先日の火曜日のこと。
この日は息子の通うスイミングスクールの、2ヶ月に1度ある
昇級テストの日であった。
このスクールでは合格すると次の級のワッペンが貰え、生徒はそれを
縫い付けたスイミングキャップをかぶり練習をするのだが、
キャップにワッペンが多いほど上級者ってわけで、これを励みに
テストに挑む子供さん達も多い。
息子はここには年長の頃から通っているが、一つ昇級するのに半年以上
かかることもザラで、15級2回目の今回に、私は全く期待しておらず・・
旦那にいたっては、もし合格なら部屋一杯のおもちゃを買ってやる
と、不合格前提の実現不可能な約束をしていたのだが、
なななななんと・・・・・ 奇跡は起こった
わが息子は、ワッペンをGETしたのだ
いつもならプール上の保護者席で練習や、テストの様子を
見るのだが、この日は車の中でメールしたり、Yahooオークションの
チェックをしているうちに、あっという間に1時間が過ぎ、
テスト風景は見ぬままに終了~
悪いな~と思いながら更衣室に息子を迎えに行くと、「はい、これ」と
ワッペンを渡された。
一瞬、何のことかわからず、「え~~何で?何で??????」
を連発する私。
「誰かのと間違えて持って帰ったんじゃない??」
しかし、合格シートには何度見ても息子の名前が書いてある。
取りあえず事実らしい。
帰りの車の中。
こういう時、うちの息子はなぜか至って冷静である。
そう大騒ぎもせず、しかし「欲しいモノがありすぎて困るんだよね~」
と、頭の中はおもちゃのことでいっぱいのようで、私に色々説明をしてくれた。
「それは、パパが帰ってから話しんさいね」
お~怖っ この件に関しては私は関りたくありません
あとは言いだしっぺの旦那に任せるということで・・・
途中、買い物で寄ったお店に宝くじ売り場があったので、前回購入の年末
ジャンボの引き換えをしたのだが(3千円×1枚、300円×5枚)、
店のお姉さんがお決まりで「1枚200円の、春きらきら宝くじはいかがですか」
と言ってきたが、「いや、いいです~」と一度は断ったものの、今日は何か持ってる(かも)
の息子
ひょっとしてと思い、千円を息子に渡し、5枚購入させた。
・・・・なんて不純な母親だろう
しかし、宝くじというものは本当に限られた強運の持ち主にしか
当たらないものだ。
今回は、このまぐれとしか言いようのない息子の合格に肖るしかない
当たった暁には、ママがお家一杯のおもちゃを買ってあげよう
と、合格はそっちのけで(いや、そんなことはありません)
たった5枚の宝くじに、大いなる期待を寄せる母なのであ~る