「お子さんは?」にきりかえす。 | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

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ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

先週の木曜日から土曜日まで、京都で、糖尿病の学会がありました。

そして、土曜日の夕方から、日曜日の昼まで、京都のお寺の宿坊で、糖尿病関連のドクター、ナース、栄養士さん、1人普通の患者さんもいたな。。。等々が、集まって、合宿をしたんですね。

夜の勉強会のあと、1つの部屋に20人ぐらいが集まって、飲み会。

お題は、

「なぜ。エンパワーメントにはまったのか」

1人1人、自己紹介と、上記お題について、語ります。

私も、糖尿病の教育病棟から、合併症の人が入院する眼科病棟に移動になった時に患者さんから、

「わかっているけど、できへんねん」

と、言われた事をきっかけに、エンパワーメントや、心理などについて勉強を始めたと話しました。(15年ぐらい前の話)

すると、1人の先生が、

「Usakoさんは、お子さんは?」

と。

え?

と、思いながら、

「先生、今、それ聞きます?めちゃくちゃ長くなりますよ」

と、答えました。

隣にいた事情を知っている友達も、

「そうですよ、先生、1時間はかかりますよ」

と。私は、続けました。

「結婚9年、なかなか子どもを授からず、妊娠したと思ったら、今年始めに流産。涙なしでは聞けませんよ。なんなら、スライド持ってきましょうか?」

とまで、言いました。冗談ぽくです。

でも、ほんとにスライドはあるんですよ。

20分で今までの事を話せるように作ってあるんです。

先生は糖尿病患者さんへの関わりは得意だけれど、不妊症患者の関わりは苦手な様で、ここには切り込まず、

子育てと、患者教育は同じだという話をそのあとにしていました。

多くの子育て経験者がうなづいて聞いていました。

わたしは、へーそうなんだー。←ケンミンショー的な。

患者さんの心理的な事を話すのが大好きな会なんでね。

私は、本気で、話したかったですよ。

「長期不妊治療により、糖尿病看護への情熱を失いかけている糖尿病オタク看護師の1例」

とかいう題で、私が、どうすればいいのか。

とか言いながら、3日の学会と、2日の合宿で、糖尿病看護への情熱、だいぶ戻りました。

戻るんですけどね。

現実を考えると、あー、やっぱり、今はあまり積極的にしたらあかんわ。になるんですよね。

なので、情熱を失ったから、積極的になれないんじゃなくて、

積極的になれない理由があるから、情熱を失いかけているんだわ。

あのとき先生、地雷踏んだとおもったやろなー。

びっくり
話変わって、

昨日は、他の先生ですが、2人の子どもさんを連れて勉強会会場に現れました。

赤ちゃんだ!

抱きたい!

先生、抱かせて!

と、1才半だという女の子を抱かせてもらいました。

10分間ぐらい、独占しました。

幸せでした。

人の子でも、幸せホルモン、オキシトシンは出るようです。