僕は動物が嫌いだった、、
昔小学校２年くらいの時、友達の家で飼っていた犬にかまれた
３か所もかまれた
たしか、そのワンちゃんは出産直後で気がたっていたと後から聞いた気がする
僕はただ見ていただけだったが
急に襲い掛かってきて
膝やら手をかまれた
もうびっくりして泣いて家まで走って帰ったという記憶がある
別にかまれたとこはたいした傷ではなかったが、ショックが大きすぎた
それから
犬は大嫌いだし
動物全般あまり好きではなくなった
別にテレビとか写真で見る分にはいいのだけれど
実際近くにいると怖いのだ
とてもさわれやしないのである
動物園でよくある触れ合いコーナーとかも嫌だし
花鳥園とかも震えながら行った覚えがある
で
最近ここ２年位の話しで
うちのお母さんが近所にいた野良猫にエサをやり始めた
そしたらなつくようになってうちの周りをうろちょろし始めた
僕は最初
やめなよそんなことと思っていた
うちに居座ってしまうではないかと思っていた
でも
毎日のようにお母さんはエサをあげていたようだ
シロちゃんという名前も付き
次第に家族みんながそのシロちゃんに興味を示すようになった
みんな、シロちゃんと遊んだりしていた
で
僕は
そんなちいさい猫といえど怖かった
でも
興味本位で
ちょっかいだしてみたりしたが
さわれはしなかった
いつだったか思い切ってさわってみようとしたが
ダメだった
ネコパンチされてびっくりした
そんなとき(４ヶ月くらい前)
アニマル＆ヒューマンコミュニケーターのけいこさんのブログを読んだ
べつに動物嫌いを克服しようとして読んだわけではなく
その時、けいこさんのブログをよく読んでいたという経緯だった
そこに書いてあったのは
目の前にいる動物は自分の心をあらわしているということ
詳しくは覚えていないがたしかこんなかんじ
それを見てはっとした
そりゃ、シロちゃんも近づいてこないわと思った
だって僕が怖がっているから
そりゃ、なついてこないよ
ネコパンチもされるわ
その日から少し意識が変わった
シロちゃんに近づくとき
シロちゃんにむかって怖くないよーと言って近づいた
その時の感覚は不思議で
シロちゃんに言ってるようで、自分に言ってるような不思議な感覚
でも
自分のなかに怖いという感覚も残っていることはわかっていた
気づいたからと言って
その恐怖をすぐ取り除けるかと言ったらそんなことはない
そんなのすぐできたら誰も苦労しない
でも
そんなことを何回かやっているうちに
さわらせてくれた
逃げなくなったのだ
ビックリした
まさに自分の心を映し出す鏡だと思った
でもね
ちょっと雑に扱おうものならネコパンチされたりかまれたりする
なるほどね
ほんとによくわかっている
でそれからは
僕もよりシロちゃんに心を開けるようになってきた
大丈夫だよ～怖くないからおいでね～と優しく言ってみたり
そんなこと昔なら到底言えなかった言葉だ
だからシロちゃんに関してはもうほとんど怖くない
むしろとてもかわいい
で
ちょっと前に犬を飼っている家に遊びに行った
それこそちょっと前まで犬なんか大っ嫌いだった
それがたとえ小さい犬でも近くにいるとソワソワしてしまう
そこの家のわんこはとても小さく僕の膝の上に乗れるくらい
その家に着いたとたんワンワンとやってきた
でも不思議と怖くなかった
自然にさわれた
近くにいても気にならない
膝の上に乗られてもぜんぜん大丈夫だ
すごくうれしたっか
もちろん
大きい犬だったらまだ怖いかもしれない
それはわからないけど
とにかく僕の心自体もだいぶ開いているんだなぁ
と思えたからだ
たぶん
ちょうどこのころ僕がプロマスに通っていたというのも大きかったと思う
色々な方面から心を開くということ試されていたのだ
これって人間関係でも同じだよなぁって思うよ
目の前の人を疑っていたら、相手も疑ってくるし
怖がっていたら、攻撃してくるかもしれない
不安になれば、相手も不安になる
逆に
信頼していれば、相手も信頼してくれるだろうし
笑えば、相手も笑顔になる
相手に心を開いてほしかったら、まず自分が心を開くことが大事だ
ということで僕とシロちゃんのお話し終わり(^^♪
またねっ
