経緯⑥ | くらのすけのブログ

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手掌多汗症、ETS、代償性発汗など

意識が戻ったらまたベッドの上。
あれからどれだけ経ったか判らないけど、
夢とかは全然見なかったもんだから感覚的には一瞬のよう。

医師に手術は予定通り終わったことを告げられ、
両親もその様子を見届けて帰っていったけど、
自分はもう一晩ここで安静に過ごさなきゃならない。

このとき手の汗は既に止まってたかな、
実ははっきり覚えてない。

それはそれとして、入院自体が初めての経験だったから
病室でなにもせず二晩もボーっと過ごすのがなかなか大変。
このとき、ウォークマンで延々とglobeのアルバムを垂れ流ししてたせいで、
彼らの曲を聞くと今でもこのときの記憶が頭をよぎる。

ともかくそんな運命の2日間が終わって
夕方、ひとり帰路につく

翌日くらいには普通にバイトがある。
もちろん職場は手術のことなんか知らない。
でもこのときは不安よりも自信の方が遥かに勝ってた。
早く生まれ変わった自分を試したかった。

つづく...