自然と淘汰されてゆく
私にとっては酷く高貴に感じた場所
3月31日をもって、卒業しました。
同い年の中でも私がいちばん最後。
留まるか、卒業後か
私の人生を思ってずっと悩んでくれたのだそう
「しっかりしているから大丈夫だと思ったけど、いつか後悔することになりやしないか」ってずっと考えていてくれたと聞いて
「短い間だったけど、心から信頼できた
居てくれてありがとう」と言ってもらえて
最後は寂しくてつい泣いてしまった。
「男らしく居るくらいでないと生きていけない世界に生きるんだから、しっかり、強く頑張って、すぐにでも遊びにきて。」と見送られ
「なにか困ったことがあったらいつでもおいで」って言ってもらって
実の母親と折り合いが悪いものだから
こんなふうに思ってもらえたこと
心配されたり、背中を推してもらうことが
ひどく嬉しくて、安心して
大好きな場所でした
相応しく居られるよう努力もした
何か返せる手段がそれ以外に何もなくて
何かできそうなときは返せるように
ここに居られてよかった
自分自身の為にも
卒業して、何かしらのけじめをつけて
変えなければならないものがある
そう思って送り出してもらったのだから
すぐには泣きついたりせず
しっかり自分の足で立たなければ
これからも
ここで知った誇りを大切に