場合、
訴訟を起こす側の集団は、当該事項において限定されないわけで、つまり「公」のルールが及ぶ範囲は、訴訟を起こした人物あるいは集団だけでなく、日本人全体である。
日本国民全員が同一に訴訟を起こすならともかく、一部の人間の感情だけで「公」のルールに対して訴訟するというのは、訴訟の基本的な要件を満たしていないじゃないか。

今日、とゆ~かもう昨日になったが
銀座でメガネ関連のプレゼン的なMTG。

準備がばっちりで、昨日のプレゼンの興奮も手伝って、濃くスピード感のある3時間だった。

MTGの内容はともかく、ざっと20年前に、これほどロックンロール的世界で
メガネが市民権を得るとは、俺は思わなかった。

サンボマスターしかり、アジアン・カンフー・ジェネレーションしかり。
当時はといえば、メガネをかけたままステージに立つ六くんローラーなんて
鮎川、デビュー当時の佐野元春くらいしかいなかった気がする。

それがいまや、男子のみならず女子にまでメガネに対するファッション的なハードルが下がっている。
いやいやこれからはもっとメガネが注目アイテムになってくるはず。
だって俺たちの企みが実現するんだからね。


地元・関内のシステムエンジニアリング企業へプレゼン。
オリエンのオーダーが厳しく、デザインコンセプトの設計に手間がかかった案件だった。
事前に代理店へ送ったPDFを見て、さすがの担当者も
「これでコンペに通るのだろうか」と心配になったらしい。
そんなのこっちの方がもっと心配だったんだぜ。

一般的なデザインのセオリーからすれば、いささか外れているベクトルなのだ。
当たり前だよ、オーダーが既にセオリーを外れたものなんだから。

しかしその心配を払拭するために、当日朝に企画書をさらに書き直しプレゼン本番へ。

企画書を書き直しながら、堂々と王道感を訴えるプレゼンをしよう。と思い直す。

「御社の厳しいオーダーに沿って制作した結果、このようなデザインになりました」

「いいですねぇ」と大好評。

しかも、クライアント担当者の密かな目論見まで教えてもらって
来週中にその目論見を付加したカンプを届けると約束。
クライアントと共犯関係になれたことがうれしい。
これはクライアント担当者にやる気があるということの何よりの証拠。

プレゼン後の代理店との別件MTGも、盛り上がらない訳はなく。
モチベーションもあがりまくりで、明日の銀座プレゼンにも勇気が。