こんにちは!
川崎駅西口より徒歩5分の英会話スクールDLSダイアモンドランゲージスクール、スタッフのKenです。
今回は、最近講師と交わした「興味深い話」を一つご紹介したいと思います。
※ ちょっと長くて堅い話ですが、どうぞお付き合いください。
会話のいきさつは以下の通りです。
Ken:先生は日本に住んで長いと聞いていますけど、ご自身の英語に変化を感じたことはありますか?
講師:そうだねえ・・・。大きくは変わっていないけど少しは変化があったかな。
たとえば”prepare”とかね。
この単語、日本人は皆使いたがるんだけど、実際ネイティブはほとんど使わないんだ。でも日本人がよく使っているのを聞くうちに、自分自身も使ってしまったりね。久々に家族や友人と話したときに「なんでそんな単語使うの?」と言われたことがあるよ(笑)
Ken:へー。先生だったらprepareの代わりに何を使うんですか?
講師:get readyやmakeあたりだね。同じprepareでも形容詞preparedなら使うかな。
Ken:動詞のprepareが不自然なんですね。ベーシックな単語の中に、使われていないものもあるなんて驚きです。
講師:そう。それにもう一点、日本に来て気づいたことあるよ。
それは「日本人は知ってる単語が皆同じ」ってこと。
学校や試験で必要な単語が決まっているから、皆同じような単語ばかり使うし、学校で習わない単語は皆知らない。たとえば”hilarious”とかね。アメリカじゃ子供でも知っている単語を、日本では知っている人を一人も見たことないんだ。
Ken:私ももちろん知りません(笑)どういう意味なんですか?
講師:”very funny”と同じさ。コメディーとかの感想によく使われるよ。
Ken:そうなんですね。生きた英語とテキスト英語の違いなんでしょうか。日本は生きた英語と触れ合う場所が、すごく少ないですもんね。
講師:そうだね。日本人の話す英語にはクセがあると感じたよ。他にも・・・<以下略>
いかがでしたか?
日本の英語学習者は、みんな同じような教科書・問題集・単語帳を使っています。そこで学んだ知識で英会話をしようとすると、やっぱり皆同じ単語や表現を使うようになります。
でも実は、その中には「古い英語」であったり「不自然な英語」があったりすることも珍しくないそうです。
「生きた英語」を目指している方は、ぜひ「テキスト英語」のアップデートに挑戦してみてはいかがでしょうか。
以上、講師との小話のご紹介でしたJ
日本人スタッフ
Ken
