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気まぐれDTP講座とその日の出来事★

DTPとはデスクトップパブリッシングと言い、訳すと卓上出版と言います★主にDTPソフトを使いながら書籍・広告・POP・イラストなどを作成します☆

教えて!電話やネットにまつわる「ちょっといい話」 ブログネタ:教えて!電話やネットにまつわる「ちょっといい話」 参加中
私が高校1年の頃、家に一本の電話があり、父親からの電話でした。
「今からお客さん連れて帰ってくるからね」という報告があり母親は電話を切るなり慌てて部屋の後片付けや掃除を始めました。
暫くして父親が家に帰ってくるなり何かを抱きかかえて帰ってきました。
私と母親は何気に抱えていたものを見ると…1匹のウサギでした。
そして母親が「どうしたの!このウサギ…」と父親に尋ねると父親は「車で走ってるといきなり飛び出してきたから拾ってきた!電話で話したお客さんやで!」と言いました。
お客さんがウサギかい!と母親がつっこみ、少し怒りながらウサギを見ていました。
そして母親がウサギに近づくとウサギは怖がらず顔をペロペロと舐めました。
かなり人懐っこいウサギで私の家族も動物は大好きなので、そのウサギを飼うことにしました。
その時につけた名前が『ピーちゃん』なのです。
薄いねずみ色であのピーターラビットのような模様にちなんで付けたようです。
家に来た時は家の中をクンクンとニオイをかいで周り、数分たってからやっと落ち着いたような感じでリラックスしたようにストーブの前でコロンッと寝転がりました。家族はみんな「可愛いぃ~♪」といって癒されていました。
そして、そんな日が何日かたったある日の事…母親が調教したのか分からないのですが、朝、母親が父親を起こす時に「ピーちゃん!と~ちゃん起こしてきて~」と頼むと、二階で寝ている父親を起こしにいくかのように階段を駆け上がっていきました。
面白そうなので私も付いていってみると、驚くことに父親が寝ている枕の周りを後ろ足で畳にバン!バン!と何回も起こすように叩いてるではありませんか!
父親は布団の中に潜り込んだり、ティシュの箱を投げたりして抵抗していましたが、最後はムクッと起き上がり一階のリビングへと父は下りていきました。
私は驚いて母親に駆け寄り、その事を一部始終話しをしたら「そやで!いつもピーちゃんは起こしに行ってくれるんやで」と何も無かったかのように話していました。また、それだけではないような出来事も母親から話しを聞きました。
おいで!とピーちゃんに言うと必ず腕のところに来て寝転がり、またご飯が欲しい時はピーちゃん専用のお皿を持ってきたり、家に帰ってくる人や尋ねてくる人にもお出向かいしたりとなんともウサギとは思えない行動していました。
そんな愛するピーちゃんも私が高校3年生の春に突然悲劇がやってきたのです。
首の周りに小さな瘤らしき物ができ、母親と一緒に近くの動物病院へ行って原因を調べてもらうと膿が溜まっているらしく注射器で取り除き治療を終えたのですが、ピーちゃんは日に日にやつれていき、ついにはご飯までも食べなくなってしまったのです。
体もガリガリに痩せて、何とかお水は飲んでたものの、ついには何も口にしなくなり最後の時を迎えることになったのです。
ピーちゃんが死を迎える時に家族全員が集まり「ピーちゃんごめんね…ごめんね…」という母親の呟きは今でも忘れることはできません。何も動けないはずのピーちゃんが最後の力を振り絞ってムクッと起き上がり母親の涙をペロペロと舐めてそっと目を閉じてこの世を去っていきました。ピーちゃんは母親の心や言葉を理解した最後の優しさだと私は思いました。



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