先週の木曜日から土曜日まで、京都で、糖尿病の学会がありました。
そして、土曜日の夕方から、日曜日の昼まで、京都のお寺の宿坊で、糖尿病関連のドクター、ナース、栄養士さん、1人普通の患者さんもいたな。。。等々が、集まって、合宿をしたんですね。
夜の勉強会のあと、1つの部屋に20人ぐらいが集まって、飲み会。
お題は、
「なぜ。エンパワーメントにはまったのか」
1人1人、自己紹介と、上記お題について、語ります。
私も、糖尿病の教育病棟から、合併症の人が入院する眼科病棟に移動になった時に患者さんから、
「わかっているけど、できへんねん」
と、言われた事をきっかけに、エンパワーメントや、心理などについて勉強を始めたと話しました。(15年ぐらい前の話)
すると、1人の先生が、
「Usakoさんは、お子さんは?」
と。
え?
と、思いながら、
「先生、今、それ聞きます?めちゃくちゃ長くなりますよ」
と、答えました。
隣にいた事情を知っている友達も、
「そうですよ、先生、1時間はかかりますよ」
と。私は、続けました。
「結婚9年、なかなか子どもを授からず、妊娠したと思ったら、今年始めに流産。涙なしでは聞けませんよ。なんなら、スライド持ってきましょうか?」
とまで、言いました。冗談ぽくです。
でも、ほんとにスライドはあるんですよ。
20分で今までの事を話せるように作ってあるんです。
先生は糖尿病患者さんへの関わりは得意だけれど、不妊症患者の関わりは苦手な様で、ここには切り込まず、
子育てと、患者教育は同じだという話をそのあとにしていました。
多くの子育て経験者がうなづいて聞いていました。
わたしは、へーそうなんだー。←ケンミンショー的な。
患者さんの心理的な事を話すのが大好きな会なんでね。
私は、本気で、話したかったですよ。
「長期不妊治療により、糖尿病看護への情熱を失いかけている糖尿病オタク看護師の1例」
とかいう題で、私が、どうすればいいのか。
とか言いながら、3日の学会と、2日の合宿で、糖尿病看護への情熱、だいぶ戻りました。
戻るんですけどね。
現実を考えると、あー、やっぱり、今はあまり積極的にしたらあかんわ。になるんですよね。
なので、情熱を失ったから、積極的になれないんじゃなくて、
積極的になれない理由があるから、情熱を失いかけているんだわ。
あのとき先生、地雷踏んだとおもったやろなー。
話変わって、
昨日は、他の先生ですが、2人の子どもさんを連れて勉強会会場に現れました。
赤ちゃんだ!
抱きたい!
先生、抱かせて!
と、1才半だという女の子を抱かせてもらいました。
10分間ぐらい、独占しました。
幸せでした。
人の子でも、幸せホルモン、オキシトシンは出るようです。