ちょっと山間の温泉地だからなのか、陽が墜ちると、空気が肌寒い。
９月に入ったばかりなのにと、思うのだが、流石に昼間は、汗だくになったことを、すっかり記憶の外に置いてた。
秋の夕陽は釣瓶落としと言うが、一年中地球の回転速度に変化があるはずもないのに、人の腹時計ほど当てにならないものはなかろう。
目を開けてる時の１分と、目を閉じてる時の１分が、かなり違っクリスタル 悪質て感じることでも想像出来る。
近頃、笑福亭鶴瓶が、落語を始めてるのだが、こんなに良いものはないから、明石家さんまにも是非とも薦めようなんて言ってるのだが、自分は、ずーっとタレントとして忙しい時間を割かれて来たから、随分と落語をお座なりにしてたのにと、思わず突っ込んでしまった。
松鶴師匠という抜群な個性に付きながらも、ずーっと落語から遠い仕事をしてきたのに、やっぱり門前の小僧経を読む。
を地で行ったように、面白い落語を展開してくれてる。
パペポテレビが、今までのテレビの中でも指折りに数えたいと思っているのだが、あの番組で、彼の話術が格段の成長をしたのだろうし、上岡竜太郎の意識の幅の広さも、随分と役に立ったのだろう。