帰り道は無く ピアノコンサートを無断で放棄し、逃亡してから、大阪で3日目の朝が来ました。 そして、携帯電話には、一通のメール。 おれの行動を受け、それを、団体を放棄したとみなすという、当然の内容のメールでした。 完全に、退路は絶たれ、もう、前をみるしかありません。
独り立ち こんにちは。 ‘DEEP GREEN’です。 では、日記でも書きます。 まず、ワケあって実家を飛び出してきた所から、おれの日常は始まります。 昨日のことです。実家から失踪し、その日にあったはずの、ピアノコンサートの出演も打ち捨て、おれは大阪の下宿先に帰って来ました。 もちろん、親などからの助けは受けられません。 自給自足の始まりです。 まず、帰ってきてすぐに、アルバイトを探しました。 なんとか二件、カラオケとレストランの求人を探し当てて、電話をかけました。 カラオケの方はすぐ面接に応じてくれましたが、レストランの方は、ずいぶん先の日にちを言われました。 あまり、人を雇う気はないらしいようです。 ならなんで求人なんかしてんだか。 まあ、とにかく今は、カラオケのアルバイトに採用されることに賭けます。 収入がないと、やっていけませんから。 先立つものはなんとやら。 先は厳しくなりそうです。 ちなみに、面接結果の発表は、明日の21時です。